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元ゴールドマン・サックス 田中 渓、念願のJ-WAVEナビゲーターに! 「ボロボロな部分も見せたい」

元ゴールドマン・サックス 田中 渓、念願のJ-WAVEナビゲーターに! 「ボロボロな部分も見せたい」

投資家の田中 渓が、J-WAVEへの愛や知られざる一面について語った。

この内容をお届けしたのは、4月3日(金)放送のJ-WAVE『VALTURE RADIO』(ナビゲーター:田中 渓)。合理化や最適化が当たり前になった今、あえて「手触り」から考えるラジオプログラムだ。効率だけでは測れない、人間の価値を見つめ直していく。

この日の放送は4月10日(金)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

番組名の「VALTURE」に込めた思い

新番組『VALTURE RADIO』の初回放送では、ナビゲーター・田中 渓のキャリアと知られざる一面に迫った。

田中は1982年生まれ、横浜出身。2007年、53回の面接を経てゴールドマン・サックスに新卒入社。株式や為替、債券などの金融商品を扱うほか、M&Aや資金調達、IPO支援にも携わってきた。主に自己資金による投資業務を担い、未上場企業や不動産、不良債権など幅広い領域に投資。17年のキャリアを経て、日本の投資部門の共同責任者に就任し、その後、退職。現在も投資業を本業として活動している。

田中:本業は投資家・経営者で、金融のど真ん中にいる人間です。合理的に判断し、スピード感を持って仕事を進めることが求められますが、実はかなりカルチャー寄りの人間でもあります。そんな“B面”も伝えながら、リスナーのみなさんと一緒に番組を作っていけたらと思っています。

番組名の「VALTURE」は、「Value(価値)」と「Culture(文化)」を掛け合わせたものだが、もうひとつの意味も含まれていると田中は明かす。

田中:英語の「Vulture」は「ハゲタカ」を意味し、外資系投資銀行などを揶揄する際にも使われる言葉です。かつてハゲタカと呼ばれる世界に身を置いていた自分が、物事の本質に迫り、その視点を「Value」と「Culture」で表現したい。そんな考えから、この名前を付けました。

田中は投資家として活躍するかたわら、ラジオパーソナリティとアスリートというふたつの軸でも活動している。

田中:念願のJ-WAVEナビゲーターとしてデビューしましたが、1年ほど他局で修行を積んでここに来ています。そのほか、YouTubeやPodcastなどで発信もしています。そして、自分の特徴として「異常な早起き」がありまして、毎朝3時45分に起きています。そこからランニング25キロ、自転車70キロ、水泳9,000メートルのうち、ひとつを必ず行い、約2時間半運動します。6時半から1日がスタートする生活を、6〜7年続けています。マラソンやトライアスロンにも取り組んでいて、アフリカの砂漠を257キロ走るレースや、アイアンマン(3.8キロのスイム、180キロのバイク、フルマラソン)にも出場し、世界大会にノミネートされるレベルまでやってきました。

「ちゃんとしていない」意外な一面も出していく

田中は、自身の経歴はこれまでいろいろなメディアで話してきたことであり、本番組では普段の活動というA面とは異なる、裏側のB面を紹介していきたいと語る。そこで、番組スタッフからのさまざまな質問に答えていった。ここでは、「世間が思っている田中 渓と、実際の自分のズレについて教えてください」という質問に答えたパートを紹介する。

田中:これはもうシンプルに、ちゃんとしてないです。ランナーなので左右が決まっている靴下を履いたりするんですけど、ほとんど毎日間違えて逆に履いていて。なんなら、裏表も逆になっていたりします。そもそも、脱ぐときに表にしていないから、洗濯されたものが裏側の状態でそのまま履いて、それをもう1回洗濯すると表に戻るじゃないですか。それでいいやって思っています。

また、「男子校ノリが抜けていない」という点についても語る。

田中:みんなで出かけたり、旅行に行ったりしたときに、触ったら危ないとか、登っちゃいけないみたいなものがあると絶対にやったりしてしまう人です。すぐに高いところに登って飛んでみたり、みんなに「やめろよ」って言われながらやってしまう人で。金融の世界にいてリスク管理をきっちりやっている人だから「そういうことはしないでしょ」と言われがちですが、どうしてもやってしまうタイプです。

さらに、忘れものやなくしものが多いという。

田中:とにかく、ものをなくします。財布もスマートフォンもカバンも。カバンごと忘れるとかはよくあります。スマートフォンにSIMカードが入っていたころは、なぜかSIMカードをなくすこととかもあって。今はスマートウォッチが身体の一部みたいになっていて全然外さなくなりましたけど、普通の時計をしていたころはごはんを食べるときとかに外してそのまま忘れて出てしまったりとか、国内外で散々やってきました。でも、ものすごい運がいいんです。なくしても、たいがい出てくるんですよ。記憶の限りは出てこなかったことがないので、ものすごくラッキーなんだと思います。

田中は、これまでリスナーやSNSのフォロワーから「強者のビジネスパーソン」として見られ、やや偶像化されすぎていると感じており、そのイメージに窮屈さを覚えていると説明する。

田中:そんな感じじゃないですよ、というところや、もっとボロボロな部分も見せていきたいです。むしろ「ちょっとがっかりしました」と言われるくらいのほうが、僕としてはうれしいなと思っています。この番組で見せていくB面の僕も田中 渓の一部なので、よろしくお願いします!

