シンガーソングライター・miwaが、大好きな韓国ドラマや、新曲の制作エピソードを語った。
miwaが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉友)のゲストコーナー。オンエアは6月2日(金)。
LiLiCo:声出しはどうだった?
miwa:久々に声を聞けるライブで、しかもライブハウスをまわっていたのですごく近い距離でした。お客さんとも話すことができて、やっぱりいいなあと思いましたね。
LiLiCo:どの曲も歌詞がいいから、聴き入ってくれているお客さんの顔が浮かぶねえ。
miwa:弾き語りライブって参加型なので、手拍子したりタオルをまわしたり、一緒に歌ったりしてもらったりしたんですね。アコギ1本なので、間を埋めるというか、ほかにない要素はみんなの頭のなかで鳴っていて、それをクラップで表現してくれたりコーラスパートを歌ってくれて。初日になかったものが、暗黙の了解でどんどんファイナルに向けて生まれていきました。みんなが作っていく感じがよかったですね。
稲葉:miwaさん側からの発見もたくさんあったんですね。
LiLiCo:最高だね。
miwa:まず、「韓国ドラマ」。からの「韓国料理」、あとは「旅行」です。
稲葉:韓国ドラマは今すごくハマっているものがあるんでしょうか?
miwa:今は『浪漫ドクター キム・サブ』の3を観ています。ふたりは韓国ドラマって好きですか?
稲葉:もちろん観ますよ。
LiLiCo:私は前の世代のは観てた。どうやってハマったの?
miwa:ベタに『愛の不時着』です。おすすめされて観たらハマってしまい、まず『愛の不時着』を3周しました。
LiLiCo:ええ~!
miwa:そこから他の作品を観ようと思い、出演していたソン・イェジンさんを追いかけようと思ったんですけど、あまりにも『愛の不時着』が頭に焼き付いていて。それぐらい『愛の不時着』が強すぎたんです。
稲葉:そうか。次のドラマにも『愛の不時着』を求めちゃうから、結局『愛の不時着』に戻っちゃうんだ。
miwa:そうなんです。だから3周して、「まずラブストーリーはやめよう」と思って、『梨泰院クラス』といった全然違う方向に行きました。
稲葉:首までどっぷりですね(笑)。
LiLiCo:ドラマはいつ観るの?
miwa:寝る間を惜しんで観ちゃいますね(笑)。夜が明けちゃうときがあります。
LiLiCo:歌手なんだから寝なさい(笑)。声が大事よ。
韓国ドラマに出てくる食事シーンの影響で、韓国料理にも興味が出てきたとmiwaは語る。
miwa:辛いものがまったく食べられなかったんですけど、韓国ドラマって辛いものを食べるシーンが多いんですよ。そんなにおいしいのかなと思ってスンドゥブチゲを食べてみたんですけど、最初の一口は「辛!」と思いましたけど、飲んでいるうちに慣れてきて、今ではスンドゥブチゲが大好きになって、辛いものも食べられるようになりました。
LiLiCo:声には影響ないんだね?
miwa:辛いものを食べたあとにリハに出たら声が出なかったので、直前はよくないなと思いました(笑)。
稲葉:じゃあマネージメントの方々には内緒にしたほうがいいですね(笑)。
miwa:直後に歌う予定がないときに食べます。
稲葉:そして旅行はどちらに行かれたんでしょうか?
miwa:えっと……韓国です(笑)。
LiLiCo:そうなるよね(笑)。何を見にいったの?
miwa:ロケ地巡りをしたかったんですけど、寒い時期に行ったので、またの機会にしました。とりあえず、食べ物。本場のスンドゥブチゲを食べたんです。でもフォークとかスプーンとか箸がなかったんですね。「まだ食べちゃダメなのかな」としばらく待っていたんですけど出なかったので、忘れていると思ったんです。それで店員さんに「スプーンほしい」と伝えたら笑っているんです。なんでだろうと思ったら、後ろのお客さんに「出してあげて」って言ってて、「私、ほかのお客さんにも迷惑をかけてる……」と思ったら、机の下の引き出しがガラガラっと開いたんですよ。
稲葉:それがスタンダードなんですね。
miwa:セルフで自分の机の引き出しを開けて取り出すってのを知らなかったんです。
LiLiCo:それについて歌を書いて(笑)。
miwa:あはは(笑)。
稲葉:あだち充さんの漫画が原作のアニメですね。
LiLiCo:この曲はどんなことをヒントに作りましたか?
