俳優の染谷俊之が、お気に入りの場所や曲について語った。
染谷が登場したのは、3月16日(土)にJ-WAVEで放送された番組『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)のワンコーナー「MON CAFÉ FAV STYLE」。
活動15年を迎えた染谷は『染谷俊之 15周年メモリアル写真集 dimension』(KADOKAWA)を3月14日に発売。まずはこの写真集について語った。
染谷:写真集で喜怒哀楽を表現しました。役者として喜怒哀楽を表現することが多いので。大きな風船で喜びを表現するカットがあったり、赤い糸を垂らしてちょっとワイルドな格好で怒りを表現したり、すごくアーティスティックな作品になったなと思います。この『dimension』というタイトルは、いくつか候補がありまして、僕が一番ピンときたのがこの『dimension』でした。「次元」という意味があり、俳優としていろいろな面を見せていくことが多いので、15周年の集大成ということで『dimension』というタイトルにしました。お気に入りのカットは怒りを表現した、上から赤い糸を垂らしているもので、黒いワイルドな服を着ていて評判がよくて。普段の自分からはあまり想像がつかない表情を見せられているのではないかなと思っています。
コメントを受けた甲斐は「私も写真集を見させていただきました」と感想を語る。
甲斐:とにかくいろいろな表情の染谷さんが見られます。セットはテーマごとにはっきりと、衣装やヘアメイクもガラリと変わるので、表現力のある表情と合わせてそういう部分にも注目してみなさんにも見ていただきたいです。私が特に気になったシーンは、割れたガラスのコップとそこからこぼれた水と撮影されたものです。ほかの写真に比べるとけっこうミニマルですが、写真の質感や空気感、繊細な優しい表情がすごく印象的で素敵でした。今回3冊目となるこの写真集ですが、15年前は仕事もなくてオーディションも落ち続ける毎日、今その頃の自分に会ったら「写真集を3冊も出すことができるんだぞ。そのまま頑張れ!」と言ってあげたいそうです。この写真集には、そんな自身の15年を振り返ってのインタビューも収められています。
染谷:僕が小学校時代に過ごした神奈川県横浜市金沢区並木という場所です。観光名所的なものがあるわけではないんですけれど、埋め立て地で、すごく街並みがきれいなんです。統一された団地群で、電信柱がなくて、全部地下に埋めているので景観がすごくきれいなんですよ。僕は小学校時代をそこで過ごしていて、中学校のときに東京へ家族ごと引っ越してきちゃったので、小学校までしか過ごしていません。当たり前だった団地群に今の僕が大人になって戻ると、団地がすごく小さく見えて、夕焼けに照らされた団地のノスタルジックな感じとか、とても素敵な場所だったんだなと思い返されます。時間と心に余裕があるときに車で帰って「明日からまた頑張ろう」という気持ちになれる、そんな街がお気に入りの場所です。
甲斐は「初心に戻れる場所なんですね。子どものときの思い出って少し忘れていたとしても、その場所に行くとけっこう色濃く残っていたり、思い出したりしますよね」と共感する。
甲斐:2、3年に1度くらい並木の街に1人で行き、小さい頃に遊んでいた公園や団地がだんだんと古くなっている様子を見ることで、時代の流れを感じながら今を大事にと頑張る活力にされているそうです。変わらない何かが残っているというだけでも安心感を覚えますよね。
染谷:レミオロメンさんの『3月9日』です。すごくゆったりとした曲調から始まるんですけれども、サビはちょっと激しくなったりして。3月は卒業シーズンなどで環境が変わられる方もけっこう多いと思います。いろいろと不安定なことが起きて感情をかき乱されるというか。『3月9日』はAメロ、Bメロがすごくゆったりとしていて、歌詞がグッと刺さって、(このオンエアの時間帯である)土曜日の昼に聴くととてもリラックスできるんじゃないかと思って、この曲を選ばせていただきました。
番組ではレミオロメの『3月9日』をオンエアした。
甲斐は「この時期にしか見られない情景や空気感が歌詞に詰まっていますよね」と話し染谷の選曲に感謝を示した。
『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「MON CAFÉ FAV STYLE」はアーティスト、俳優、モデルなど、さまざまなフィールドで活躍する人に、その人ならではのライフスタイルのお気に入り、そして音楽をきく10分間。放送は毎週土曜日の12時30分ごろから。
染谷が登場したのは、3月16日(土)にJ-WAVEで放送された番組『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)のワンコーナー「MON CAFÉ FAV STYLE」。
喜怒哀楽を表現した写真集
