
ORANGE RANGEのYAMATO(Vo)とNAOTO(Gt)が「FUJI ROCK FESTIVAL」(フジロック)でのエピソードを振り返った。
ふたりが登場したのは、6月25日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」だ。
本コーナーは、2025年のフジロックに出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。
・ポッドキャストページ
タカノ:フジロック出演は2019年が最初ですが、覚えてらっしゃいますか?
セレイナ:そのときはGypsy Avalonにアコースティックセットでご出演されました。
YAMATO:ケロポンズが楽しかったなあ。そこでエビだかカニだかの……。
タカノ:『エビカニクス』ですね。
YAMATO:あれを隣で踊った記憶があります。
セレイナ:ご出演前のことですか?
YAMATO:近かったですね、ちょうど観るタイミングがあって。初めて観たんですけど、すぐに踊れました。
タカノ:2022年はどうでした?
YAMATO:やっぱり特別なうれしさがあったし、ちょっと緊張も先走ってたよね。
セレイナ:GREEN STAGEですもんね。
YAMATO:個人的にはいろいろな人が、海外でやっている感じがある。日本人特有の合わせる乗り方というよりは、いろいろな乗り方を楽しんでいて。
NAOTO:そうかもね。
YAMATO:ドリンク片手に踊ってる人もいれば、ジャンプしている人もいる。いろいろな楽しみ方があるなというのは、なんかあまり日本らしくないなという印象はありました。
タカノ:そうかもしれないですね。
セレイナ:ほかの国感があるというか。突如、苗場に現れる架空の国みたいな。オーディエンスとしてはありますね。
YAMATO:それをいちばん感じるかも。それぞれがそれぞれの乗り方、楽しみ方で楽しんでいるというのは独特かもしれないですね。
ここで番組では、2022年のフジロックのセトリのなかから1曲としてORANGE RANGEの『以心電信』をオンエアした。
タカノ:NAOTOさんのフジロック初参戦は2008年です。これはきっかけとかあったんですか?
NAOTO:My Bloody Valentineがライブをやると聞いて、そこでじゃないと観られないと思って。フジロックにも興味があったので、それも合わせて行ったらもう、虜になってしまって。そこから通うようになりました。
セレイナ:初めてフジロックに足を踏み入れたときの思い出はありますか? 入場ゲートとか。
NAOTO:まずシチュエーションですよね。山のなかにボーンと、国が1個できたような異空間。それでもうやられて。だから「なにが観たい」とかじゃなくて、その場に行って、それこそ散歩でもいいしお酒を飲みながら歩くだけ。で、気が向いたときになにかを観るとか。それが日本でできる唯一のイベントじゃないかなと思って。魅力じゃないかなと。
タカノ:いいですね。空間自体、そのものが持つパワーみたいなところには惹かれますよね。NAOTOさんはそこから10回ぐらい参加されているんですよね。
NAOTO:遊びに行っています。
タカノ:ベテランフジロッカーです。
セレイナ:どんなスタイルでフジロックを楽しむんですか? まずはお酒とか?
NAOTO:まずはお酒で、本番は夜ですね。24時を超えて。GREEN STAGEが終わって、朝まで。ずっと外でダンスミュージックとか聴く機会ってもう少なくなってきていて、それができるというところが最高です。
セレイナ:THE PALACE OF WONDER派ですか、それとも深夜のRED MARQUEE派ですか?
NAOTO:RED MARQUEEですかね。本当は昔、ORANGE COURTでオールナイト(でやっていて)。ずっとそこに、なんならそこがいちばん目当てで。
セレイナ:行ってみたかったなあ。
NAOTO:あと、小さなところでやっているのもあるし、ちょっと離れたホテル側でもやっているし、そういうのがいいですよね。誰が出ててもいい、誰を観に行くじゃなくて。そこで踊りたいだけみたいな。
タカノ:10回ぐらい参加されて、難しいと思いますが、印象的な「このライブがめちゃくちゃよかった」というのはありますか?
NAOTO:GREEN STAGEのヘッドライナーが終わっていちばん最後にいつもやるんですよ。あのコーナーはなんて言うのかな? そこでBasement Jaxxがやってたことがあって、ステージの上がサーカス団みたいになっていて。
タカノ・セレイナ:へー!