miwa:『タッチ』の26年後を描いた作品で、野球も出てくるし浅倉 南ちゃんみたいな女の子も出てくるんですね。あだち充先生に裏テーマは“思わせぶり”とうかがったので、そのシチュエーションを描きたくなりました。手のひらの上で転がされている男の子を書きたいなと思いました。
LiLiCo:自分の思っていたことも曲に入れ込みました?
miwa:今回は主人公を決めて書きましたね。学生だしピュアな感じだし、曲を聴いて学生時代を振り返れたらいいなと思って書きました。
LiLiCo:声がいいから聴き入っちゃうよねえ。
2010年にデビューしたmiwaは、活動を通して変化したことはあったのだろうか?
miwa:一番大きな出来事はロサンゼルスに行ったことです。海外のライターたちと一緒に共作をした経験は、一番今に活きているなと思います。それまでは一人や決まった人と曲を作ることが多かったんですね。全部自己流でやっていたし、他の人が作る現場を見たことがなかったんです。
共作でmiwaは、他の人の曲づくりの進行が早いことに驚いたという。
miwa:「このスピード感で作っていくのか」と思いました。悩むのも大事だけど悩みすぎだわと感じたし、もっと閃きを大事に作っていくことが大切だと思いましたね。すごく刺激をもらいました。
LiLiCo:期間的にはどれぐらい行ってたの?
miwa:2週間ぐらいですね。
LiLiCo:1週間以上いるのって大きいね。海外で同じ曜日を迎える経験ってすごく大切だから。じゃあ、今は海外に行ったあとのつくり方になっているんだね。
miwa:そうなんですよ。『ハルノオト』も、まず歌詞を書いてから、けっこうスピーディーに曲を作っていきました。
miwaの最新情報は、公式サイトまで。
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
miwaが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉友)のゲストコーナー。オンエアは6月2日(金)。
久しぶりの声出しライブの感想は?
miwaは5月に、ギター1本で全国をまわる弾き語りツアー「miwa acoustic live tour 2023 "acoguissimo 5"」を終えたばかり。ツアーに参加したリスナーからは、久しぶりの声出しライブを楽しんだという感想が寄せられた。LiLiCo:声出しはどうだった?
miwa:久々に声を聞けるライブで、しかもライブハウスをまわっていたのですごく近い距離でした。お客さんとも話すことができて、やっぱりいいなあと思いましたね。
LiLiCo:どの曲も歌詞がいいから、聴き入ってくれているお客さんの顔が浮かぶねえ。
miwa:弾き語りライブって参加型なので、手拍子したりタオルをまわしたり、一緒に歌ったりしてもらったりしたんですね。アコギ1本なので、間を埋めるというか、ほかにない要素はみんなの頭のなかで鳴っていて、それをクラップで表現してくれたりコーラスパートを歌ってくれて。初日になかったものが、暗黙の了解でどんどんファイナルに向けて生まれていきました。みんなが作っていく感じがよかったですね。
稲葉:miwaさん側からの発見もたくさんあったんですね。
LiLiCo:最高だね。
韓国ドラマのおかげで辛いものを克服!?
番組に初めて出演したmiwaは、自身を構成する3つの要素を挙げた。miwa:まず、「韓国ドラマ」。からの「韓国料理」、あとは「旅行」です。
稲葉:韓国ドラマは今すごくハマっているものがあるんでしょうか?
miwa:今は『浪漫ドクター キム・サブ』の3を観ています。ふたりは韓国ドラマって好きですか?
稲葉:もちろん観ますよ。
LiLiCo:私は前の世代のは観てた。どうやってハマったの?
miwa:ベタに『愛の不時着』です。おすすめされて観たらハマってしまい、まず『愛の不時着』を3周しました。
LiLiCo:ええ~!
miwa:そこから他の作品を観ようと思い、出演していたソン・イェジンさんを追いかけようと思ったんですけど、あまりにも『愛の不時着』が頭に焼き付いていて。それぐらい『愛の不時着』が強すぎたんです。
稲葉:そうか。次のドラマにも『愛の不時着』を求めちゃうから、結局『愛の不時着』に戻っちゃうんだ。
miwa:そうなんです。だから3周して、「まずラブストーリーはやめよう」と思って、『梨泰院クラス』といった全然違う方向に行きました。
稲葉:首までどっぷりですね(笑)。
LiLiCo:ドラマはいつ観るの?
