J-WAVE土曜の番組「ATELIER NOVA」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「Audi quattro PLEASURE MOTIF」。1/11のオンエアでは、ゲストに水嶋ヒロさんが登場。主演と共同プロデューサーを務めた映画「黒執事」について語りました。
この映画で、性格以外は完璧という執事・セバスチャン役を演じている水嶋さん。役の話をもらったときは少しびっくりしたと言います。
「正直、お話を頂いたときに役名を聞いてセバスチャンって、と思いました。日本人じゃないんだと。最初は完全に腰が引けていましたね。(ドラマに続いて)また執事かよ、というのもありましたし(笑)。マンガのお話も知らなかったので、最初はお断りする前提で伺っていたんです」(水嶋さん)
そんな水嶋さんがこの映画を引き受けることになったのは、プロデューサーからある提案があったからだそうです。
「何度もプロデューサーからオファーをいただいて、そのたびに断っていたんですが、ある時『一緒になって映画を作っていかないか』という話をいただいて。作り手として一緒に参加しないか、というお話で、僕はそれにはすごく興味があったので、ぜひやりたいと返事をしました」(水嶋さん)
これをきっかけに、共同プロデューサーとして、また主役として、この映画に関わることになった水嶋さん。気になるのが映画の内容ですが、実際に映画を観たクリスさんは、感想を次のように話します。
「実際に観ると、アクション映画を観たような気分になりました。また、アクションと少し違うかもしれないんですが、身のこなしや体の動きがすごく綺麗なものを観た、という印象でした」(クリスさん)
実はこれ、水嶋さんがこだわったポイントでもあるのだとか。
「アクションはエンタメ性を高めるためには必要なファクターだったんです。ただ、アクションは追及すると、どうしても男性が楽しむようなものになる。でも今回は女性や子どもでも楽しめるもの、女性が楽しめるアクションはどういうものなんだろう、と追及していったら、この形になったんです。残虐性の中に上品さ、身のこなしに優雅さが感じられると目を覆ってしまう描写であっても見たいという方が強くなるんですよね」(水嶋さん)
また、今回「悪魔で執事」という変わった役に挑んだ水嶋さん。役作りにもかなり苦労したようです。
「今回、役作りに半年間あてられたんですが、半年でも足りないくらい難しい役でした。悪魔としての存在感を出すためにはどうしたらいいかと考えた時、自分の中で『少しでも病的な雰囲気を出していければ、悪魔の約にはプラスに働くんじゃないか』と思ったんです。それで、50キロ台に落として現場に臨もうと。半年くらいの期間で落としたんですが、もともと太っているわけではないので、ここから落とすのは地道な作業でしたね」(水嶋さん)
プロデューサーとして、役者として、試行錯誤を重ねて取り組んだという今回の作品。どのように仕上がったのか楽しみですね。
【関連サイト】
「ATELIER NOVA」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/atelier/index.html
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