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お気に入りの本を5分でプレゼン「ビブリオバトル」

お気に入りの本を5分でプレゼン「ビブリオバトル」

J-WAVE日曜の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「LISTEN FIRST!」。1/12のオンエアでは、ビブリオバトル普及委員会理事「Tokyo Biblio」代表の稲川綾乃さんがゲストに登場しました。

日本全国に広がっている書評の大会「ビブリオバトル」。一体どのようなことをするのでしょうか。稲川さんに聞いてみました。

「ビブリオバトルは書評のゲームで、みんなでお気に入りの本を持ち寄り、1人5分間で本の紹介と2~3分間の質問タイムを順番に行っていきます。みんなの発表が終わったあとに『どの本が一番読みたくなったか?』という基準で、その場にいる全員が1人1票ずつ投票して、一番多く票が集まった本が“チャンプ本”になるというゲームなんです」(稲川さん)

5分のプレゼンというと長い気もしますが、本の概要やあらすじで3分くらいは話せるそうで、残りの2分くらいで自分の感想や本との出会いを話すのだとか。紹介する本は小説だけではなく、実用書、漫画、写真集、料理のレシピ本、絵本など多種多様。中にはテーマを決めて行うビブリオバトルもあるそうです。

そんなビブリオバトルに出場したい、という方のためにチャンプ本を目指す必勝法も聞いてみました。

「チャンプ本というのは、その場の投票で決められるので必勝法は特にないんですよね。でも、その場に集まる人たちのことを考えて、本当におすすめしたい本を誠実に紹介することが大切なのかもしれません」(稲川さん)

稲川さんがカフェで開催するというビブリオバトルは、お酒を飲みながらワイワイガヤガヤと楽しい雰囲気の中でゲームが進められるそう。参加者同士が仲良くなって、友だちになったり、中には結婚したカップルもいるのだとか。本好きには必見のイベントですね。

【関連サイト】
「WONDER VISION」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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