アクションスポーツの国際競技会『X Games』が、今年4月22日~24日に日本初開催。出場選手発表会が2月28日に都内で行われた。
1995年にアメリカで誕生した『X Games』は、夏季にスケートボード、BMX、Moto X、冬季にスキー、スノーボードのトップアスリートたちが集結して競い合う、世界最大を誇るアクションスポーツの国際競技会。日本初開催となる今大会は、ホストシティである千葉市、ライフスタイルブランド・Yogibo協力のもと、『X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo』としてZOZO マリンスタジアムで3日間にわたり開催される。
【関連記事】ストリートカルチャーの祭典「X Games」日本初上陸! 注目は? 渡部豪太が『HIDDEN CHAMPION』編集長と語る
発表された出場アスリートは総勢111名。海外からは『X Games』で金メダル13個を獲得し、スケートボードストリート世界選手権1位のナイジャ・ヒューストン、TOKYO 2020スケートボード女子パークで銅メダルを獲得したスカイ・ブラウンなどが名を連ねた。一方の日本勢は、TOKYO 2020スケートボード男子ストリート金メダリストの堀米雄斗ら参戦。堀米はビデオメッセージで「『X Games』は、自分が小さい頃からテレビで見ていたすごく大きなイベント。それが日本で開催されるのはすごい楽しみだし、自分の一番いい滑りをみんなに見せられたらいいと思います」とコメントを寄せた。
会場には、TOKYO 2020スケートボード女子パーク王者の四十住さくら、同大会BMXパーク男子決勝に出場した中村輪夢、世界タイトルを11回獲得しているBMXフラットランドの内野洋平、『X Games』で3度メダルを獲得しているスケートボード男子バートの芝田元の4名が登場。
『X Games』の国内開催は、日本人アクションスポーツアスリートにとって一大事だ。四十住は同大会を「本当に夢の舞台」とし、「日本で開催されることが決まった時は本当にうれしかったし、金メダルを獲れるように頑張りたいです」と再び頂点に立つことを誓った。また、本番で披露するトリックについては「色々あり過ぎて、どれを出すか迷っています」と濁しつつ、「本番を楽しみにしておいてください」とはにかんだ。
四十住と同じ2002年生まれの中村は、「『X Games』は、僕の生まれる前からある歴史のある大会。小さい頃から見て育ち、1度出場したことがあるんですけど、それまで死ぬまでに一回は出たいぐらいの気持ちだった」と思い入れの強さを滲ませた。
芝田は、出場選手リストの中に昔から憧れていたというスケートボードのレジェンド、バッキー・ラセクの名前があったとしたうえで、「バッキーなどのレジェンドの人たちと『X Games』という場で一緒に滑るというのが一番の夢。ひょっとしたらメダルを獲ることよりも意味のあることじゃないか」と意義を説いた。
内野は、今大会で自身の競技が約19年ぶりに『X Games』に復活するといい、「それがまさかの日本開催ということで、業界はかなり驚いていますし、僕自身もこれだけ長く乗っていて良かったです」としみじみ。大会に向けたトレーニングでは7kg減量したと述べ、「そこに意気込みを感じていただければと思います」と微笑んだ。
TOKYO 2020を機に注目高まるアクションスポーツ。中でも、オリンピック新種目のスケートボードで金メダルに輝き、一躍時の人となった四十住は、「サービスエリアでご飯を食べてたら『四十住さんですか?』って声をかけてくれて、サインを書いたら、なんかお土産をもらいました(笑)」と私生活の変化を明かし、会場の笑いを誘っていた。
(取材=小島浩平)
【X Games Chiba 2022(エックスゲームズ千葉2022)】
■会場
ZOZOマリンスタジアム (千葉県千葉市美浜区美浜1)
■日程
2022年4月22日(金) 開場 12:00/開始 13:30(予定)
2022年4月23日(土) 開場 12:00/開始 13:30(予定)
2022年4月24日(日) 開場 10:00/開始 11:00(予定)
■主催
X Games Japan 組織委員会
■Official Media
J-WAVE
チケット購入の詳細はオフィシャルサイト(https://xgamesjapan.com/)まで。
