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君島大空が「新宿、大散歩」をテーマに選曲。“自分の匂いがしない場所”で音楽と向き合う楽しさ

君島大空が「新宿、大散歩」をテーマに選曲。“自分の匂いがしない場所”で音楽と向き合う楽しさ

シンガーソングライター・君島大空が「新宿、大散歩」をテーマに曲をセレクトした。

君島が登場したのはJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:サッシャ<代演>)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。東京のある街、ある商店街、ある路線……セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナーだ。オンエアは1月26日(木)。

新宿を散歩中に聴きたい楽曲をセレクト

君島がテーマにしたのは「新宿、大散歩」。どこか冷たく、着飾らない街の雰囲気が好きだという。

まず、君島は1曲目に中納良恵の『ソレイユ』をセレクト。
君島:新宿の喫茶店にいるといろんな人が来るんですね。人間観察をしながら、どんな経緯でこの喫茶店に来たのか考えるのがとても好きです。タバコが吸える喫茶店があって、喫煙を求めて来る人は趣が違ってですね、生々しく自分の部屋みたいにお店を使っているんですよ(笑)。見ていると人間くささがあってとても好きなんですけども、そういう“匂い”が新宿には立ち込めているなと思っています。お店のなかに立ち込める煙に差し込んでいく光の、なんとも言えない美しさもすごく好きです。目にしている現実から乖離して、煙のなかに消えてしまいそうな音像のものをチョイスしました。

君島は2曲目にThe Black Skirtsの『EVERYTHING』、3曲目にShadow Communityの『Restless Song』を選曲した。


君島:どちらも韓国のアーティストです。国民性なのかと勘繰ってしまうほど、重たさと煙たさのある音像なのはすごく興味深いと思います。

昔と今が混ざり合う街

君島にとって、新宿はどのような街なのだろう?

君島:家からそんなに遠くなくて、気がつくと行っちゃうんですよね。行けば過不足なくいろんなものが揃うし、ついつい寄り道をしてしまいますね。楽器屋にしか用がないはずなのに、伊勢丹に行ってちょっとドキドキしていみたり。でかい世界堂に行って「消しゴムってこんなに種類があるんだ」って怯えたり、疲れたら喫茶店に入っていますね。だいたい2軒ぐらいハシゴします。都会にいる実感がとても強い反面、駅の周辺から少し離れて電柱を見ると、今はない街の名前が書いてあるんです。都会的な面と、街が老いていく面が見られる部分が、妙に僕は安らぐ部分があります。

君島は、冬の街を歩きながら爆音で聴きたい楽曲として、LOWPOPLTD.の『Ultra』を挙げた。



君島:寒い今の時期を思いながら選曲しました。選曲していて、僕は音楽を聴こうと決めたときは家にいないことが多いんだなと思いました。新宿の喫茶店だったり街の景色が浮かぶことが多くて、自分の匂いがしない場所に歩いていって、そこで音楽を聴いている気がします。たくさんの人が流れていくような場所にあえて行くことで、自分の存在も曖昧にさせて、やっと気持ちよく音楽と向き合えるような気が昔からしているなと腑に落ちました。最後にお送りするのは、King Princessの『I Hate Myself, I Want To Party』。君島大空でした。
君島大空の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。

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2023年2月2日28時59分まで

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番組情報
GRAND MARQUEE
月・火・水・木曜
16:00-19:00