ドラマ・映画・舞台などで独特の存在感を放つ渡部豪太。2021年10月には24年間籍を置いた芸能事務所・スペースクラフト・エージェンシーから独立し、フリーの俳優として新たな一歩を踏み出している。
渡部には、20年以上に渡ってスケートボードをこよなく愛する、ストリートカルチャーフリークとしての顔がある。彼の知られざるストリートカルチャー愛を発信する秘密基地とも言えるのが、2022年1月よりスタートしたJ-WAVEの新番組『FREE SLIDE』(毎週金曜23:30~24:00)だ。
J-WAVEのナビゲーターに挑戦してみてどんなことを感じたのか、また、東京オリンピックを発端に盛り上がりを見せるスケートボード競技をどのような視点で見ているのか。そして、フリーに転身した今、どんな目標を見据えているのか。ざっくばらんに聞いてみた。
・NAVIGATOR'S VOICE
【前回記事】「手術中に聞いています」 サッシャが“ラジオの意義”を改めて感じた出来事とは?
https://news.j-wave.co.jp/2022/01/post-8990.html
お話を伺ったとき、妻と二人で「えー!」と声を上げて喜びました。というのも、僕自身は今までラジオをあまり聴いてこなかったのですが、妻がよくJ-WAVEを聴く人で、結婚してからは我が家のリビングで毎日J-WAVEの番組が流れているんです。料理をしているときもご飯を食べるときも、掃除をしているときもずっと聴いていたものですから、とにかくうれしかったですね。
――日常的にJ-WAVEを聴かれていたんですね。では、「J-WAVEのナビゲーター」というポジションには、どんなイメージをお持ちですか。
一人ひとりにしっかりとした個性があるように感じます。たとえば、野村訓市さんのようにしっとり聴かせる方もいれば、LiLiCoさんみたいに聴いていて元気になるような方もいて、別所哲也さんのようにすごく爽やかな方もいらっしゃる。それでいて、どのナビゲーターさんも声が快活でありながら、スッと耳に寄り添ってくれるような印象があります。
――番組がスタートして1か月ほど経ちましたが、いかがですか?
色々と模索しています。自分の声や立ち回りをどうするべきか、どんなふうにゲストの方と接するべきかと試行錯誤している最中です。現場ではうまくできたと思っていても、オンエアで自分の声を聴いてみると、「テンション低いなぁ」「もっとこうすればよかった」と思ったり……(笑)。自分の理想にまだ届いてない感じがして、やきもきしているというのが正直なところです。
――声だけでわかりやすく伝えるって難しいですよね。
そうなんですよ。目の前のゲストの方と楽しく会話しながら、それを第三者であるリスナーの皆様にお聞かせするとなると、とても難しいですね。自分の声や立ち位置もそうですが、魅力あふれるゲストの方々の様々な側面をお伝えできるように、頭をフル回転させていきたいと思っています。
テレビであまり取り扱わない分野のことをフィーチャーしてくれるところだと思います。J-WAVEで僕が気になるカテゴリーだと、サステナビリティとかエシカルとかSDGsとか。最近はテレビでも耳にするトピックではありますけど、特に深く掘り下げて話題にしていますよね。それでいうと、ストリートカルチャーもテレビで頻繁に紹介されるようなジャンルではありません。その知られざる魅力を伝えるメディアの一つとして『FREE SLIDE』では、独自の情報を掬い取って皆様にお届けしていきたいです。
――ストリートは専門性の高い分野でもあると思います。ある種の敷居の高さがある情報をリスナーへかみ砕いてわかりやすく伝えるために、どのような工夫をすべきだとお考えですか。
今のところ僕の中で、かみ砕くことは意識していません。というのも、リスナーの方に情報を浴びせるというか、「これは何?」と違和感を覚えてもらえる番組があってもいいんじゃないかと個人的には思うんです。子どもの頃って、大人たちがしゃべっている内容がわからないんだけど、なぜか惹かれる「わからないカッコよさ」みたいなものがあったじゃないですか。とはいえ、わかりやすく説明することも必要だと思うので、そのへんの塩梅はこれから探っていきます。
