
Photo by アンザイミキ
羊文学の塩塚モエカと河西ゆりかが、各国でのライブへの思いを語った。
羊文学のふたりが登場したのは、3月30日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。この日は、3月27日(木)に“まちびらき”として一部先行開業したTAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)のGateway Studioから、公開生放送でお届けした。
【関連記事】羊文学、タイのアユタヤ遺跡から喜びの声を届ける─最新チャートで大ヒット『APT.』を抜いて首位
2024年にはソウル、北京、上海、深圳、広州、台北、バンコク、クアラルンプール、マニラ、香港でのツアーを敢行。そんな彼女たちを「アジアの虎」ならぬ「アジアの羊」と称するクリス。
クリス:「アジアの羊」になった気分はどうですか?
塩塚:こんなに(たくさんの国に)行っていたんだなって。国によってノリ方がみんな違うので、全然飽きませんでした。先日、今年のツアーを発表しましたが、それもまた楽しみです。
クリス:いちばん印象に残っている国やお客さんの反応はありますか?
河西:『マヨイガ』という曲があって、日本ではしっとり聴く人が多いんですけど、フィリピンのマニラでは真逆で、みんなで大合唱してくれてびっくりしました。
クリス:そんなときは「あれ?」って演奏が止まったりします?
河西:止まりはしないです。「すごいね(笑)」「みんなありがとう」みたいな感じです。
クリス:世界のいろいろな場所で自分たちの曲が違った聴かれ方をしているのは楽しいですよね。
河西:サビ前に「オイ! オイ! オイ!」って盛り上がったときは危なかったよね(笑)。
塩塚:あれは上海だっけ? それで、サビの歌詞が飛びそうになったんです(笑)。
クリス:それは、でもアーティスト冥利というか、すごく勉強になるというと変だけど、世界に向けた曲作りのヒントになりますよね。
塩塚:こういうノリが楽しいんだ、ってわかりますよね。
そんな羊文学は、3月28日(金)に新曲『未来地図2025』を配信リリースしたばかり。この曲は、TAKANAWA GATEWAY CITYの、その先の未来を圧巻の映像とストーリーで体験できる「TAKANAWA GATEWAY CITY 未来体験シアター」(2026年春グランドオープン予定)のために書き下ろしたナンバーだ。
クリス:僕も(未来体験シアターを)体験したんですが、すごいですよね。イマーシブ(没入型)な半円球状のシアターで、自分の視野のほぼ全面が映像で埋まる感じなんですが、ご覧になっていかがでした?
塩塚:音と映像の迫力がすごすぎて、進んでいくにつれて盛り上がって、最後は涙が出そうになりました。この施設がどう育っていくのかという、期待が持てるような内容になってますね。
そして、番組では新曲『未来地図2025』をオンエア。これにとどまらず、羊文学は、この日3月30日(日)18時からTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで「J-WAVE presents TAKANAWA GATEWAY CITY SPECIAL LIVE feat. 羊文学」を敢行。この曲も初披露することがアナウンスされた。
クリス:昨日3月29日(土)はJ-WAVEの感謝祭『MEGA JAM』(「SAISON CARD TOKIO HOT 100 MEGA JAM in TAKANAWA GATEWAY CITY」)を行ったのですが、羊文学の出演はいわばこけら落とし第2弾。どんな感じになりそうですか?
河西:会場を見てきたんですが、けっこう広くて。
塩塚:できたての匂いがしました。
河西:新築の香りがしました。
クリス:ツメ跡を残してください。
河西:がっつり(笑)。
塩塚:あります。本番2分前にやるやつ、やろう。
河西:OK!
塩塚:「元気出していきましょう!」
塩塚・河西:「シャ〜」
クリス:シャ〜ってやるんですか?
河西:直前に円陣組んで裏でやってます。
クリス:「シャ〜」はなんなんですか?
塩塚:「シャ〜」は、今日はいないんですけど、メンバーのフクダが気合を入れるときに「シャーッ」「シャーッ」って昔やっていたんです。
続いて、河西が回したガチャの質問は「ライブ中にステージから気になることって?」。
河西:お客さんの髪の毛の色とか、グッズ着てるなとか、あくびしてるなとか、全部見えます。
クリス:「こんな人はイヤだ」っていうのは何かありますか?
河西:そうだなあ……寝ちゃってる人とか(笑)。
塩塚:バレてます(笑)。
河西:あ、でも寝てもいいかな。心地いいのかなっていう感じもするので。
クリス:曲にもよりますよね。「この曲は、あまりに気持ちよくて私だって寝ちゃう」っていうのがあるかもしれないし。
クリス:ラジオはどうですか?
塩塚:すごく楽しいよね。
河西:楽しいです。ゆるっとやってます。
クリス:どんな話をしているんですか?
塩塚:『GURU GURU!』ではリスナーのみなさんをグルーって呼んでいるんですけど、グルーのみんなのお悩みにかなり深く答えています。
河西:1回で質問1個とか、すごく深掘りして回答しています。
クリス: とことん突き詰めていくという、深い答えを出している。「もう別れちゃえばー?」とかいう軽い感じじゃなくて。
塩塚:真剣勝負でやってます(笑)。
そして、2024年以上にワールドワイドに展開するツアーについて。4月10日(木)に、カリフォルニア・サンディエゴからスタートし、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランドの4公演ののち、シアトルでイベントに出演する西海岸ツアー。7月にはUKで行われるイベントに出演し、9月からはアジアツアーを開始。9月15日(月)には大阪城ホール、10月9日(木)、10日(金)には日本武道館2daysと、ツアーが目白押しな羊文学。クリス・ペプラーは「ライブしまくり」と紹介した。
クリス:世界を股にかける意気込みはどうですか?
