5分で完了「オンライン会議のメイク術」 簡単にきちんと見せるポイントをプロが解説

リモートワークを導入したり、対面での会議を減らしたりする企業が増加した今、オンラインでビデオ会議をする機会が増えているのでは。手間をかけずにきちんと見せる、「5分でできるビデオ会議用メイク術」を、ヘア＆メイクアップアーティスト・長井かおりが解説した。

長井が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GOLD RUSH』（ナビゲーター：渡部 建）のワンコーナー「Woman.CHINTAI GIRL’S INFO COUNTER」。オンエアは5月22日（金）。


■細かい部分は省いてOK！ メリハリが大事

ビデオ会議は画面がぼやけているため、細かいところまでは見えない。「ミニマムで簡単なメイクでいいと思います」と長井は話す。重要なのは、普段よりもメリハリをつけることと、顔色が悪く見えないようにすることだ。

長井：見えないからこそメリハリが大切です。少し濃い目だったり、長く線を引いたり、そういった大胆さが必要。あと、ビデオ会議ではけっこう血色の悪い方が多いです。
渡部：部屋の中だと明かりがあまりないですもんね。
長井：そうですね。ちょっと元気がないように見えるんです。肌つや、目の明るさ、顔色のよさが出るメイクが重要です。
渡部：簡単にできるなら最高ですよね。
長井：そうですね。5分ぐらいでできるメイクをご紹介します。


■時短できれいに見せる「3ステップ」メイク術

画面越しでは、小さなシミや毛穴は見えない。ベースメイクは、目の下のあたりにファンデーションを塗るだけでOKだ。

長井：目の下のクマのあたりから頬骨のあたり一帯を「美肌ゾーン」と呼んでいます。ファンデーションはここ以外には塗らなくてもいいと思います。そこに塗るだけでレフ板のような効果になり、肌がきれいに見えるからです。

次にアイメイク。ウェブカメラを通すと目元に影が入り、彫りが深く見える。その特性を活かすためには、アイシャドウよりアイラインが大事だ。

長井：アイシャドウは入れず、アイライナーだけを目じりに長めに引くことで、簡単に目力が出せます。眉毛を書く場合も、通常より長めにインパクトのある眉毛にしたほうが、ハツラツとした印象を与えることができます。ウェブカメラ越しだとまつげは見えにくいので、マスカラは省いてしまっていいと思います。

最後にプラスしたいのは血色。チークと口紅を濃いめにしよう。

長井：肉眼で見ると「少し濃いかな」というぐらいが、ビデオ会議だとちょうどいいバランスになります。チークと口紅、どちらか片方でもかまいません。メイクをしていくうちにちょうどいい濃さがわかってくると思います。

丁寧に肌を作り込み、アイシャドウをぼかすようなナチュラルメイクよりも、メリハリをつけたほうが画面映えするようだ。もっと簡単に済ませたい人は、眼鏡に頼ってみよう。

長井：眼鏡をかけると、それだけで目元の印象が生まれます。あとはリップやチークだけでOKです。


■明るい色の服や小物でも顔映りアップ

服装や小物でも、明るく華やかに見せることができる。

長井：職業にもよりますが、顔映りのよい明るい色の洋服がおすすめです。また、大きかったり色がついたりしている、少しインパクトのあるピアスを付けていると、メイクが薄くても華やかに見えます。

オンライン飲み会でも使えるメイクとファッションのポイント、ぜひ取り入れてみては。

『GOLD RUSH』のワンコーナー「Woman.CHINTAI GIRL'S INFO COUNTER」では、女性に役立つ、使える情報をチェック。放送は毎週金曜日の18時10分ごろから。

【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年5月29日28時59分まで）
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【番組情報】
番組名：『GOLD RUSH』
放送日時：毎週金曜 16時30分－20時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/