――渡部さんご自身も少年期にストリートカルチャーに触れたときは、「わからないカッコよさ」を覚えてその魅力にハマっていったと。
そうですね。わからないことが多分にありました。先輩たちはきっとあのスケボーのビデオのことについて話しているんだけど、何を言っているかわからない。だから聞く……というふうにして知識を身に付けてきました。
――2021年10月に、24年間所属していた事務所から独立されました。フリーランスとして4か月間活動してみた現在の率直なお気持ちを聞かせてください。
以前お世話になっていた事務所には、「こんなことまでしてくださっていたのか」という感謝の気持ちが日々募っています。フリーになってから、たくさんのお問い合わせやお仕事のご依頼をいただく中で「こんなお声がけもあるんだ」と思ったり、メール一つ取っても、わかりやすい文章で返信することに苦労したり。とにかく、社会人としてのスキルが未熟だと痛感しました。あとは、いろいろな人の思いが現場にあるんだと気づいた4か月でもありました。これまでは現場に入ってパフォーマンスをするだけでしたが、フリーになったことで今まで以上に作品や番組を作るところから携わらせていただけるようになって、仕事一つひとつに対する姿勢が変わった気がします。
――1月17日のインスタグラムでは、フリー転身を報告するとともに「新たな段階へ踏み出したい」とも綴られていました。「新たな段階」とは、渡部さんの中で具体的にどんなイメージなのでしょうか?
これから役者としてのスキルを磨いていく中で、日本だけじゃなく、海外のクリエイターさんたちとも積極的に繋がっていきたいと考えていて。海外の作り手さんは個人個人がプロフェッショナルとして、自分の軸を持っている印象があります。そういった方々とお仕事をするために、フリーになった今一つひとつ経験を積み、どこの現場に行ってもブレない役者・渡部豪太を作り上げることが今の目標です。
――今後、活躍の場が広がっていきそうですね。
広がっていくように努めていきたいですし、一つひとつの出会いを大事にしていきたいです。
――『FREE SLIDE』で今後挑戦してみたいことは何でしょうか。
「ストリートカルチャー発信プロジェクト」と銘打っている以上、ストリートの現場に出向いて取材をしてみたいです。今のコロナ禍の状況ではなかなか難しいかもしれませんが、たとえば、街の雑踏が聞こえてくる夜のコンビニ前で缶ビール飲みながらインタビューしてみたり、福岡の夜の屋台から収録してみても面白そう。まぁ、ちょっと番組の趣旨からズレるかもしれませんけど(笑)。
あとは何と言っても、4月に開催される「X Games Chiba 2022」。「X Games」って、エクストリームスポーツ界の「スーパーボウル」みたいなものだと思うんです。そんな大イベントが日本で開催されると知ったときはすごく驚きましたし、こんなチャンス滅多にないので、世界中から集まるスケート界のスター達に会ってお話を聞いてみたいですね。
――東京オリンピックで日本勢が大躍進した影響もあり、国内でスケートボード熱が高まっています。渡部さんは競技としてのスケボーをどのように楽しんでいますか?
スケートボード競技って、「驚き」をすごく大事にする種目だと思うんです。だから僕は、その選手が持つ最も高得点を狙える技をカードとして、どのタイミングで切るかという点に注目しています。予選ではある一つの技をずっとやっていた選手が、決勝でいきなりそんな回し技入れちゃうの!? ……みたいな。そんなふうに、選手それぞれのカラーやパーソナリティーで異なる“カードの切り方”を楽しんでいます。
――ちなみに、オリンピックのスケボー競技で思い出に残っているシーンはありますか?