1995年にアメリカで誕生した『X Games』は、夏季にスケートボード、BMX、Moto X、冬季にスキー、スノーボードのトップアスリートたちが集結して競い合う、世界最大を誇るアクションスポーツの国際競技会。日本初開催となる今大会は、ホストシティである千葉市、ライフスタイルブランド・Yogibo協力のもと、『X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo』としてZOZO マリンスタジアムで3日間にわたり開催される。
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発表された出場アスリートは総勢111名。海外からは『X Games』で金メダル13個を獲得し、スケートボードストリート世界選手権1位のナイジャ・ヒューストン、TOKYO 2020スケートボード女子パークで銅メダルを獲得したスカイ・ブラウンなどが名を連ねた。一方の日本勢は、TOKYO 2020スケートボード男子ストリート金メダリストの堀米雄斗ら参戦。堀米はビデオメッセージで「『X Games』は、自分が小さい頃からテレビで見ていたすごく大きなイベント。それが日本で開催されるのはすごい楽しみだし、自分の一番いい滑りをみんなに見せられたらいいと思います」とコメントを寄せた。
会場には、TOKYO 2020スケートボード女子パーク王者の四十住さくら、同大会BMXパーク男子決勝に出場した中村輪夢、世界タイトルを11回獲得しているBMXフラットランドの内野洋平、『X Games』で3度メダルを獲得しているスケートボード男子バートの芝田元の4名が登場。
『X Games』の国内開催は、日本人アクションスポーツアスリートにとって一大事だ。四十住は同大会を「本当に夢の舞台」とし、「日本で開催されることが決まった時は本当にうれしかったし、金メダルを獲れるように頑張りたいです」と再び頂点に立つことを誓った。また、本番で披露するトリックについては「色々あり過ぎて、どれを出すか迷っています」と濁しつつ、「本番を楽しみにしておいてください」とはにかんだ。
四十住と同じ2002年生まれの中村は、「『X Games』は、僕の生まれる前からある歴史のある大会。小さい頃から見て育ち、1度出場したことがあるんですけど、それまで死ぬまでに一回は出たいぐらいの気持ちだった」と思い入れの強さを滲ませた。
芝田は、出場選手リストの中に昔から憧れていたというスケートボードのレジェンド、バッキー・ラセクの名前があったとしたうえで、「バッキーなどのレジェンドの人たちと『X Games』という場で一緒に滑るというのが一番の夢。ひょっとしたらメダルを獲ることよりも意味のあることじゃないか」と意義を説いた。
内野は、今大会で自身の競技が約19年ぶりに『X Games』に復活するといい、「それがまさかの日本開催ということで、業界はかなり驚いていますし、僕自身もこれだけ長く乗っていて良かったです」としみじみ。大会に向けたトレーニングでは7kg減量したと述べ、「そこに意気込みを感じていただければと思います」と微笑んだ。
TOKYO 2020を機に注目高まるアクションスポーツ。中でも、オリンピック新種目のスケートボードで金メダルに輝き、一躍時の人となった四十住は、「サービスエリアでご飯を食べてたら『四十住さんですか?』って声をかけてくれて、サインを書いたら、なんかお土産をもらいました(笑)」と私生活の変化を明かし、会場の笑いを誘っていた。
(取材=小島浩平)
【X Games Chiba 2022(エックスゲームズ千葉2022)】
■会場
ZOZOマリンスタジアム (千葉県千葉市美浜区美浜1)
■日程
2022年4月22日(金) 開場 12:00/開始 13:30(予定)
2022年4月23日(土) 開場 12:00/開始 13:30(予定)
2022年4月24日(日) 開場 10:00/開始 11:00(予定)
■主催
X Games Japan 組織委員会
■Official Media
J-WAVE
チケット購入の詳細はオフィシャルサイト(https://xgamesjapan.com/)まで。
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