染谷は1987年生まれ、神奈川県出身。これまで映画『ゲネプロ★7』、舞台『刀剣乱舞』、「MANKAI STAGE『A3!』」など、数多くの作品に出演し、声優としても活動している。活動15年を迎えた染谷は『染谷俊之 15周年メモリアル写真集 dimension』(KADOKAWA)を3月14日に発売。まずはこの写真集について語った。
染谷:写真集で喜怒哀楽を表現しました。役者として喜怒哀楽を表現することが多いので。大きな風船で喜びを表現するカットがあったり、赤い糸を垂らしてちょっとワイルドな格好で怒りを表現したり、すごくアーティスティックな作品になったなと思います。この『dimension』というタイトルは、いくつか候補がありまして、僕が一番ピンときたのがこの『dimension』でした。「次元」という意味があり、俳優としていろいろな面を見せていくことが多いので、15周年の集大成ということで『dimension』というタイトルにしました。お気に入りのカットは怒りを表現した、上から赤い糸を垂らしているもので、黒いワイルドな服を着ていて評判がよくて。普段の自分からはあまり想像がつかない表情を見せられているのではないかなと思っています。
甲斐:とにかくいろいろな表情の染谷さんが見られます。セットはテーマごとにはっきりと、衣装やヘアメイクもガラリと変わるので、表現力のある表情と合わせてそういう部分にも注目してみなさんにも見ていただきたいです。私が特に気になったシーンは、割れたガラスのコップとそこからこぼれた水と撮影されたものです。ほかの写真に比べるとけっこうミニマルですが、写真の質感や空気感、繊細な優しい表情がすごく印象的で素敵でした。今回3冊目となるこの写真集ですが、15年前は仕事もなくてオーディションも落ち続ける毎日、今その頃の自分に会ったら「写真集を3冊も出すことができるんだぞ。そのまま頑張れ!」と言ってあげたいそうです。この写真集には、そんな自身の15年を振り返ってのインタビューも収められています。
「明日からまた頑張ろう」と思える場所
続いて染谷は「お気に入りの場所」について語った。染谷:僕が小学校時代に過ごした神奈川県横浜市金沢区並木という場所です。観光名所的なものがあるわけではないんですけれど、埋め立て地で、すごく街並みがきれいなんです。統一された団地群で、電信柱がなくて、全部地下に埋めているので景観がすごくきれいなんですよ。僕は小学校時代をそこで過ごしていて、中学校のときに東京へ家族ごと引っ越してきちゃったので、小学校までしか過ごしていません。当たり前だった団地群に今の僕が大人になって戻ると、団地がすごく小さく見えて、夕焼けに照らされた団地のノスタルジックな感じとか、とても素敵な場所だったんだなと思い返されます。時間と心に余裕があるときに車で帰って「明日からまた頑張ろう」という気持ちになれる、そんな街がお気に入りの場所です。
甲斐:2、3年に1度くらい並木の街に1人で行き、小さい頃に遊んでいた公園や団地がだんだんと古くなっている様子を見ることで、時代の流れを感じながら今を大事にと頑張る活力にされているそうです。変わらない何かが残っているというだけでも安心感を覚えますよね。
リラックスできるレミオロメンの曲
最後に染谷は「お気に入りの音楽」について語った。染谷:レミオロメンさんの『3月9日』です。すごくゆったりとした曲調から始まるんですけれども、サビはちょっと激しくなったりして。3月は卒業シーズンなどで環境が変わられる方もけっこう多いと思います。いろいろと不安定なことが起きて感情をかき乱されるというか。『3月9日』はAメロ、Bメロがすごくゆったりとしていて、歌詞がグッと刺さって、(このオンエアの時間帯である)土曜日の昼に聴くととてもリラックスできるんじゃないかと思って、この曲を選ばせていただきました。
番組ではレミオロメの『3月9日』をオンエアした。
レミオロメン - 3月9日
『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「MON CAFÉ FAV STYLE」はアーティスト、俳優、モデルなど、さまざまなフィールドで活躍する人に、その人ならではのライフスタイルのお気に入り、そして音楽をきく10分間。放送は毎週土曜日の12時30分ごろから。
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2024年3月23日28時59分まで
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番組情報
- BLUE IN GREEN
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毎週土曜12:00-16:00
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甲斐まりか