カラテカの矢部太郎が、人生に影響を与えた出会いについて語り、おすすめの楽曲を紹介。また、自身初の書き下ろし漫画『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)を紹介した。
矢部が登場したのは、J-WAVEの番組『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、中田花奈)。ここでは4月3日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
3日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230403093322
4日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230404093732
5日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230405093553
6日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230406093559
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。
矢部:僕が吉本に入ったときに、最初にマネージャーについてくださった片山さんという方がいて、新人だった僕たちにすごくよくしてくれまして、そのことがあって今の自分があるなと思うんですね。その方から「矢部くんは8番バッターを目指したらええんちゃうか」ってアドバイスをされました。僕はお笑いが好きで天下を取りたいと思って、吉本に4番バッターになりたくて入ったんですけど、8番って言われて「そうじゃないんだよな」とちょっと思いました。でも、よく話を聞くと「いろんな芸人さんがいて、4番を目指す人もいればそうじゃない人もいて、番組のなかでもお笑いのなかでもいろんなポジションがあって、8番でもレギュラーになっているってことは、すごいことなんだよ」っていってくれて、「そうか」と思ったんですよね。ホームラン打たなくてもいいかなっていう、自分に甘くなったっていうとよくない感じもするんですけど、内野ゴロでも送りバントでも、貢献できればいいって思えたところがあるかもしれないですね。
サッシャ:確かにスポーツって、いろんなポジションと役割があるからいいわけですよね。
中田:バラエティとかもね。
サッシャ:みんながど真ん中の人ばっかりだったら、面白くないですよね。いじる人もいればいじられるほうもいて、みたいなことだと思うんですけど、MCのど真ん中の位置、主力じゃなくて8番。こういう役割もいいんじゃないかっていうね。ある意味(8番は)4番から回って次の4番でもあるので、「2番目の4番みたいなところを狙う」っていう意味もあると思うんですけど、すごく優しい言葉だと思いました。
矢部には毎日楽曲も選んでもらう。今回の選曲は、スピッツ『ロビンソン』。矢部はこの曲について、「マネージャーの片山さんと出会った、渋谷公園通り劇場のライブでよくかかっていた曲」だと説明する。
矢部:僕が初めて全編書き下ろした漫画になっています。認知症専門医の長谷川嘉哉先生という方が原案で、長谷川先生が書かれた本をもとに、マンガにさせてもらいました。認知症の患者さんと家族の、ほのぼのする日々を描かせてもらった本です。ぜひご購入ください。
サッシャ:内容もめちゃめちゃほんわかするんですけど、絵もほんわかとしたタッチで、認知症の何気ない日常を優しい絵のタッチで描いている。お人柄が絵に出てますよね。
中田:タイトルが「ぼけ日和」って、認知症の方とかをこういう言い方するのってけっこう抵抗あるかなと思ったんですけど、ほんわかした認知症との向き合い方とかが感じられたりして、素敵な捉え方でいいなと思いました。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。
矢部が登場したのは、J-WAVEの番組『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、中田花奈)。ここでは4月3日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
3日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230403093322
4日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230404093732
5日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230405093553
6日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230406093559
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。
マネージャーのおかげで、今の自分がいる
お笑い芸人としてはもちろん、『大家さんと僕』(新潮社)や『ぼくのお父さん』(新潮社)など、さまざまな話題作を生み出し、漫画家としても活躍する矢部。そんな矢部の人生に影響を与えた、マネージャーとの出会いについて聞いた。矢部:僕が吉本に入ったときに、最初にマネージャーについてくださった片山さんという方がいて、新人だった僕たちにすごくよくしてくれまして、そのことがあって今の自分があるなと思うんですね。その方から「矢部くんは8番バッターを目指したらええんちゃうか」ってアドバイスをされました。僕はお笑いが好きで天下を取りたいと思って、吉本に4番バッターになりたくて入ったんですけど、8番って言われて「そうじゃないんだよな」とちょっと思いました。でも、よく話を聞くと「いろんな芸人さんがいて、4番を目指す人もいればそうじゃない人もいて、番組のなかでもお笑いのなかでもいろんなポジションがあって、8番でもレギュラーになっているってことは、すごいことなんだよ」っていってくれて、「そうか」と思ったんですよね。ホームラン打たなくてもいいかなっていう、自分に甘くなったっていうとよくない感じもするんですけど、内野ゴロでも送りバントでも、貢献できればいいって思えたところがあるかもしれないですね。
サッシャ:確かにスポーツって、いろんなポジションと役割があるからいいわけですよね。
中田:バラエティとかもね。
サッシャ:みんながど真ん中の人ばっかりだったら、面白くないですよね。いじる人もいればいじられるほうもいて、みたいなことだと思うんですけど、MCのど真ん中の位置、主力じゃなくて8番。こういう役割もいいんじゃないかっていうね。ある意味(8番は)4番から回って次の4番でもあるので、「2番目の4番みたいなところを狙う」っていう意味もあると思うんですけど、すごく優しい言葉だと思いました。
矢部には毎日楽曲も選んでもらう。今回の選曲は、スピッツ『ロビンソン』。矢部はこの曲について、「マネージャーの片山さんと出会った、渋谷公園通り劇場のライブでよくかかっていた曲」だと説明する。
認知症の患者と家族を描く漫画
最後に、矢部は2月8日に刊行された『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)を紹介した。『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)表紙
サッシャ:内容もめちゃめちゃほんわかするんですけど、絵もほんわかとしたタッチで、認知症の何気ない日常を優しい絵のタッチで描いている。お人柄が絵に出てますよね。
中田:タイトルが「ぼけ日和」って、認知症の方とかをこういう言い方するのってけっこう抵抗あるかなと思ったんですけど、ほんわかした認知症との向き合い方とかが感じられたりして、素敵な捉え方でいいなと思いました。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00
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サッシャ、中田花奈