キャイ～ン天野くんが「社長にハッタリきかせて」買ったもの

J-WAVE金曜の番組「GOLD RUSH」（ナビゲーター：渡部建）のワンコーナー「SHOKOKAI MEET UP」。1/17のオンエアでは、お笑いコンビ・キャイ～ンの天野ひろゆきさんがゲストに登場。昨年11月に書籍「ウドちゃんでもわかる マネー芸人・天野っちの『アマノミクス』的蓄財術」を出版した天野さんに、普段はなかなか聞きづらいお金の話を聞きました。

芸人仲間である渡部さんによると、天野さんは資産に関して周囲よりも早めに動き出していたのだとか。「不動産買うの、早かったですよね。25歳とかですよね」と天野さんにふる渡部さん。

「その頃、家賃が15万～20万円くらいになってて。家賃20万円って相当だなって思って、『もしかしたら買えるんじゃねえか』と思ったんです。よく『月9万円でマンション買えます』とかのチラシが入ってたりするじゃないですか。それで調べたりして、軽い気持ちで見に行ったりしました。ひとり暮らしにはちょっと広いかな、くらいのところを。それを社長に協力してもらって、ローンを組んで買ったんです。まだ、これからずっと売れていくかも分からない状態だったんですが、社長にもハッタリきかせて（笑）」（天野さん）

そうしてローンを組んで購入した不動産に関して、「で、払い終わったのはいつ？」と渡部さんからはさらに突っ込んだ質問が。

「30歳くらいまでにはもう終わったんじゃないかな。それから32～33歳の時に2件目の物件を買うことにしました。バブルもはじけた後で狙い目だったというのもあって。ウドちゃんは『そんな足かせになるようなことはできない』と言ってたけど、買っちゃったらやらざるを得ないかな、と」（天野さん）

なかなか思い切った財テクを見せる天野さん。しかしそんな一方で、株の方は色んな意味で勉強になったようです。

「株の方は、ある程度預金があるとそんな話を銀行からチラッとされるようになるんですよ。ここの銀行2階あったの？　あれ、お茶とか出てくるよ、みたいな（笑）」（天野さん）

その後、銀行から証券会社を紹介されて株を始めることになった天野さん。しかし、それがまさかのタイミングで……

「ちょうどその時、百年に一度と言われるリーマンショックがあって。百年に一度なら、その後は上がるしかないじゃない。じゃあもうここからゼロだからいこうと。落ちるところまで落ちてるから、と思って買ったら百年に一度が毎年来るの（笑）。ギリシャショック、ユーロ危機、今までなかったことがボンボン来るの（笑）。まあそのあとは一切（株に関するものは）見てないよね。携帯持っていないみたいな感覚よ（笑）」（天野さん）

しかし、そんな株をきっかけに様々な気づきがあったと言います。

「でも株をやってから、世の中の事ってつながってるんだっていうのが分かるのが、面白かったんですよ。ギリシャショックとかあっても、まあそれまでなら膝をポンポンするくらいじゃないですか。それが（株を始めたら）心臓わしづかみですよ（笑）。ギリシャ何してんだよと（笑）。ギリシャがちゃんとしないとユーロが破綻するとか、そういうニュースがビシバシ入ってくるんだよね。世の中にものすごく敏感になる」（天野さん）

今では「きれいごとじゃなくて、儲けるとかよりも世の中のことが分かるのが面白くて続けている」という天野さん。確かに自分のお金がかかってくると、世界のニュースにも敏感になれそうですね。

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