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富士山の「世界文化遺産」登録 1400回富士山に登った達人が語る

J-WAVE夜の番組「JAM THE WORLD」(ナビゲーター:田原総一朗)のワンコーナー「CASE FILE」。6/12のオンエアでは、「富士山」をテーマに、富士山に1400回以上登っている登山家の實川欣伸さんに話を伺いました。

實川さんは1985年に初めて富士山に登頂して以来、回数を重ね、2010年には1000回を達成している“富士山の達人”。今も年間に200回以上登頂し、記録を伸ばし続けています。そんな實川さんも、最初は家族5人で「1度だけ」というような富士登山だったそうです。その後も、勤めていた会社の中国人研修生たちを連れてたびたび富士山へ行ったそう。そのうち夏になると自然に富士山へ向かうようになり、記録に挑戦していったといいます。

富士山は、今月のユネスコの世界遺産委員会で文化遺産に登録されることがほぼ決定しています。このことについて實川さんは「日本人があこがれる山、世界中の人が知っている富士山が世界遺産として認められることは本当に嬉しいです」と喜びながらも、心配なことがあるようです。

「個人的には入山料などの問題がありますし、年間200回以上登る者としてはどう対処したらいいのか、そんな不安もありますね。初めて登る人も観光で来る人も、美しい富士山を維持するためにゴミを捨てないとか、マナーを守ってほしいですね。観光や登山をPRする雑誌などが、いかにマナーを詳しく普及させるかも大切だと思います。以前富士山が汚いと騒がれたほどではありませんが、多少のゴミはあります」(實川さん)。

世界遺産に登録されれば、日本国内だけでなく世界中から富士山を訪れる人が増えるのは確実。ゴミ問題も含め環境保全活動が「世界遺産の富士山」を守るために大切ですね。

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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