miwa:寝る間を惜しんで観ちゃいますね(笑)。夜が明けちゃうときがあります。
LiLiCo:歌手なんだから寝なさい(笑)。声が大事よ。
韓国ドラマに出てくる食事シーンの影響で、韓国料理にも興味が出てきたとmiwaは語る。
miwa:辛いものがまったく食べられなかったんですけど、韓国ドラマって辛いものを食べるシーンが多いんですよ。そんなにおいしいのかなと思ってスンドゥブチゲを食べてみたんですけど、最初の一口は「辛!」と思いましたけど、飲んでいるうちに慣れてきて、今ではスンドゥブチゲが大好きになって、辛いものも食べられるようになりました。
LiLiCo:声には影響ないんだね?
miwa:辛いものを食べたあとにリハに出たら声が出なかったので、直前はよくないなと思いました(笑)。
稲葉:じゃあマネージメントの方々には内緒にしたほうがいいですね(笑)。
miwa:直後に歌う予定がないときに食べます。
稲葉:そして旅行はどちらに行かれたんでしょうか?
miwa:えっと……韓国です(笑)。
LiLiCo:そうなるよね(笑)。何を見にいったの?
miwa:ロケ地巡りをしたかったんですけど、寒い時期に行ったので、またの機会にしました。とりあえず、食べ物。本場のスンドゥブチゲを食べたんです。でもフォークとかスプーンとか箸がなかったんですね。「まだ食べちゃダメなのかな」としばらく待っていたんですけど出なかったので、忘れていると思ったんです。それで店員さんに「スプーンほしい」と伝えたら笑っているんです。なんでだろうと思ったら、後ろのお客さんに「出してあげて」って言ってて、「私、ほかのお客さんにも迷惑をかけてる……」と思ったら、机の下の引き出しがガラガラっと開いたんですよ。
稲葉:それがスタンダードなんですね。
miwa:セルフで自分の机の引き出しを開けて取り出すってのを知らなかったんです。
LiLiCo:それについて歌を書いて(笑)。
miwa:あはは(笑)。
海外での共作が作曲スタイルを大きく変えた
5月24日、miwaは新曲『ハルノオト』のCD盤をリリースした。同楽曲はTVアニメ『MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~』のエンディングテーマだ。miwa『ハルノオト』Music Video
LiLiCo:この曲はどんなことをヒントに作りましたか?
miwa:『タッチ』の26年後を描いた作品で、野球も出てくるし浅倉 南ちゃんみたいな女の子も出てくるんですね。あだち充先生に裏テーマは“思わせぶり”とうかがったので、そのシチュエーションを描きたくなりました。手のひらの上で転がされている男の子を書きたいなと思いました。
LiLiCo:自分の思っていたことも曲に入れ込みました?
miwa:今回は主人公を決めて書きましたね。学生だしピュアな感じだし、曲を聴いて学生時代を振り返れたらいいなと思って書きました。
LiLiCo:声がいいから聴き入っちゃうよねえ。
2010年にデビューしたmiwaは、活動を通して変化したことはあったのだろうか?
miwa:一番大きな出来事はロサンゼルスに行ったことです。海外のライターたちと一緒に共作をした経験は、一番今に活きているなと思います。それまでは一人や決まった人と曲を作ることが多かったんですね。全部自己流でやっていたし、他の人が作る現場を見たことがなかったんです。
共作でmiwaは、他の人の曲づくりの進行が早いことに驚いたという。
miwa:「このスピード感で作っていくのか」と思いました。悩むのも大事だけど悩みすぎだわと感じたし、もっと閃きを大事に作っていくことが大切だと思いましたね。すごく刺激をもらいました。
LiLiCo:期間的にはどれぐらい行ってたの?
miwa:2週間ぐらいですね。
LiLiCo:1週間以上いるのって大きいね。海外で同じ曜日を迎える経験ってすごく大切だから。じゃあ、今は海外に行ったあとのつくり方になっているんだね。
miwa:そうなんですよ。『ハルノオト』も、まず歌詞を書いてから、けっこうスピーディーに曲を作っていきました。
miwaの最新情報は、公式サイトまで。
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
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2023年6月9日28時59分まで
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番組情報
- ALL GOOD FRIDAY
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毎週金曜11:30-16:00
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LiLiCo、稲葉 友