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キャッチコピーにご用心 「生命保険」で気をつけるポイント

キャッチコピーにご用心 「生命保険」で気をつけるポイント

J-WAVE 平日(月~金)夜の番組「JAM THE WORLD」(月曜ナビゲーター:野中英紀)のワンコーナー「BREAKTHROUGH!」。3月3日のオンエアでは、年度末の3月が加入や見直しの時期でもある生命保険にスポットをあてました。

マイホームに次ぐ人生で二番目に高い買い物と言われる生命保険。人々の保険の選び方は正しいのでしょうか。『生命保険の嘘』の著者で、一般社団法人バトン「保険相談室」代表理事の後田亨さんにお話を伺いました。

保険のキャッチコピーなどで一見ロジカルに見えるけれど、実はそうではないものも多いとのこと。

「『高まるリスクに備えましょう』などのキャッチフレーズのついたものは非常に怪しいです。中高年以降は入院や介護の必要性が高まるので、医療や介護の保障を手厚くするというのは伝わりやすく、わかりやすいように思えますが、本来リスクが高まると保険という制度には向かなくなるので、実はロジカルじゃない。不安をあおって心になじみますが、当然、保険料も高くついているのです」(後田さん)

また、“契約数No.1”などのうたい文句にも注意が必要なのだとか。「判断が難しいので、そのような売り言葉を見て短絡的な判断をしてしまうケースがありますが、その理由は営業やコマーシャルがうまいだけかもしれません。中には1万円(の費用)で5000円(の保証)を準備している図式のものもあると疑ったほうがよいでしょう」と後田さんは説明してくれました。

最後に「保険のシステムは、間違いなく有益で役に立つものなので、消費者のほうも、不安かどうかではなく、ふさわしいかどうかで選ぶべき。そうすると、保険の質やサービスもさらに向上してくるはずです」とのアドバイスもありました。新加入も見直しも、賢いチョイスをしたいですね。

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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