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アルゼンチンの税関がパンク!その理由は…

アルゼンチンの税関がパンク!その理由は…

J-WAVE金曜の朝の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「OBAYASHI SHINSEIWA FUDOSAN TOKYO CROSSING」。10月17日のオンエアのテーマは「世界の貯蓄事情」ということで、アルゼンチンの番組通信員に話を聞きました。

実はアルゼンチンは2001年頃、国の財政が破綻に近い状況になってしまい、それから「大変なこと」になっているのだとか。どんなふうに大変なのかを、アルゼンチンはブエノスアイレスの通信員、竹内佐知子さんに話を聞いてみました。

「破綻する前はドルとペソの価値が1:1だったんですが、変動相場制になり、このところどんどんペソの価値が下がってきているんですね。今、通貨のレートは公式のレートと、ブルーレートといういわゆるブラックレートの2つのレートがありまして、物の値段がブルーレートに合わせて上がっていくんです。昨日100ペソだった物が今日は200ペソになっていたりと、本当に貯蓄どころじゃないという感じなんですよね」(竹内さん)

それは何とも大変な状況! しかし、それに合わせて給料も2倍3倍になるかというと、もちろんそうではないとのこと。「そうなると、みなさん物が買えなくなっちゃうんじゃないですか?」とカビラさんから素朴な質問が。

「みんなどこからお金を出しているんだろうと思うんですけど、ペソの価値がどんどん下がっているので、貯めるよりは使った方がいいと、みんなどんどん物に替えていますね。」(竹内さん)

なるほど、貯めてもどんどん価値が下がるだけなら、早め早めに物に替えてしまった方がいい、ということなんでしょうか。さらに、カードの使い方に関してもこんな弊害が出てきたのだとか。

「カードの支払いも、以前は36回の分割払いがあったんですが、今は36回だと、支払っている間にどんどんお金の価値が変わっていっちゃうんですよね。なので、そういうのはなくなっちゃいました。分割は12回程度とかですね」(竹内さん)

なるほど、36回だと2年以上後のことですから、今の調子でいくと一体どんなことになっているか想像がつかないですよね。納得の理由です。

国内での買い物が大変なら、ネットショッピングで海外から取り寄せたら? と考える人もいるかもしれませんが、実は海外からの買い物も、今はこんな状況なのだそう。

「インターネットで海外から買い物する人が増えているんですよ。でもそれを懸念して、海外から買ったものを、税関が通さなくて、私たちの元に国際便小包が届かないんです。とにかく、『国内のものを買いなさい』ということで。国外で買ったものに関しては25%の税金がかかるんですが、それでも国内で買うよりは安いということで、海外のものを買う人が一気に増えてしまって。今、税関が届いた小包でパンクしているんです」(竹内さん)

もはや貯蓄どころではないアルゼンチンの状況に、カビラさんも「竹内さん、どうぞご無事で……!」と祈りをささげていました。国が変わると、ここまで経済状況が変わって来るんですね。驚きと発見のオンエアでした。

【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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