女子パーク競技のとき、みんなが失敗した選手を胴上げしていた場面が印象に残っています。あれって、オリンピックで特別テンションが高くなって行われたわけではなく、日常的にストリートで起きていることなんですよ。スケートボードには、10しかできない選手が頑張って11をメイクしたときに、「すごい!」と称え合うカルチャーが根付いているんです。選手同士は、この技をやるためにどれだけ努力してどれだけ転んでどれだけ傷ついたか分かり合えている。だからこそ、オリンピックという大舞台でも自然とストリートのときのように称え合ったんじゃないかなと。あのシーンを見て、スケボーって素敵だなと改めて感じましたし、あのシーンにスケボーの様々な魅力が集約されているような気がしました。
John Coltraneの『TRANEING IN』です。スケートボードビデオ『Video Days』でマーク・ゴンザレスさんが登場するパートに使われている楽曲で、聴くとウキウキした気持ちになります。ちなみに僕は、スケボーをしている最中は音楽を聴かないと決めているんです。環境音が聞こえていないと人やモノにぶつかりそうで怖いので。だからその代わりに、『TRANEING IN』を鼻歌で口ずさみながらプレイしたりしています。
――最後に始まったばかりの番組への意気込みをお願いします。
フリーになったタイミングでこの番組に出会えたことは、僕にとって追い風になっていると感じます。その追い風を全身で浴びながら、ゲストの方々からいろいろな話を聞いて、ストリートの光と影をシェアしていけたらと思っています。そして、僕を起用していただいている以上、「渡部豪太がナビゲーターでよかった」と言ってもらえるようにしたいです。番組を作っていただいている制作の方、聴いてくださるリスナーの方、ゲストの方に「豪太でよかった」と思ってもらえるような番組にしていくために、僕のスケートボードやストリートカルチャーに対する愛情を注ぎ、100点満点ではなく、150点ぐらいとれるような番組を目指していきます。
渡部豪太がナビゲートする『FREE SLIDE』は、毎週金曜23:30~24:00オンエア。公式サイトはこちら。
(取材・文=小島浩平)
渡部には、20年以上に渡ってスケートボードをこよなく愛する、ストリートカルチャーフリークとしての顔がある。彼の知られざるストリートカルチャー愛を発信する秘密基地とも言えるのが、2022年1月よりスタートしたJ-WAVEの新番組『FREE SLIDE』(毎週金曜23:30~24:00)だ。
J-WAVEのナビゲーターに挑戦してみてどんなことを感じたのか、また、東京オリンピックを発端に盛り上がりを見せるスケートボード競技をどのような視点で見ているのか。そして、フリーに転身した今、どんな目標を見据えているのか。ざっくばらんに聞いてみた。
・NAVIGATOR'S VOICE
【前回記事】「手術中に聞いています」 サッシャが“ラジオの意義”を改めて感じた出来事とは?
https://news.j-wave.co.jp/2022/01/post-8990.html
自宅で流れるJ-WAVE 番組決定時の気持ちは?
――はじめに、新番組『FREE SLIDE』のオファーを受けたときの心境から教えてください。お話を伺ったとき、妻と二人で「えー!」と声を上げて喜びました。というのも、僕自身は今までラジオをあまり聴いてこなかったのですが、妻がよくJ-WAVEを聴く人で、結婚してからは我が家のリビングで毎日J-WAVEの番組が流れているんです。料理をしているときもご飯を食べるときも、掃除をしているときもずっと聴いていたものですから、とにかくうれしかったですね。
――日常的にJ-WAVEを聴かれていたんですね。では、「J-WAVEのナビゲーター」というポジションには、どんなイメージをお持ちですか。
一人ひとりにしっかりとした個性があるように感じます。たとえば、野村訓市さんのようにしっとり聴かせる方もいれば、LiLiCoさんみたいに聴いていて元気になるような方もいて、別所哲也さんのようにすごく爽やかな方もいらっしゃる。それでいて、どのナビゲーターさんも声が快活でありながら、スッと耳に寄り添ってくれるような印象があります。
――番組がスタートして1か月ほど経ちましたが、いかがですか?
色々と模索しています。自分の声や立ち回りをどうするべきか、どんなふうにゲストの方と接するべきかと試行錯誤している最中です。現場ではうまくできたと思っていても、オンエアで自分の声を聴いてみると、「テンション低いなぁ」「もっとこうすればよかった」と思ったり……(笑)。自分の理想にまだ届いてない感じがして、やきもきしているというのが正直なところです。
――声だけでわかりやすく伝えるって難しいですよね。
そうなんですよ。目の前のゲストの方と楽しく会話しながら、それを第三者であるリスナーの皆様にお聞かせするとなると、とても難しいですね。自分の声や立ち位置もそうですが、魅力あふれるゲストの方々の様々な側面をお伝えできるように、頭をフル回転させていきたいと思っています。
情報を「かみ砕くことを意識しない」理由とは?
