三浦大知が新作のタイトルに込めた意味や、プライベートでハマっているオススメの鍋などについて語った。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。1月30日(日)のオンエアでは、三浦がゲスト出演してクリスとトークを展開した。
クリス:大知くん変わらないよね。
三浦:そうですね、変わらず。
クリス:5年の年月が経ったと思えないぐらい、5日前に会ったような感じもします。
三浦:(笑)。
クリス:大知くんは踊り以外、体のためにやっていることはあるの?
三浦:体のことですか? いやでも、そんなないですよ。やっぱり歌って踊ってる感じで。振りづくりとかも自分はするので、スタジオに入って踊ってという感じですかね。
クリス:じゃあそれはコロナ禍もずっと、とりあえずそういうトレーニングというか踊りや振りの練習とかはずっと欠かさずやっているという感じですよね。
三浦:そういう作業はあったのでしていました。ただ、ライブは一気になくなったので、ライブのステージに立つことでしかつかない筋肉もきっとあるとは思うので、これからやっていきながら体を作っていかなきゃいけないなと思うんですけど。
クリス:年末は大きい番組とかあって、久しぶりに人前でお披露目っていう感じでしたか。
三浦:それこそ番組とかでいろいろ1曲とかパフォーマンスをさせていただくという機会は定期的にあったので、しっかり体がなまらずにやれている感じはあったのかなと思います。
クリス:ミュージシャンはアスリートみたいなもので、使わないとなまりますもんね。
三浦:そう思います。なので三浦大知チームでオンラインライブをやったりとか、機会を作るようにはしていました。
三浦:いろいろコロナ禍だったりとか自分の生活のなかで、自分の価値観だけではなくて、いろいろな角度から物事を考えたりするということは大事なんじゃないかなという風に思いまして、そんな想いで書きました。
クリス:いわゆるモチーフというか「考える人」を使ったのはなぜだったんですか?
三浦:考えることをテーマに掲げようとおもったときに最初にモチーフとして出てきたのが「考える人」だったんです。でも「考える人」って実は考えていないというか。
クリス:そうなの?
三浦:「考える人」はもともと「地獄の門」という造形のなかの一部分なんです。あれは地獄の門を通っていく下の人を眺めている人らしいんです。なので考える人自身がすごく考えているというわけでは実はないらしいんですけど「地獄の門」からその部分だけ引き出してきて「考える人」という作品としてフォーカスされたらしいんです。
クリス:「地獄の門」の一部分で上のほうにいて下を見ているさまを取り出すと、まさに考えている人のように見えるということなんですね。
三浦:自分もその一部分を先に知っていて「地獄の門」のこととか、そこまでわからなかったんです。歌詞にもしていますけど、自分が見ている部分は一部分だなということはあるじゃないですか。主観というか。でもそうだけじゃなくて、自分から見えてない部分にもたくさん、いろいろなストーリーや人の気持ちがあったりすると思うので、ちゃんと自分なりに考えながら行動に移したり、言葉にしたりということができるといいんじゃないかなと思って書きました。
クリスは「インターネットだと、どうしても自分のバイアスや指向性で、自分の都合に合わせた情報を選べる時代になっちゃったのが怖い」とコメント。三浦は「(今は)情報がとても多いじゃないですか。それを自分たちは選ばないといけない。だけど情報に埋もれすぎていると、それが本当かどうかもよくわからず聞いた話のまま人に伝えちゃっていることが、自分もたまにあるなと思っている」と話した。
三浦:それって自分の思考を1回素通りしちゃっているというか。自分があまり考えていないけど、こういう情報を見たからそのままその情報を横に回していっちゃうみたいな、それはちょっともったいないというか。それによって起こる弊害みたいなのもたくさんあるなと思っているので「自分の価値観でそれを見たときにどうかなのか」ということを自分が考えておかないといけないよなと。そこは大事なフィルターというかファクターなんじゃないかなと最近考えていたので、こんな曲になったという感じです。
クリス:コロナがなかったら、という体で。
三浦:美術館にいっぱい行きたいですね。
クリス:ああ、美術館。
三浦:世界の美術館、それこそルーブルとか。ベタですけど行ったことないので、いろいろな美術館を回ったりしたいなと。それこそ子どもとかも、そういう空間に連れて行くみたいなのはいっぱいやりたいなと思います。
クリス:わかります。僕もとりあえず自分の子どもは上野の国立西洋美術館の、まさに「地獄の門」を見せに行こうかなって。
三浦:そうですね、あそこにも置いてありますよね。
クリス:古典ですか? 現代も含めていろいろ?
三浦:現代も含めて、絵とかなんでもいいと思うんですけど、その空間に行きたいですよね。
2つ目の質問は「好きな鍋を教えてください」というもので、三浦はオススメの鍋を紹介した。
三浦:扁炉(ピェンロー)鍋って知ってます?
クリス:知らない。
三浦:いわゆる、シイタケの出汁でとる白菜を食べる鍋があるんです。
クリス:へー!
三浦:シイタケで出汁をとって、それを塩と七味とあとはごま油をたっぷり入れて食べる鍋があって、それが大好きなんです。
クリス:それはお家でできるんですか?
三浦:家で作れます。
クリス:早速検索してみます。
三浦:ぜひ、すごくおいしいです。
三浦の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。1月30日(日)のオンエアでは、三浦がゲスト出演してクリスとトークを展開した。
コロナ禍でもダンスの日々
三浦の『TOKIO HOT 100』への出演は2015年8月以来、6年5か月ぶり。まずは近況について語った。クリス:大知くん変わらないよね。
三浦:そうですね、変わらず。
クリス:5年の年月が経ったと思えないぐらい、5日前に会ったような感じもします。
三浦:(笑)。
クリス:大知くんは踊り以外、体のためにやっていることはあるの?