NAOTO:これ、ヘッドライナーのあとにやるというか、ヘッドライナーにしたほうがいいんじゃないかみたいな(笑)。あのパーティー感というか、お客さんもあり得ないぐらい乱れていて。さっきヤーマン(YAMATO)が言ったように、それぞれの盛り上がり方。あれがいちばん忘れられない。
セレイナ:ざっと調べた感じ、2009年かな?
NAOTO:そのぐらいだったと思います。
タカノ:NAOTOさんはイアン・ブラウンのステージで、ギターを弾いたこともあると伺っています。
NAOTO:そうなんです。これはもう無茶ぶりというか、たまたまその場に行ったら、イアン・ブラウンが「お前、いるなら弾けよ」と言われて。
タカノ:えー!
セレイナ:そもそもイアン・ブラウンさんとのつながりとしては、楽曲を?
NAOTO:そうです。昔イアン・ブラウンに曲を提供したことがあって、そのつながりで仲よくなりました。来日したときには遊んだりしていたんです。そして、フジロックの楽屋に遊びに行ったら「おいなんだよ、出ろよ」みたいなニュアンスで言われたんで。僕もけっこう酔っ払っていて、出たんですけど弾けていたかどうかは覚えていなくて(笑)。
セレイナ:オーディエンスとして行ったときですか? 楽器とかもないじゃないですか。
NAOTO:イアンのバンドの人の楽器を借りてやりました。
タカノ:すごい。というか、フジロックでイアン・ブラウンのステージに立ったというエピソードが強すぎます。
YAMATO:個人的には先輩のBRAHMANですかね。
セレイナ:BRAHMANは初日のGREEN STAGEですね。
YAMATO:それこそ、僕たちがアコースティックスタイルでライブができるようになったのは、東北にTOSHI-LOWさんたちと一緒に行ったことがきっかけで。そこで僕たちもなにかできないかな? というのでアコースティックスタイルをやるかたちになって。
セレイナ:そうだったんですね。
YAMATO:それを10年ぐらい続けてきて、またこうやってフジロックでできるということもあったし。それこそアコースティック以前にBRAHMAN先輩には、いっぱいいろいろなところでお世話になっているので。こうやってまた、このタイミングで出るということは、個人的にうれしいですね。
タカノ:NAOTOさんはいかがですか?
NAOTO:僕はFRED AGAIN..、ジェイムス・ブレイク、Four Tetかな。
セレイナ:踊る準備万端ですね。
NAOTO:ヘッドライナーにFRED AGAIN..を持ってくるあたりが、やっぱさすがだなと。踊れる人、それがちょっとうらやましいなって。
タカノ:最後に、そんな2025年のフジロックで観たいというアーティストの曲を聴きながらお別れになります。
NAOTO:ジェイムス・ブレイクが日本に初めて来たときに観たんですけど、そのときめちゃくちゃ衝撃だったのでかけようかなと思います。
番組ではジェイムス・ブレイクの『The Wilhelm Scream』をオンエアした。
「FUJI ROCK FESTIVAL'25」の詳細は公式サイトまで。ORANGE RANGEの最新情報は公式サイトまで。
・今年2年ぶりの出演! 羊文学
・フジロック常連アーティストのT字路s
・パソコン音楽クラブ&トリプルファイヤー
・GREEN DAYとも対バンしたおとぼけビ〜バ〜
・mei ehara & 角張渉(カクバリズム)
・「ROOKIE A GO-GO」の思い出も…THE BAWDIES
・「フジロックコンシェルジュ」のMCも担当! 菅野結以
・フジロックでの思い出深いエピソードは…STUTS
・今年の意気込みは? MONO NO AWARE
・フェスご飯トークも!ハライチ澤部佑&津田昌太朗
・andropのギター佐藤拓也、歴ドルの美甘子
・Ovallはどんなステージを魅せてくれるのか!?
・MCの裏側トークも! ラジオDJ・VJのジョージ・ウィリアムズ
・ここでしか聞けないフジロックの魅力・裏話…佐藤タイジ (THEATRE BROOK)
ふたりが登場したのは、6月25日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」だ。
本コーナーは、2025年のフジロックに出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。
・ポッドキャストページ
フジロックの「日本らしくない印象」
ORANGE RANGEは2019年と2022年にフジロックに出演。NAOTOはオーディエンスとして2008年から参加しているそう。YAMATOとNAOTOにはアーティストとしてだけでなく、フジロッカーとしてもフジロックのエピソードや魅力を尋ねていくことに。タカノ:フジロック出演は2019年が最初ですが、覚えてらっしゃいますか?