――渡部さんから見て、ラジオの魅力はどんなところにあると思いますか。テレビであまり取り扱わない分野のことをフィーチャーしてくれるところだと思います。J-WAVEで僕が気になるカテゴリーだと、サステナビリティとかエシカルとかSDGsとか。最近はテレビでも耳にするトピックではありますけど、特に深く掘り下げて話題にしていますよね。それでいうと、ストリートカルチャーもテレビで頻繁に紹介されるようなジャンルではありません。その知られざる魅力を伝えるメディアの一つとして『FREE SLIDE』では、独自の情報を掬い取って皆様にお届けしていきたいです。
――ストリートは専門性の高い分野でもあると思います。ある種の敷居の高さがある情報をリスナーへかみ砕いてわかりやすく伝えるために、どのような工夫をすべきだとお考えですか。
今のところ僕の中で、かみ砕くことは意識していません。というのも、リスナーの方に情報を浴びせるというか、「これは何?」と違和感を覚えてもらえる番組があってもいいんじゃないかと個人的には思うんです。子どもの頃って、大人たちがしゃべっている内容がわからないんだけど、なぜか惹かれる「わからないカッコよさ」みたいなものがあったじゃないですか。とはいえ、わかりやすく説明することも必要だと思うので、そのへんの塩梅はこれから探っていきます。
――渡部さんご自身も少年期にストリートカルチャーに触れたときは、「わからないカッコよさ」を覚えてその魅力にハマっていったと。
そうですね。わからないことが多分にありました。先輩たちはきっとあのスケボーのビデオのことについて話しているんだけど、何を言っているかわからない。だから聞く……というふうにして知識を身に付けてきました。
目指すは「ブレない役者」になること
――2021年10月に、24年間所属していた事務所から独立されました。フリーランスとして4か月間活動してみた現在の率直なお気持ちを聞かせてください。
以前お世話になっていた事務所には、「こんなことまでしてくださっていたのか」という感謝の気持ちが日々募っています。フリーになってから、たくさんのお問い合わせやお仕事のご依頼をいただく中で「こんなお声がけもあるんだ」と思ったり、メール一つ取っても、わかりやすい文章で返信することに苦労したり。とにかく、社会人としてのスキルが未熟だと痛感しました。あとは、いろいろな人の思いが現場にあるんだと気づいた4か月でもありました。これまでは現場に入ってパフォーマンスをするだけでしたが、フリーになったことで今まで以上に作品や番組を作るところから携わらせていただけるようになって、仕事一つひとつに対する姿勢が変わった気がします。
――1月17日のインスタグラムでは、フリー転身を報告するとともに「新たな段階へ踏み出したい」とも綴られていました。「新たな段階」とは、渡部さんの中で具体的にどんなイメージなのでしょうか?
これから役者としてのスキルを磨いていく中で、日本だけじゃなく、海外のクリエイターさんたちとも積極的に繋がっていきたいと考えていて。海外の作り手さんは個人個人がプロフェッショナルとして、自分の軸を持っている印象があります。そういった方々とお仕事をするために、フリーになった今一つひとつ経験を積み、どこの現場に行ってもブレない役者・渡部豪太を作り上げることが今の目標です。
――今後、活躍の場が広がっていきそうですね。
広がっていくように努めていきたいですし、一つひとつの出会いを大事にしていきたいです。
スケボー競技は“カードの切り方”に注目すべし!
