J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。2/10のオンエアでは、東京都知事選を受け、今後の東京のあるべき姿について、評論家の宇野常寛さんに聞きました。
「東京を世界一の街にする。福祉、防災、経済、そして2020年のオリンピック、パラリンピックの成功を着実にやっていきたい」とは、今回の都知事選に当選した舛添要一氏の当選後のコメントですが、未来の東京はどうなっていくのでしょうか。
現在の東京には、“新しい日本人”が生まれていると宇野さん。かつて日本には、父が正社員、母は専業主婦で子どもは2人、東京の西側に家を持ち、ターミナル駅で乗り換えて1時間かけて通勤という“中流家庭”がありました。1970年代には“一億総中流”とまで言われましたが、現在では、価値観やライフスタイルが全く違う、新しいカテゴリーに属する人が増えているというのです。
それは、共働きで仕事はフリーランス、自営、非正規雇用など、大企業などの充実した社会保障の外側にいる人たちのことで、アッパークラスにもロウワークラスにも増加中。また、帰宅後は茶の間でテレビを見るという図もなくなり、スマホで通信したり、パソコンから情報発信をしたりと、各々が接するメディアウィンドウも多様化しているのだといいます。
このように多様化した価値観やニーズを吸い上げていくのが今後の政治課題だと宇野さん。そこで宇野さんが提案するのが、「裏オリンピック」計画です。宇野さん自身もあてはまるそうですが、スポーツに全く興味がない人のためのイベントで、2020年の東京オリンピックの際に大々的に文化祭をやろうというもの。ビジュアル系やゲーム、漫画、アニメなどのいわゆる“クールジャパン”と呼ばれる日本のサブカルチャーを東京に集結し、オリンピックを見にきた国内外の人たちと一緒に盛り上がるというプランなのです。
こんな計画の中に、東京の未来像を知る手がかりがあるのかもしれませんね。
【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
「東京を世界一の街にする。福祉、防災、経済、そして2020年のオリンピック、パラリンピックの成功を着実にやっていきたい」とは、今回の都知事選に当選した舛添要一氏の当選後のコメントですが、未来の東京はどうなっていくのでしょうか。
現在の東京には、“新しい日本人”が生まれていると宇野さん。かつて日本には、父が正社員、母は専業主婦で子どもは2人、東京の西側に家を持ち、ターミナル駅で乗り換えて1時間かけて通勤という“中流家庭”がありました。1970年代には“一億総中流”とまで言われましたが、現在では、価値観やライフスタイルが全く違う、新しいカテゴリーに属する人が増えているというのです。
それは、共働きで仕事はフリーランス、自営、非正規雇用など、大企業などの充実した社会保障の外側にいる人たちのことで、アッパークラスにもロウワークラスにも増加中。また、帰宅後は茶の間でテレビを見るという図もなくなり、スマホで通信したり、パソコンから情報発信をしたりと、各々が接するメディアウィンドウも多様化しているのだといいます。
このように多様化した価値観やニーズを吸い上げていくのが今後の政治課題だと宇野さん。そこで宇野さんが提案するのが、「裏オリンピック」計画です。宇野さん自身もあてはまるそうですが、スポーツに全く興味がない人のためのイベントで、2020年の東京オリンピックの際に大々的に文化祭をやろうというもの。ビジュアル系やゲーム、漫画、アニメなどのいわゆる“クールジャパン”と呼ばれる日本のサブカルチャーを東京に集結し、オリンピックを見にきた国内外の人たちと一緒に盛り上がるというプランなのです。
こんな計画の中に、東京の未来像を知る手がかりがあるのかもしれませんね。
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