セレイナ:そのときはGypsy Avalonにアコースティックセットでご出演されました。
YAMATO:ケロポンズが楽しかったなあ。そこでエビだかカニだかの……。
タカノ:『エビカニクス』ですね。
YAMATO:あれを隣で踊った記憶があります。
セレイナ:ご出演前のことですか?
YAMATO:近かったですね、ちょうど観るタイミングがあって。初めて観たんですけど、すぐに踊れました。
タカノ:2022年はどうでした?
YAMATO:やっぱり特別なうれしさがあったし、ちょっと緊張も先走ってたよね。
セレイナ:GREEN STAGEですもんね。
YAMATO:個人的にはいろいろな人が、海外でやっている感じがある。日本人特有の合わせる乗り方というよりは、いろいろな乗り方を楽しんでいて。
NAOTO:そうかもね。
YAMATO:ドリンク片手に踊ってる人もいれば、ジャンプしている人もいる。いろいろな楽しみ方があるなというのは、なんかあまり日本らしくないなという印象はありました。
タカノ:そうかもしれないですね。
セレイナ:ほかの国感があるというか。突如、苗場に現れる架空の国みたいな。オーディエンスとしてはありますね。
YAMATO:それをいちばん感じるかも。それぞれがそれぞれの乗り方、楽しみ方で楽しんでいるというのは独特かもしれないですね。
ここで番組では、2022年のフジロックのセトリのなかから1曲としてORANGE RANGEの『以心電信』をオンエアした。
イアン・ブラウンのステージに飛び入り参加
続いて、NAOTOがオーディエンスとしてのフジロックの思い出を語った。イアン・ブラウンのステージで突如、演奏することになったという驚きのエピソードも飛び出した。タカノ:NAOTOさんのフジロック初参戦は2008年です。これはきっかけとかあったんですか?
NAOTO:My Bloody Valentineがライブをやると聞いて、そこでじゃないと観られないと思って。フジロックにも興味があったので、それも合わせて行ったらもう、虜になってしまって。そこから通うようになりました。
セレイナ:初めてフジロックに足を踏み入れたときの思い出はありますか? 入場ゲートとか。
NAOTO:まずシチュエーションですよね。山のなかにボーンと、国が1個できたような異空間。それでもうやられて。だから「なにが観たい」とかじゃなくて、その場に行って、それこそ散歩でもいいしお酒を飲みながら歩くだけ。で、気が向いたときになにかを観るとか。それが日本でできる唯一のイベントじゃないかなと思って。魅力じゃないかなと。
タカノ:いいですね。空間自体、そのものが持つパワーみたいなところには惹かれますよね。NAOTOさんはそこから10回ぐらい参加されているんですよね。
NAOTO:遊びに行っています。
タカノ:ベテランフジロッカーです。
セレイナ:どんなスタイルでフジロックを楽しむんですか? まずはお酒とか?
NAOTO:まずはお酒で、本番は夜ですね。24時を超えて。GREEN STAGEが終わって、朝まで。ずっと外でダンスミュージックとか聴く機会ってもう少なくなってきていて、それができるというところが最高です。
セレイナ:THE PALACE OF WONDER派ですか、それとも深夜のRED MARQUEE派ですか?
NAOTO:RED MARQUEEですかね。本当は昔、ORANGE COURTでオールナイト(でやっていて)。ずっとそこに、なんならそこがいちばん目当てで。
セレイナ:行ってみたかったなあ。
NAOTO:あと、小さなところでやっているのもあるし、ちょっと離れたホテル側でもやっているし、そういうのがいいですよね。誰が出ててもいい、誰を観に行くじゃなくて。そこで踊りたいだけみたいな。
タカノ:10回ぐらい参加されて、難しいと思いますが、印象的な「このライブがめちゃくちゃよかった」というのはありますか?
NAOTO:GREEN STAGEのヘッドライナーが終わっていちばん最後にいつもやるんですよ。あのコーナーはなんて言うのかな? そこでBasement Jaxxがやってたことがあって、ステージの上がサーカス団みたいになっていて。
タカノ・セレイナ:へー!
