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女性の間で話題「あえて可愛く見せない方法」その真意は?

J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。8/6のオンエアでは世の若い女性の間で話題になっているという「マイナスセルフブランディング」がトピックスに。

「マイナスセルフブランディング」とは、自分をあえて可愛くみせない、学歴を隠すなど、自分の価値を少し下げて演出すること。男性からすると一見「?」と思ってしまうこの方法について、「ちょいブスの時代」の著者で、現代の女性事情に詳しい作家・常見陽介さんに聞きました。

「ちゃんと自分の手が届く感を演出しなきゃいけないというのと、目立ちすぎるのを避けたいという気持ちが表れているんじゃないかなと思います。あまり美しすぎるとか賢すぎると手が届かないという感じがするんですよね。例えば街コンに行く人が、東大卒なのに隠したりとか。女性誌でも、あまり可愛く見せないためのオシャレの特集なんかも出てきていますね」(常見さん)

このマイナスブランディング、恋愛の戦法としても「親しみやすさ」や「付き合いやすさ」を演出することができるのだとか。もちろん、感じ方は人それぞれですが・・・。こうした女性の新しい自己演出法、今後どなっていくのでしょうか。

「単に『見られる』だけの美しさというのが評価されない時代なっているんじゃないでしょうか。実際に言動を見られたりだとか、見た目が可愛いというより『愛される』ということとかが求められたりしているんじゃないかと思います。ここ数年、極端に背伸びする時代が続いていたので、むしろ僕はいいことなんじゃないかと思うんですよね。マイナスといいつつ、背伸びをやめるだけでも十分マイナスになるんじゃないですかね」(常見さん)

これに別所さん「等身大がいいっていうことですかねぇ」と納得した様子。「マイナス」というとどこかネガティブな響きにも感じてしまいますが、これからは見た目の美しさだけでなく、自分らしさが評価される時代がやってきた、ということなのかもしれません。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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