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亀田誠治も「本物」と興奮! ミッキー吉野の古希を記念したアルバムの制作を振り返る

亀田誠治も「本物」と興奮! ミッキー吉野の古希を記念したアルバムの制作を振り返る

音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治が、自身がプロデュースしたゴダイゴ・ミッキー吉野の古希を記念したプロジェクトアルバム『Keep On Kickin' It』について語った。

亀田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは2月3日(木)。

いつも笑顔の亀田誠治が、宮本浩次にかけた一言

西沢はオープニングから「仲のいいおじさん同士の会話が聴きたかったら『GROOVE LINE』」と上機嫌に亀田を紹介。普段から穏やかな表情でトークにも応じる亀田の人間性にせまった。

西沢:亀田さんは前から思っていたんだけど、そうやってニコニコしているけど、そういう人がいいだけじゃこの業界ここまで渡ってこれないでしょ?

亀田:あはは(笑)。

西沢:実は怖いんじゃねーの?

亀田:ん? さあ、どうですかね。

西沢:前に宮本浩次が「亀田さんに怒られた」って言ってた。

亀田:あ……ははは。

西沢:「バンドのなかでそうやってほかの人を攻撃しないで、協調性と持ってやらないとだめだよ」って言われたって。

亀田:言ったこともあるかも。

西沢:本人が言ってた。亀田さんがプロデュースしたやつあったでしょ? そのときの話よ。

亀田:でもこのあいだ面白いことがあって。「やっぱり亀田さんはいいね。亀ちゃんの笑顔がいいね」って言われたの、そのときに「なんや音ちゃうんか!」と思って。

西沢:(笑)。

亀田:音楽じゃなくて、笑顔要員かと思って。

西沢:でも音楽の現場ってギスギスすることが多いし、それが原因で解散するバンドなんかもいっぱいいる。個性のぶつかり合いのなかで、亀田さんというベースというポジションとか、あとはプロデューサーとしての人格とか、あとは相手を受け入れる幅の広さとか、いいこといっぱい持ってますよね。

亀田:……どうしたの、今日のピストンさん? なんか僕のこと上げてくれちゃって、気分いいですよ。

西沢:本当にそうだなと思って。ただのニコニコした飲み屋うろついてそうなオッサンなのになあと思って(笑)。

亀田:ありがとうございます(笑)。

「ゴダイゴの音楽が大好きな人たち」が集まった

亀田がプロデュースしたゴダイゴのミッキー吉野のプロジェクトアルバム『Keep On Kickin' It』が、2021年12月にリリースされた。フィーチャリングには豪華アーティストが名を連ねるが、亀田によれば大事な選定基準があったそう。

【関連記事】ゴダイゴが音楽シーンにもたらした「重要な概念」とは? 亀田誠治が語る

亀田:コロナに入った1年半ぐらい前の夏にミッキーさんから電話があって「亀ちゃん、ちょっとこの(コロナ禍という時代の)閉塞感を打ち破るアルバムを作りたい」と。ミッキーさんは「僕は(2021年に)古希を迎える、70歳だ」と。70歳を迎えるということは、もしかしたらこれがミッキーさんの人生のキャリアのなかで集大成というか、最後の録りおろしのアルバムになるかもしれないと。で、自分1人で作っていたら自分の仲間たちだけで作っちゃうから、亀ちゃんにあいだに入ってもらってさまざまなアーティストと一緒に作ったりできないかな?と。本当はもっと控えめに「僕になにかアドバイスしてくれないかな?」みたいな。巨匠が言うわけですよ。

西沢:あらまあ。それ言われちゃったら頑張らざるを得ないんで、相手もうまいなあ。

亀田:「はい」か「イエス」しか言えないみたいな感じになってしまって。

西沢:亀田誠治を追い込むのはその手があったんだな。

亀田:ははは(笑)。そこから始まった感じかな。

西沢:じゃあここに入っているChar、岡村靖幸、JUJU、EXILE SHOKICHI、MIYAVI、Mummy-Dなどなどは、基本、亀田さんが集めてきた?

