俳優・磯村勇斗が、主演映画『ビリーバーズ』の役づくりや見どころを語った。
磯村が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のゲストコーナー。オンエアは7月1日(金)。
LiLiCo:今まで見た磯村君とはまったく違う役だし、いろんなことを考えなきゃいけないこともあったと思う。内面の部分だとか、すごく難しい演技だったんじゃないかな。いい意味でびっくりした映画だったし、もう一生食っていけるね。
磯村:そんなことはないですよ(笑)。
LiLiCo:ここまでの演技ができたのはすごいなって思う。今までも好きだったけど、好きです(笑)。
稲葉:LiLiCoさんから改めて「好きです」が伝えられました。
磯村:ドキっとしましたね(笑)。
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稲葉:撮影がちょうど去年の今頃?
磯村:そうだね。
稲葉:本編を観させていただいて、大変な撮影だったんだろうなって感じます。
LiLiCoは劇中で描かれる“人間の欲望”について、「まったく美化せず描かれているのが素晴らしいなと思った」とコメントした。
LiLiCo:リアルとファンタジーみたいなところがすごくうまく描かれていたと思う。
磯村:そうなんですよねえ。
LiLiCo:けっこう難しい作品じゃない? ああいう映画って正直あんまり観たことがない。
稲葉:漫画は「実写化できるの?」って言われている作品だったんですけど、見事に表現してくれている映画でした。映画の立ち上がりってどんな感じだったんだろう?
磯村:城定さん自身が3、4年ぐらい(映画化を)温めていたって話は聞いていて。脚本ができた段階から僕たちはオファーをいただきました。原作を読んだときは「どうやって映像化するんだろう」って未知の感覚があったんですけど、「これをやっている自分ってどんな風になっていくんだろう」っていう好奇心があるなか(撮影が)始まって。衣装合わせとか本読みで監督と俳優陣の「どこを目指していくか」を話し合いましたね。あとは、けっこう体を張るシーンも多かったりするので、事前にどういう風に演出するのかっていうお話をして、安全に撮れる方法を決めてスタートしましたね。
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LiLiCo:髭って本物?
磯村:本物です(笑)。
LiLiCo:面白い生え方するね!
稲葉:俺は磯村の髭の生え方をなんとなく認識してたけど、髭のビジュアルのイメージが基本ないのか(笑)。
LiLiCo:ない!
稲葉:顎とか頬にもしっかりと髭が生えていたね。しかも相当絞ったよね?
LiLiCo:痩せてたね!
磯村:そうですね。やっぱり痩せていないと、無人島で生活していることに説得力が生まれないんですよ。
稲葉:見事です!
LiLiCo:私、普段からめっちゃ痩せてるなって思ってるのに(笑)。何キロぐらい減量したの?
磯村:本番入るときには10キロぐらい減量しました。
LiLiCo:えっ。そもそもの細さから10キロ!? すごいなあ。
磯村:そういうことをすることによって、役に近づけるアプローチもしたかったので、すごくいい試みだったのかなと思っています。
稲葉:非常に効果的だったと思います。
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磯村:これは難しいね(笑)。
稲葉:難しいよね。全部見てって感じだもんね。
磯村:本当はね。かと言って、「あのシーンを観て」っていうのもどうかなって思っちゃうからなあ。欲望が剥き出しになっていく顔は見てもらいたいかもしれない。
稲葉:うんうん。印象的なのは、声を荒げるシーンとか応援するシーンとかの顔かな。ああいうときの顔って、俺はわりと見たことがあるなって思った。突拍子もないことを、撮影していない部分で見せてくれるんですよ。突発的な一人コントとか始めたりする人間なので。
磯村:(笑)。
稲葉:エネルギーがバンと出る瞬間をよく見るから、逆にそれをお芝居で見たときは「磯村のすごく素敵なところが作中でも出ている」って感じる。
LiLiCo:あの応援のシーン、すごいねえ。
磯村:ありがとうございます。出来上がりを観たときに「何やってんだろ」って思いました(笑)。
稲葉:最高でしたよ!
LiLiCo:たぶん、ラジオを聴いている人は「どんな作品なんだろう」って思っていると思うのね。公式サイトのビジュアルとかを見ると「こんな感じかな?」って想像すると思うけど、大きく裏切られる気がする。この作品に対する感じ方は自由なんだけども、観客に届けたい気持ちとか考えとかを聞きたい。
磯村:僕らは『ビリーバーズ』の試写会を観終わったあとに、「これ、今の時代にマッチしてるよね」って話になったんです。原作は何十年前に作られたものなのに今この時代に実写化したってことは、それだけ社会に対するメッセージも含まれているし、「自分もそうなんじゃないか」と思ってしまうような、近いところの物語になっているんです。いろいろ共感できるところがあると思います。
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『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
磯村が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のゲストコーナー。オンエアは7月1日(金)。
磯村勇斗の初主演映画が公開!