三浦:体のことですか? いやでも、そんなないですよ。やっぱり歌って踊ってる感じで。振りづくりとかも自分はするので、スタジオに入って踊ってという感じですかね。
クリス:じゃあそれはコロナ禍もずっと、とりあえずそういうトレーニングというか踊りや振りの練習とかはずっと欠かさずやっているという感じですよね。
三浦:そういう作業はあったのでしていました。ただ、ライブは一気になくなったので、ライブのステージに立つことでしかつかない筋肉もきっとあるとは思うので、これからやっていきながら体を作っていかなきゃいけないなと思うんですけど。
クリス:年末は大きい番組とかあって、久しぶりに人前でお披露目っていう感じでしたか。
三浦:それこそ番組とかでいろいろ1曲とかパフォーマンスをさせていただくという機会は定期的にあったので、しっかり体がなまらずにやれている感じはあったのかなと思います。
クリス:ミュージシャンはアスリートみたいなもので、使わないとなまりますもんね。
三浦:そう思います。なので三浦大知チームでオンラインライブをやったりとか、機会を作るようにはしていました。
三浦大知とクリス・ペプラー。リモートで語り合った
「考える人」に込めた想い
三浦は1月1日に新曲『Le Penseur』をリリースした。『Le Penseur』は、フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの代表的な作品「考える人」のタイトルでもある。作詞を手がけた三浦はタイトルや歌詞に込めた想いについて語った。クリス:いわゆるモチーフというか「考える人」を使ったのはなぜだったんですか?
三浦:考えることをテーマに掲げようとおもったときに最初にモチーフとして出てきたのが「考える人」だったんです。でも「考える人」って実は考えていないというか。
クリス:そうなの?
三浦:「考える人」はもともと「地獄の門」という造形のなかの一部分なんです。あれは地獄の門を通っていく下の人を眺めている人らしいんです。なので考える人自身がすごく考えているというわけでは実はないらしいんですけど「地獄の門」からその部分だけ引き出してきて「考える人」という作品としてフォーカスされたらしいんです。
クリス:「地獄の門」の一部分で上のほうにいて下を見ているさまを取り出すと、まさに考えている人のように見えるということなんですね。
三浦:自分もその一部分を先に知っていて「地獄の門」のこととか、そこまでわからなかったんです。歌詞にもしていますけど、自分が見ている部分は一部分だなということはあるじゃないですか。主観というか。でもそうだけじゃなくて、自分から見えてない部分にもたくさん、いろいろなストーリーや人の気持ちがあったりすると思うので、ちゃんと自分なりに考えながら行動に移したり、言葉にしたりということができるといいんじゃないかなと思って書きました。
クリスは「インターネットだと、どうしても自分のバイアスや指向性で、自分の都合に合わせた情報を選べる時代になっちゃったのが怖い」とコメント。三浦は「(今は)情報がとても多いじゃないですか。それを自分たちは選ばないといけない。だけど情報に埋もれすぎていると、それが本当かどうかもよくわからず聞いた話のまま人に伝えちゃっていることが、自分もたまにあるなと思っている」と話した。
三浦:それって自分の思考を1回素通りしちゃっているというか。自分があまり考えていないけど、こういう情報を見たからそのままその情報を横に回していっちゃうみたいな、それはちょっともったいないというか。それによって起こる弊害みたいなのもたくさんあるなと思っているので「自分の価値観でそれを見たときにどうかなのか」ということを自分が考えておかないといけないよなと。そこは大事なフィルターというかファクターなんじゃないかなと最近考えていたので、こんな曲になったという感じです。
扁炉(ピェンロー)鍋がオススメ!
三浦は番組が選んだランダムな質問に答えることに。1つ目は「もしも『どこでもドア』で旅に行けるとしたら、どこに行きたい?」で、お互いに父親ということもあって子どもに関する発言も飛び出した。クリス:コロナがなかったら、という体で。
三浦:美術館にいっぱい行きたいですね。
クリス:ああ、美術館。
三浦:世界の美術館、それこそルーブルとか。ベタですけど行ったことないので、いろいろな美術館を回ったりしたいなと。それこそ子どもとかも、そういう空間に連れて行くみたいなのはいっぱいやりたいなと思います。
クリス:わかります。僕もとりあえず自分の子どもは上野の国立西洋美術館の、まさに「地獄の門」を見せに行こうかなって。
三浦:そうですね、あそこにも置いてありますよね。
クリス:古典ですか? 現代も含めていろいろ?
三浦:現代も含めて、絵とかなんでもいいと思うんですけど、その空間に行きたいですよね。
2つ目の質問は「好きな鍋を教えてください」というもので、三浦はオススメの鍋を紹介した。
三浦:扁炉(ピェンロー)鍋って知ってます?
クリス:知らない。
三浦:いわゆる、シイタケの出汁でとる白菜を食べる鍋があるんです。
クリス:へー!
三浦:シイタケで出汁をとって、それを塩と七味とあとはごま油をたっぷり入れて食べる鍋があって、それが大好きなんです。
クリス:それはお家でできるんですか?
三浦:家で作れます。
クリス:早速検索してみます。
三浦:ぜひ、すごくおいしいです。
三浦の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54
-
クリス・ペプラー