亀田:そうですね。

西沢:まあCharは同じ世代だけれども、ほかの人たちというのはミッキーさんと付き合いない人たちなのかな。

亀田:でもね、ミッキーさんやゴダイゴの音楽が大好きな人たち。まずはそこを基準にしたの。若い世代と交わるからといって、取ってつけたような感じにするんじゃなくて。フィーチャリングされる方たちがミッキーさんやゴダイゴの音楽のこと、ザ・ゴールデン・カップスのことが好きで好きでしょうがないということを徹底的にリサーチして「フィーチャリングアーティストとして一緒にやってくれない?」っていうお声がけをしたのかな。

西沢:徹底的なリサーチってどうやるんですか?
亀田:たとえばハマ・オカモトくんがザ・ゴールデン・カップスでベース弾いてくれているんだけど、J-WAVEの番組でミッキーさんとハマさんが対談しているラジオを俺がたまたま聴いたりしてるの。

西沢:なるほど。


「秘密結社亀田のネットワークを使って(フィーチャリングアーティストを)探した」と笑う亀田。情報源について「いろいろなアーティストと常に(作品を)作っているから、いろいろな情報が入ってくる」と話す。

亀田: JUJUに関して言うと、4年前の2019年の日比谷音楽祭という僕が実行委員長やっている音楽フェスがあるんだけど、タケカワ(ユキヒデ)さんとミッキーさんと一緒にJUJUは『Monkey Magic』を歌ったの。という関係もあって、特にJUJUがすごく楽しそうに『Monkey Magic』を歌ってくれて。そうしたら『Monkey Magic』をカバーするときは絶対、JUJUで収録したいなと思ったりとか。そういうつながりかな?
西沢:JUJUは生粋のカラオケですからね。絶対に酔ったときにそれ歌っているんでしょ。
亀田:「歌ってる」って言ってた(笑)。
西沢:やっぱりね。そういう面子で作ったら、やっぱり気分よくできるんでしょうし、ミッキーさんも喜んでくれたでしょ?
亀田:はい。僕も自信作だし、ミッキーさんがなにより「もっともっと音楽やりたくなった」みたいなことをおっしゃってますね。
西沢:そのキャリアにして、刺激を受けた。これはすばらしいですね。

“楽しさ”がにじみ出たアルバム

番組では『The birth of the odyssey ~ Monkey Magic feat. JUJU』をオンエア。楽曲について掘り下げていった。

西沢:この時代のキーボードの人はいろいろな音色を使って、その音色が立つ、主役になり得るものを持ってますよね。

亀田:すごいんですよ。なんか全部が太いというか「本物きた! これ聴いたことあるやつきた!」ってやつばっかり出てくるの。これはすごかったなあ。

西沢:当時のシンセサイザー、キーボーダーみたいな人って、いかに「目立ってなんぼ」みたいな世界のなかでやっていた人たちだから、本気出したらダーッて前くるよね。

亀田:確かに。

西沢:これは基本バンドでやってるんですか?

亀田:『Monkey Magic』は日比谷音楽祭のときに一緒にやった、いわゆる「亀田組」というか僕の仲間。ようするに若い世代……若い言ってもオッサンなんですけど(笑)。僕らの世代のバンドが、超もうゴダイゴリスペクトで。なので僕はカセットテープで習ったスティーブ・フォックスさんのプレイを思い浮かべながらベースを弾いたわけですよ。

西沢:やっぱりこういう音の上に乗るなあって、バンドってやっぱりいいなって感じがしましたね。

亀田:やっていても、やりがいというか「俺たちはこれやりたかったし、憧れてたよな」という感じで。そういう空気が終始どのレコーディングもスタジオのなかにあふれていた感じがします。

西沢:いやいやもう、亀田誠治の仕事じゃない感じが。仕事じゃなくて楽しんじゃってる感じがね。

亀田:「笑顔がいいね!」って感じかな(笑)。

西沢:このキャリアにしてミッキー吉野と組めるってすごいじゃないですか。

亀田:ありがとうございます。

亀田の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。

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月・火・水・木曜
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