磯村勇斗初主演の映画『ビリーバーズ』が公開(7月8日より)。本作は山本直樹の同名漫画(小学館)を原作に、城定秀夫監督が映像化したものだ。<あらすじ>
ニコニコ人生センターという宗教団体に所属する3人は、互いをオペレーター、副議長、議長と呼び合い、無人島での共同生活を送っていた。瞑想、昨日見た夢の報告、テレパシーの実験といったメールで送られてくる不可解な指令“孤島のプログラム”を実行し、時折届けられるわずかな食料でギリギリの生活を保つ日々。これは俗世の汚れを浄化し“安住の地”へ出発するための修行なのだ。だが、そんな日々のほんのわずかなほころびから、3人は徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆき……。
(公式サイトより)
LiLiCo:今まで見た磯村君とはまったく違う役だし、いろんなことを考えなきゃいけないこともあったと思う。内面の部分だとか、すごく難しい演技だったんじゃないかな。いい意味でびっくりした映画だったし、もう一生食っていけるね。
磯村:そんなことはないですよ(笑)。
LiLiCo:ここまでの演技ができたのはすごいなって思う。今までも好きだったけど、好きです(笑)。
稲葉:LiLiCoさんから改めて「好きです」が伝えられました。
磯村:ドキっとしましたね(笑)。
【関連記事】磯村勇斗が提案する「妄想デートプラン」にLiLiCoの反応は?
稲葉:撮影がちょうど去年の今頃?
磯村:そうだね。
稲葉:本編を観させていただいて、大変な撮影だったんだろうなって感じます。
LiLiCoは劇中で描かれる“人間の欲望”について、「まったく美化せず描かれているのが素晴らしいなと思った」とコメントした。
LiLiCo:リアルとファンタジーみたいなところがすごくうまく描かれていたと思う。
磯村:そうなんですよねえ。
LiLiCo:けっこう難しい作品じゃない? ああいう映画って正直あんまり観たことがない。
稲葉:漫画は「実写化できるの?」って言われている作品だったんですけど、見事に表現してくれている映画でした。映画の立ち上がりってどんな感じだったんだろう?
磯村:城定さん自身が3、4年ぐらい(映画化を)温めていたって話は聞いていて。脚本ができた段階から僕たちはオファーをいただきました。原作を読んだときは「どうやって映像化するんだろう」って未知の感覚があったんですけど、「これをやっている自分ってどんな風になっていくんだろう」っていう好奇心があるなか(撮影が)始まって。衣装合わせとか本読みで監督と俳優陣の「どこを目指していくか」を話し合いましたね。あとは、けっこう体を張るシーンも多かったりするので、事前にどういう風に演出するのかっていうお話をして、安全に撮れる方法を決めてスタートしましたね。
【関連記事】吉岡里帆と磯村勇斗が対談。俳優人生の原点『仮面ライダーゴースト』出演を振り返る
役に近づくためのアプローチは?
LiLiCoは、磯村が普段見せない“髭が生えた姿”も印象的だったと語る。LiLiCo:髭って本物?
磯村:本物です(笑)。
LiLiCo:面白い生え方するね!
稲葉:俺は磯村の髭の生え方をなんとなく認識してたけど、髭のビジュアルのイメージが基本ないのか(笑)。
LiLiCo:ない!
稲葉:顎とか頬にもしっかりと髭が生えていたね。しかも相当絞ったよね?
LiLiCo:痩せてたね!
磯村:そうですね。やっぱり痩せていないと、無人島で生活していることに説得力が生まれないんですよ。
稲葉:見事です!
LiLiCo:私、普段からめっちゃ痩せてるなって思ってるのに(笑)。何キロぐらい減量したの?
磯村:本番入るときには10キロぐらい減量しました。
LiLiCo:えっ。そもそもの細さから10キロ!? すごいなあ。
磯村:そういうことをすることによって、役に近づけるアプローチもしたかったので、すごくいい試みだったのかなと思っています。
稲葉:非常に効果的だったと思います。
【関連記事】磯村勇斗、役づくりは「彼らの生活をどうしたら体現できるか」を意識
磯村勇斗の「素敵なところ」が作品にも出ている
リスナーから、「この作品で磯村さん自身がファンの人に見てもらいたいところを教えてほしいです」というメッセージが届いた。磯村:これは難しいね(笑)。
稲葉:難しいよね。全部見てって感じだもんね。
磯村:本当はね。かと言って、「あのシーンを観て」っていうのもどうかなって思っちゃうからなあ。欲望が剥き出しになっていく顔は見てもらいたいかもしれない。
稲葉:うんうん。印象的なのは、声を荒げるシーンとか応援するシーンとかの顔かな。ああいうときの顔って、俺はわりと見たことがあるなって思った。突拍子もないことを、撮影していない部分で見せてくれるんですよ。突発的な一人コントとか始めたりする人間なので。
磯村:(笑)。
稲葉:エネルギーがバンと出る瞬間をよく見るから、逆にそれをお芝居で見たときは「磯村のすごく素敵なところが作中でも出ている」って感じる。
LiLiCo:あの応援のシーン、すごいねえ。
磯村:ありがとうございます。出来上がりを観たときに「何やってんだろ」って思いました(笑)。
稲葉:最高でしたよ!
LiLiCo:たぶん、ラジオを聴いている人は「どんな作品なんだろう」って思っていると思うのね。公式サイトのビジュアルとかを見ると「こんな感じかな?」って想像すると思うけど、大きく裏切られる気がする。この作品に対する感じ方は自由なんだけども、観客に届けたい気持ちとか考えとかを聞きたい。
磯村:僕らは『ビリーバーズ』の試写会を観終わったあとに、「これ、今の時代にマッチしてるよね」って話になったんです。原作は何十年前に作られたものなのに今この時代に実写化したってことは、それだけ社会に対するメッセージも含まれているし、「自分もそうなんじゃないか」と思ってしまうような、近いところの物語になっているんです。いろいろ共感できるところがあると思います。
【関連記事】共演の北村優衣が語る『ビリーバーズ』
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
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