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一日バーテンダーに会える、清澄白河の「しごとバー」

一日バーテンダーに会える、清澄白河の「しごとバー」

J-WAVE土曜12時からの番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MITSUI FUDOSAN COME ACROSS TOKYO」。5月7日のオンエアでは、さまざまな生き方、働き方に出会う「しごとバー」に注目しました。

「しごとバー」は清澄白河の駅から徒歩2分。目の前は銭湯、隣は中華料理店という、下町の不雰囲気が漂う場所にあります。「しごとバー」とは、一体どんなバーなのでしょうか。「しごとバー」を運営する、株式会社シゴトヒトの ナカムラケンタさんにうかがいました。

「色々な生き方や働き方の人がふらりとやってきて“一日バーテンダー”をする場所です。“一日警察署長”みたいな感じで、本当にバーテンダーをやるわけではありませんが、その人が一日いて、話を聞くだけではなく、お酒を酌み交わしながら色々なことが話せる場所です」(ナカムラさん、以下同)

実は、番組の取材を行った日は「SEASONS」の女性スタッフ2名が“一日バーテンダー”となり「ラジオ番組つくらナイト」を開催しました。ナカムラさんへの取材の様子をお客さんにお見せして、なんでも話せる楽しい空間となったそうです。

ちなみにこの「しごとバー」、以前は虎ノ門にありました。お店の場所が変わったことで、地元との関わり方も少し変化したそうです。

「近所の花屋さんと観葉植物の話をしたり、酒屋さんとお酒の話をしたり、目の前が銭湯なので、(銭湯の)お客さんがそのままビールを飲みに来たりと、オフィス街の虎ノ門にお店があった頃に比べるとアットホームな感じです」

清澄白河は、人と人との温もりや、つながりが残っている街ということなのかもしれません。ナカムラさんが「しごとバー」を始めた理由も人とのつながりだったそうです。

「もともと、建築を勉強してたんですけど、デザイン以外の勉強もしたくて不動産の会社に入って働いてたんです。でも、モヤモヤしていることがあって、バーに週に6日通うようになりまして。でも、なぜこんなに通うんだろうと考えたら、食事やお酒の美味しさや居心地の良さもあるけど、それが一番ではなく、やはりバーテンダーや常連さんに会いに行くのが一番の目的だなと思って。バーには出会いがあるし、僕が独立しようと思ったきっかけがバーだったので、自分でもその空間を再現しようと思って始めました」

全国からふらりと訪れる人も多いとか。お客さん同士の情報交換の場にもなっているそうで、みなさんも覗いてみては?

【関連サイト】
「SEASONS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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