NAOTO:これ、ヘッドライナーのあとにやるというか、ヘッドライナーにしたほうがいいんじゃないかみたいな(笑)。あのパーティー感というか、お客さんもあり得ないぐらい乱れていて。さっきヤーマン(YAMATO)が言ったように、それぞれの盛り上がり方。あれがいちばん忘れられない。
セレイナ:ざっと調べた感じ、2009年かな?
NAOTO:そのぐらいだったと思います。
タカノ:NAOTOさんはイアン・ブラウンのステージで、ギターを弾いたこともあると伺っています。
NAOTO:そうなんです。これはもう無茶ぶりというか、たまたまその場に行ったら、イアン・ブラウンが「お前、いるなら弾けよ」と言われて。
タカノ:えー!
セレイナ:そもそもイアン・ブラウンさんとのつながりとしては、楽曲を?
NAOTO:そうです。昔イアン・ブラウンに曲を提供したことがあって、そのつながりで仲よくなりました。来日したときには遊んだりしていたんです。そして、フジロックの楽屋に遊びに行ったら「おいなんだよ、出ろよ」みたいなニュアンスで言われたんで。僕もけっこう酔っ払っていて、出たんですけど弾けていたかどうかは覚えていなくて(笑)。
セレイナ:オーディエンスとして行ったときですか? 楽器とかもないじゃないですか。
NAOTO:イアンのバンドの人の楽器を借りてやりました。
タカノ:すごい。というか、フジロックでイアン・ブラウンのステージに立ったというエピソードが強すぎます。
今年のフジロックで観たいアーティスト
最後にふたりは、2025年のフジロックで楽しみにしているアーティストについて語った。YAMATO:個人的には先輩のBRAHMANですかね。
セレイナ:BRAHMANは初日のGREEN STAGEですね。
YAMATO:それこそ、僕たちがアコースティックスタイルでライブができるようになったのは、東北にTOSHI-LOWさんたちと一緒に行ったことがきっかけで。そこで僕たちもなにかできないかな? というのでアコースティックスタイルをやるかたちになって。
セレイナ:そうだったんですね。
YAMATO:それを10年ぐらい続けてきて、またこうやってフジロックでできるということもあったし。それこそアコースティック以前にBRAHMAN先輩には、いっぱいいろいろなところでお世話になっているので。こうやってまた、このタイミングで出るということは、個人的にうれしいですね。
タカノ:NAOTOさんはいかがですか?
NAOTO:僕はFRED AGAIN..、ジェイムス・ブレイク、Four Tetかな。
セレイナ:踊る準備万端ですね。
NAOTO:ヘッドライナーにFRED AGAIN..を持ってくるあたりが、やっぱさすがだなと。踊れる人、それがちょっとうらやましいなって。
タカノ:最後に、そんな2025年のフジロックで観たいというアーティストの曲を聴きながらお別れになります。
NAOTO:ジェイムス・ブレイクが日本に初めて来たときに観たんですけど、そのときめちゃくちゃ衝撃だったのでかけようかなと思います。
番組ではジェイムス・ブレイクの『The Wilhelm Scream』をオンエアした。
James Blake - The Wilhelm Scream (Official Video)
フジロックの楽しさが倍増するポッドキャスト配信中
フジロックを盛り上げる期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」。ポッドキャストのエピソードは、毎週水曜19時に更新。出演アーティストや関係者、スタッフ、フジロックを愛する著名人と、タカノシンヤ&セレイナ・アンが語り合う。・今年2年ぶりの出演! 羊文学
・フジロック常連アーティストのT字路s
・パソコン音楽クラブ&トリプルファイヤー
・GREEN DAYとも対バンしたおとぼけビ〜バ〜
・mei ehara & 角張渉(カクバリズム)
・「ROOKIE A GO-GO」の思い出も…THE BAWDIES
・「フジロックコンシェルジュ」のMCも担当! 菅野結以
・フジロックでの思い出深いエピソードは…STUTS
・今年の意気込みは? MONO NO AWARE
・フェスご飯トークも!ハライチ澤部佑&津田昌太朗
・andropのギター佐藤拓也、歴ドルの美甘子
・Ovallはどんなステージを魅せてくれるのか!?
・MCの裏側トークも! ラジオDJ・VJのジョージ・ウィリアムズ
・ここでしか聞けないフジロックの魅力・裏話…佐藤タイジ (THEATRE BROOK)
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番組情報
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月・火・水・木曜16:00-18:50
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タカノシンヤ、Celeina Ann