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MONO NO AWAREが語る、フジロックの思い出。初のRED MARQUEEは「こんなに大きな音を」

MONO NO AWAREが語る、フジロックの思い出。初のRED MARQUEEは「こんなに大きな音を」

MONO NO AWAREから、玉置周啓(Vo/Gt)、ベースの竹田綾子(Ba)、柳澤 豊(Dr)がJ-WAVEに出演。「FUJI ROCK FESTIVAL」の思い出や、2025年のステージで楽しみにしていることなどについて語った。

3人が登場したのは、5月28日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」だ。

本コーナーは、今年のフジロックに出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。

・ポッドキャストページ

第1弾で発表されて感じた“独特の幸福”

MONO NO AWAREは、2016年にROOKIE A GO-GOに初出演。2017年にRED MARQUEEでメインステージに進出し、2020年の中止を経て、2021年に再びRED MARQUEEに出演した。2025年は4年ぶりの出演となる。

タカノ:2025年のフジロックには2021年以来の出演です。発表されたときはどうでしたか?

玉置:前までは6月とかの最終発表で発表されるケースが多かったんですが、今年は第1弾で。今回はヘッドライナーも第1弾から発表されていたじゃないですか。ヘッドライナーと一緒に発表してもらえるのって、独特の幸福というか。あまり感じたことのない幸せな気分になりました。

セレイナ:いいですね。

柳澤:最初のほうに出してもらえて、ステップアップした感じあるよね。

玉置:最初はルーキーですから。こんな幸せなことないです。

ROOKIE A GO-GOのステージから2回のRED MARQUEEを経て、MONO NO AWAREはどのようなステージを展開するのか。「まだ決まっていない」と玉置は答えるが、すでにバンドで話し合いはしているそうで「飲食店などのオープン時に店外に並んでいる祝い花をステージ上に並べる」というアイデアが出たが「誰がその花を舞台に置くのか」と、現実的な課題が指摘されてボツになってしまったことを明かした。

RED MARQUEEのステージに立つまでのこと

番組ではMONO NO AWAREの最新シングル『花粉』をオンエア。その後、メンバーはかつて受けた、ある“洗礼”について語った。

花粉

セレイナ:MONO NO AWAREの初出場は2016年のROOKIE A GO-GOでしたが、翌年にルーキー選出枠としてRED MARQUEEのトップバッターに選ばれました。前年のROOKIE A GO-GOに出演したアーティストにフェス参加者が投票して、ナンバーワンになってRED MARQUEEに立ったんですよね。そのときもうれしかったんじゃないですか?

メンバーは「めっちゃうれしかった」と素直な心情を告白。

玉置:めっちゃ告知したよね。恥も外聞もなく、「とにかく投票してくれ!」って、かっこつける以前というか、いま思うと、めちゃ大事な感覚だと思う。島(編注:玉置の出身地である八丈島)の人にも、「(フジロックに)出られたらすごいことなんです」って言って。

セレイナ:私たちGRAND MARQUEEも見習いましょう。

タカノ:その営業力! 大事なことですよ。

初めてRED MARQUEEに出演した2017年について、竹田は大きな野外での演奏が初めてだったこともあり、音の響きに震えるほどだったそう。

竹田:こんなに大きな音を出していいんだってビックリして。

また、メンバーは当時のエピソードを披露。リハーサル時にはすでにRED MARQUEEのエリアに入ろうと待機している人が多数いたため、「めちゃ人が来る、楽しみすぎる」と期待に胸を膨らませていたが……。

竹田:こんなに応援してくれる人いたんだって思ってたら、次のアーティストさんのファンだったっていう。

しかし、玉置が後日この話をウェブ媒体で明かしたところ、そのバンドのファンから「ちゃんと聴いていましたよ」というメッセージをもらったそう。

楽しみにしている観たいバンド

3人は最後に2025年のフジロックで楽しみにしているモノ・コトについて語った。

柳澤:僕はHAIMが来てくれるのがすごくうれしいです。コロナ中に聴きだして「うわ、このバンド、ヤバ」と思って。来日の予定とか調べていたんですけど、全然来てないし。この先も予定はないみたいなので「来ないのかな」と思っていたところで、2025年にフジで来るとなったから楽しみでしょうがないです。

セレイナ:HAIM、注目度高いですね。

タカノ:竹田さんはどうでしょうか?

竹田:The Hivesかな。10年くらい前にイギリスのフェスにひとりで行ったことがあって、そのときに観たThe Hivesがめちゃくちゃ楽しかったんです。2025年はひさしぶりに楽しみたいなと思っています。

玉置:僕はVampire Weekendが観たい。1回もライブを観たことがないので。前もフジロックに来ていましたが、そのときは配信で観ていて、だからリベンジというか。3日目で同じ日なので、本番が終わったあとに観られるなと。やっとゆったりできる状態で、苗場で観られるVampire Weekendの多好感を心待ちにしています。

柳澤がセレクトした、HAIMの『The Steps』をオンエアしてコーナーは終了した。

HAIM - The Steps

フジロックの楽しさが倍増するポッドキャスト配信中

フジロックを盛り上げる期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」。ポッドキャストのエピソードは、毎週水曜19時に更新。出演アーティストや関係者、スタッフ、フジロックを愛する著名人と、タカノシンヤ&セレイナ・アンが語り合う。

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2025年6月4日28時59分まで

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番組情報
GRAND MARQUEE
月・火・水・木曜
16:00-18:50