J-WAVEが日々の暮らしに寄り添ってくれた

大のJ-WAVE好きである田中は、念願が叶って番組ナビゲーターを担当することになった。これまでも『ACROSS THE SKY』『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』などのゲストに加え、大型特番を担当するなど出演経験を持つ。

田中:ここからは、僕のJ-WAVE愛や思いについてお話ししたいと思います。まず「初めて聴いたのはいつごろか」という質問ですが、はっきりとは覚えていないものの、おそらく12歳くらいだったと思います。中学時代、通っていた学校は自宅から最寄り駅まで歩ける距離ではなく、車で送ってもらっていました。その車内でずっとJ-WAVEを聴いていたのが、最初の出会いです。その後、10代の思春期には一時的にAMラジオを聴くようになり、少し離れていました。

田中は会社員になって以降、20代から30代にかけては激務の日々が続き、深夜まで働くことも少なくなかったそう。上司が帰ったあとは、スピーカーでJ-WAVEを流しながら仕事をしていたという。

田中:また、朝はかなり早く起きるタイプなので、ひとりでランニングをするときの相棒としてもラジオを聴いていました。どの時間に流しても必ず放送されているので、そうした時間にJ-WAVEが寄り添ってくれていた感覚があります。聴いてきた番組については、開局当初から続く『TOKIO HOT 100』はもちろん、坂本龍一さんの『RADIO SAKAMOTO』も印象に残っています。ほかにも、深夜番組の『TOKYO M.A.A.D SPIN』では音楽や漫画、ゲーム、アートなど幅広いカルチャーについて深く語られていて、よく聴いていました。

田中は「思い出に残っているJ-WAVE番組」として、『Hip Hop Journey -Da Cypher』を挙げる。DJ MUROが、1990年代後半から2000年ごろにかけて担当していた番組だ。

田中:日本のヒップホップやストリートカルチャーを扱う番組で、ZeebraさんやRHYMESTERさん、そしてDJ界の神とも言われるDJ MUROさんが出演していました。当時のクラブシーンとラジオをつないでくれる番組だったんですよね。とにかく現場感が圧倒的で、クラブで流れている曲がそのままオンエアされるんですよ。しかも、レコードでしか出回っていないバージョンや、なかなか表には出てこない楽曲もかかるので、クラブの“生”の空気を感じられるのが魅力でした。

当時は、まだインターネットで音楽を手軽に入手できる時代ではなかったため、『Hip Hop Journey -Da Cypher』が新譜情報に加え、「ここに行けばいい音楽に出会える」といったイベント情報やファッションなど、カルチャー全体を教えてくれる存在だったと田中は振り返る。

田中:僕自身も大学時代にDJをやっていたので、この番組からたくさんのブラックミュージックに触れて、いろんなことを学びました。そういう意味でも、とても思い出深い番組ですね。

キロ単位で買うほど、きのこが好き

番組後半では、「田中 渓がこれまで話したことなさそうな話」という質問コーナーを実施。ボックスに入っている質問に答えていく企画で、田中の少年時代から変わらない“大好物”が明かされるエピソードが披露された。

田中:ここからは、質問ボックスに答えていきます。「1日だけ誰かになれるなら誰になって、どんなことをしたい?」……難しいですね。これは、僕は完全に少年ジャンプ世代で『ドラゴンボール』で育ってきているんですよ。やっぱり悟空に憧れているので、一度なってみたいです。ちゃんと空を飛んでみたいし、惑星を破壊するくらいのエネルギーでかめはめ波を撃ってみたいし、瞬間移動で宇宙の知らない星に行ってみたいです。これはたぶん、僕の世代の男子ならみんな思っていることだと思います。

ほかにも田中は、ライブでパフォーマンスを披露し、ステージに立てる存在に憧れがあると語る。目指すのは、歌唱力に優れたアーティストであり、その理想像としてブルーノ・マーズを挙げる。

田中:『フィネス』という曲がすごく好きで。ブルーノ・マーズが日本に来るたびに必ず観に行きます。1回来日すると3日くらい公演するじゃないですか。そのうち2日行ったりもするので、もう5回くらいは観に行っていますね。彼は歌えるだけじゃなくて、ドラムも叩くし、ピアノも弾くし、ギターも弾ける。本当に何でもできるんですよね。もしブルーノ・マーズになれるなら、ラスベガスのステージとかで歌ってみたいですね。

ブルーノ・マーズ『フィネス』Official Audio

さらに、「味噌汁の具をふたつ選ぶなら?」という質問に田中は、「なめこ」と「わかめ」と答える。

田中:すごく記憶に残っている話があって。小学校に上がる前くらいだったと思うんですけど、友だちのお母さんにスーパーに連れて行ってもらったことがあったんですね。そのとき「好きなもの何でも買っていいよ」って言ってくれたんですよ。友だちはお菓子を持ってきていたと思うんですけど、僕はなぜか、袋に入った真空パックのなめこを持っていったんですよね(笑)。それくらいなめこが好きだったみたいで、たぶん今も変わらないです。僕、きのこが大好きで、きのこ類なら何でも食べます。ご存じの方もいるかもしれませんが、北海道に「きのこ王国」っていう道の駅みたいな場所があって、そういうところに行くとキロ単位で買ったりするくらいなんですよ。それくらい、きのこが大好きです。

初回放送を終え、田中は「僕のB面を伝えることができました。本業はお金の人なので、真面目な話も取り入れていけたらなと思っております」と感想を語った。

J-WAVE『VALTURE RADIO』では、効率だけでは測れない、人間の価値を見つめ直していく。放送は毎週金曜の5時から。

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2026年4月10日28時59分まで

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番組情報
VALTURE RADIO
毎週金曜
5:00-6:00