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中田花奈、乃木坂46時代に「思わずメモした」ドラマの台詞は?

中田花奈、乃木坂46時代に「思わずメモした」ドラマの台詞は?

タレントでプロ雀士の中田花奈が、言葉からの学びついて語り、テーマにちなんだ楽曲を紹介した。

中田が登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは11月21日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。

壁にぶつかる中で出会った言葉

人気アイドルグループ・乃木坂46に1期生として加入し、2020年の卒業までおよそ9年間、トップアイドルとして活躍した中田。アイドル時代に麻雀にハマり、2021年3月にはプロ資格を取得した。現在は、タレント業をしながら、自身がプロデュースした雀荘カフェでオーナー店長を務めている。

そんな中田が学びを得た言葉としてあげたのは、ドラマ『左ききのエレン』の台詞。「クソみたいな日に、いいものを作るのがプロ」だ。

中田:神尾楓珠さんが演じる大手広告代理店で働くデザイナー・朝倉が主人公です。デザイナーというお仕事って、自分の努力が報われやすいものではないというか、才能とかそういうものに負けそうになるときがすごくあると思うんですけど、それについて描いています。池田エライザさん演じるヒロイン、エレンは天才アーティストで、そのエレンにドキドキしつつも、「才能を持っている人でも抱えているものがあるよね」っていうのを伝えていっているドラマで、(作中の)名言がすごく多くて、そのなかで出てきたセリフになります。私も当時アイドルをやっていたときで、乃木坂46って人数もたくさんいて、壁にたくさんぶつかるんですよね。そういうときに、「クソみたいな日に、いいものを作るのがプロ」って聞いて、思わずメモしてしまったんですよ。

思い出して、改めて身を正せる

アイドル時代、さまざまな悩みや苦労があったという中田。昨今は「裏側」を見せるのもアイドル、そして芸能界のなかでは重要だが、「どこまで表情にだすのがよいか」という葛藤もあったという。

中田:ドキュメンタリーとか裏を出すものもあるんですけど、ただステージに立っているときやイベント、ファンの皆さんと接しているときに、「明るく、皆さんに元気を与えられるようなパフォーマンスをしていくのは大事だし」みたいな葛藤が、自分のなかであるんですよ。どんなにつらい思いがあるときも、私たちが楽しんで、皆さんを元気にできるよう一緒に巻き込んでいくのが大事なんだよなっていうのを、わかってはいながらも、この言葉を思い出すときに、改めて身を正すというか。とても響いた言葉ですね。

中田のトークを聞いたサッシャは……。

サッシャ:確かに、いい日にできるのは当たり前だけど、自分がそういうときでもパフォーマンスを出すという意味でもあるし、世の中の人たちが何か落ち込んでいるときに、素晴らしいものを届けられるような存在でありたいっていう思いもあるだろうし、二重の意味がある言葉かなと思いました。常に元気を与えるという存在であるということをずっと実践してきたからこそ、感じる葛藤から出会った言葉でしょうね。

中田には毎日、おすすめの楽曲も紹介してもらう。この日選曲したのは、ポルカドットスティングレイ『女神』。
中田:紹介させていただいた『左ききのエレン』の主題歌です。ドラマと曲ってすごくマッチしていて、曲を聴くとドラマを思い出すし、ドラマをみるとその曲が出てくるみたいな。アーティストの方も、ドラマに沿って(詞を)書くパターンもあると思うんですけど、私はこの曲はエレンをちょっと思いながら、池田エライザさんをイメージしながら聴いています。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。

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