――『FREE SLIDE』で今後挑戦してみたいことは何でしょうか。
「ストリートカルチャー発信プロジェクト」と銘打っている以上、ストリートの現場に出向いて取材をしてみたいです。今のコロナ禍の状況ではなかなか難しいかもしれませんが、たとえば、街の雑踏が聞こえてくる夜のコンビニ前で缶ビール飲みながらインタビューしてみたり、福岡の夜の屋台から収録してみても面白そう。まぁ、ちょっと番組の趣旨からズレるかもしれませんけど(笑)。
あとは何と言っても、4月に開催される「X Games Chiba 2022」。「X Games」って、エクストリームスポーツ界の「スーパーボウル」みたいなものだと思うんです。そんな大イベントが日本で開催されると知ったときはすごく驚きましたし、こんなチャンス滅多にないので、世界中から集まるスケート界のスター達に会ってお話を聞いてみたいですね。
――東京オリンピックで日本勢が大躍進した影響もあり、国内でスケートボード熱が高まっています。渡部さんは競技としてのスケボーをどのように楽しんでいますか?
スケートボード競技って、「驚き」をすごく大事にする種目だと思うんです。だから僕は、その選手が持つ最も高得点を狙える技をカードとして、どのタイミングで切るかという点に注目しています。予選ではある一つの技をずっとやっていた選手が、決勝でいきなりそんな回し技入れちゃうの!? ……みたいな。そんなふうに、選手それぞれのカラーやパーソナリティーで異なる“カードの切り方”を楽しんでいます。
――ちなみに、オリンピックのスケボー競技で思い出に残っているシーンはありますか?
女子パーク競技のとき、みんなが失敗した選手を胴上げしていた場面が印象に残っています。あれって、オリンピックで特別テンションが高くなって行われたわけではなく、日常的にストリートで起きていることなんですよ。スケートボードには、10しかできない選手が頑張って11をメイクしたときに、「すごい!」と称え合うカルチャーが根付いているんです。選手同士は、この技をやるためにどれだけ努力してどれだけ転んでどれだけ傷ついたか分かり合えている。だからこそ、オリンピックという大舞台でも自然とストリートのときのように称え合ったんじゃないかなと。あのシーンを見て、スケボーって素敵だなと改めて感じましたし、あのシーンにスケボーの様々な魅力が集約されているような気がしました。
スケボー前に聴くと気分が上がる曲は?
―――ナビゲーターインタビューの連載では毎回、テーマに合わせて「おすすめの楽曲」をうかがっています。渡部さんがスケートボートをプレイする前に聴きたい一曲を教えてください。John Coltraneの『TRANEING IN』です。スケートボードビデオ『Video Days』でマーク・ゴンザレスさんが登場するパートに使われている楽曲で、聴くとウキウキした気持ちになります。ちなみに僕は、スケボーをしている最中は音楽を聴かないと決めているんです。環境音が聞こえていないと人やモノにぶつかりそうで怖いので。だからその代わりに、『TRANEING IN』を鼻歌で口ずさみながらプレイしたりしています。
――最後に始まったばかりの番組への意気込みをお願いします。
フリーになったタイミングでこの番組に出会えたことは、僕にとって追い風になっていると感じます。その追い風を全身で浴びながら、ゲストの方々からいろいろな話を聞いて、ストリートの光と影をシェアしていけたらと思っています。そして、僕を起用していただいている以上、「渡部豪太がナビゲーターでよかった」と言ってもらえるようにしたいです。番組を作っていただいている制作の方、聴いてくださるリスナーの方、ゲストの方に「豪太でよかった」と思ってもらえるような番組にしていくために、僕のスケートボードやストリートカルチャーに対する愛情を注ぎ、100点満点ではなく、150点ぐらいとれるような番組を目指していきます。
渡部豪太がナビゲートする『FREE SLIDE』は、毎週金曜23:30~24:00オンエア。公式サイトはこちら。
(取材・文=小島浩平)
渡部豪太 プロフィール
1986年生まれ。茨城県出身。舞台、映画、テレビ、広告などで活躍。2018年にはNHKの大河ドラマ『西郷どん』に出演。Eテレ『ふるカフェ系ハルさんの休日』では7シーズン主演を務める。ジャズダンス、バレエ、日本舞踊など踊りを通じた身体表現も得意とする。中学時代から始めたスケートボードがライフスタイルの軸になり、様々なスケーターやクリエイターと交流を持ち、幅広くストリートカルチャーに精通する。この記事の続きを読むには、
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