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材料も、人も、利益も4分の3?「4bunno3 BAG」とは

材料も、人も、利益も4分の3?「4bunno3 BAG」とは

J-WAVE金曜の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「MACROMILL THE HIDDEN STORY」。1/10のオンエアでは、「4bunno3 BAG(よんぶんのさんバッグ)」を販売している4bunno3.com 代表メッセンジャー、北村尚弘さんが登場しました。

北村さんが販売している4bunno3 BAGは、一見すると白地のオシャレなメッセンジャーバッグ。しかし、バッグの名前の「4bunno3」にはさまざまな意味があると言います。

「1つ目が、廃材を使っていますよということ。廃材を利用するというと、『全部廃材じゃなきゃダメだ』と考える方もいらっしゃると思うんですけど、僕は『そこで頑張りすぎなくても、一部でも使っていれば素晴らしいことだな』と思っていて。でも、できるだけコンセプトである4分の3に近づけたいということで、シートベルトとか、廃棄にされていた商業幕の切れ端を使っています」

2つ目の「4bunno3」は、製作する人に関することだそうです。

「2つ目は全行程の4分の3を、障がいのある方が担当してくださっていること。これも実は全行程を障がいのある方がするとなると、ここまでの精度のものは作れないというのが実態です。最終工程は、施設のスタッフの方が担当してくださっています」

そして最後は、収益に関する「4bunno3」。

「そしてもうひとつ。バッグを6,800円で販売させていただいて、最終、僕のところに残るのが800円なんですけど、その4分の3しか受け取りません、と。 残りの4分の1は寄付させてください、という取り組みをしています。今現在は、児童養護施設の学生さんが大学進学するためのプログラム『カナエール』に寄付させてもらっています」

こうした独自の「4bunno3」の取り組みに加えて、北村さんが行っているのが、「スペシャルメッセンジャー」との交流。

スペシャルメッセンジャーとは、北村さんが「カッコイイと思う活動」をしている人々のことで、4bunno3.comのサイトで紹介しています。スペシャルメッセンジャーは、子どもの夢を応援する活動をしている人や、働く女性を支援している人など、さまざまな活動をしています。バッグを購入する際、サイト上でそうしたスペシャルメッセンジャーに応援コメントを書くと、4bunno3.comが送料を一部負担してくれるのだそう。さらに、バッグを購入した方から、スペシャルメッセンジャーに応援コメントが届いた場合、そのスペシャルメッセンジャーにも1,000円が贈られる仕組みとなっています。この取組について、北村さんは次のように説明します。

「その1,000円を(スペシャルメッセンジャーの方に)お支払いするというと、ほとんどの方が『受け取れない、それは北村の活動に使ってくれ』とおっしゃるんですけども、僕は断固としてそれを断るんですね。僕が使うと、先ほど申し上げたカナエールというところに入れるほかに思いつかない。だけど、世の中には『もっとお金があると良いな』という場所はあると思うんですね。それを僕が探して審査して払うというのは、面倒くさいし、やめたいなと。きっと、あなたであれば、お金の一番良い使い方を知ってるでしょ、と。 もし、どこかに寄付したいと思うんだったら、僕の代わりに考えて、その人たちを応援してくださいと思うんです」

自身の活動を通じて、ほかの人々の活動も支援する。新しい取り組みを行う4bunno3.com。ぜひ一度サイトをのぞいてみてはどうでしょうか。

【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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