塩塚:とりあえずトレーニングしてます。ジムに行って走ったり。
河西:持ち上げたりとか(笑)。
クリス:やっぱりツアーは体力?
河西:体力ですね。
クリス:4月から始まって10月までですもんね。たとえば、半年のツアーって、バンドはどういうふうに仕上がっていくんですか? 最初はセットリストが決まってリハーサルをやったりして、中盤から後半を経て、ファイナルには目をつぶってもできるマッスルメモリー化しているような状態になると思うんだけど。最初の2、3公演ってどんな感じなんですか?
河西:最初の2、3公演は緊張感がありますね。それはそれでいいと言ってくれる人もいます。中盤になるとセットリストを見なくても覚えていて、ツアー中に「曲のここを変えよう」って提案が出てきたりして、本番は本当に目をつぶってでもできるぐらいになってますね。
クリス:ツアー中でいちばんマインド的に気持ちいい時期はいつごろですか?
河西:慣れてきた、ライブ後半が楽しいよね。
塩塚:うん、後半にちょっと小さめの箱とかでやると、めっちゃ爆発できる感じがありますね。
河西:お客さんが近かったりすると、同じセットリストでも(盛り上がり方が)変わるよね。
ツアーで訪れる各国のいろいろな街も、しっかり満喫しているという羊文学。いろんな都市の空気感に触れることが、作品制作にもプラスな影響をもたらしているという。
クリス:いろんな街に行けるから、打ち上げも楽しんじゃないですか?
河西:楽しいです!
塩塚:いろんなものが食べられるよね。
クリス:ツアーで回っているわけですけど、訪れた街を見て、そのあとにそこで演奏するのって、アーティストとしてはフィードバックが大きいんじゃないですか?
塩塚:たしかに! 私たち、お休みのときは本当にずっとお買い物して回ってるんです。
河西:街もずーっと見て回ってる感じがしています。
クリス:そうして世界を回るツアーは、世界中のいろいろなお客さんに出会うだけじゃなく、都市を見ることができるという点でも、きっと今後の作品制作にすごいプラスになるのかなと思います。
羊文学の最新情報は公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では、世界の音楽シーンから厳選した100曲をカウントダウン。毎週日曜13時からオンエア。
羊文学のふたりが登場したのは、3月30日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。この日は、3月27日(木)に“まちびらき”として一部先行開業したTAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)のGateway Studioから、公開生放送でお届けした。
羊文学、マニラ公演での『マヨイガ』へのノリに驚く
羊文学が『SAISON CARD TOKIO HOT 100』にゲストとして登場したのは、2019年8月以来、5年7カ月ぶり。だが、TOKIO HOT 100 チャートにて、2025年2月に『声』がナンバーワンとなり、滞在先のタイよりリモート出演を果たしている。【関連記事】羊文学、タイのアユタヤ遺跡から喜びの声を届ける─最新チャートで大ヒット『APT.』を抜いて首位
2024年にはソウル、北京、上海、深圳、広州、台北、バンコク、クアラルンプール、マニラ、香港でのツアーを敢行。そんな彼女たちを「アジアの虎」ならぬ「アジアの羊」と称するクリス。
クリス:「アジアの羊」になった気分はどうですか?
塩塚:こんなに(たくさんの国に)行っていたんだなって。国によってノリ方がみんな違うので、全然飽きませんでした。先日、今年のツアーを発表しましたが、それもまた楽しみです。
クリス:いちばん印象に残っている国やお客さんの反応はありますか?
河西:『マヨイガ』という曲があって、日本ではしっとり聴く人が多いんですけど、フィリピンのマニラでは真逆で、みんなで大合唱してくれてびっくりしました。
クリス:そんなときは「あれ?」って演奏が止まったりします?
河西:止まりはしないです。「すごいね(笑)」「みんなありがとう」みたいな感じです。
羊文学- マヨイガ (Official Music Video)
河西:サビ前に「オイ! オイ! オイ!」って盛り上がったときは危なかったよね(笑)。
塩塚:あれは上海だっけ? それで、サビの歌詞が飛びそうになったんです(笑)。
クリス:それは、でもアーティスト冥利というか、すごく勉強になるというと変だけど、世界に向けた曲作りのヒントになりますよね。
塩塚:こういうノリが楽しいんだ、ってわかりますよね。
そんな羊文学は、3月28日(金)に新曲『未来地図2025』を配信リリースしたばかり。この曲は、TAKANAWA GATEWAY CITYの、その先の未来を圧巻の映像とストーリーで体験できる「TAKANAWA GATEWAY CITY 未来体験シアター」(2026年春グランドオープン予定)のために書き下ろしたナンバーだ。
クリス:僕も(未来体験シアターを)体験したんですが、すごいですよね。イマーシブ(没入型)な半円球状のシアターで、自分の視野のほぼ全面が映像で埋まる感じなんですが、ご覧になっていかがでした?
塩塚:音と映像の迫力がすごすぎて、進んでいくにつれて盛り上がって、最後は涙が出そうになりました。この施設がどう育っていくのかという、期待が持てるような内容になってますね。
そして、番組では新曲『未来地図2025』をオンエア。これにとどまらず、羊文学は、この日3月30日(日)18時からTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで「J-WAVE presents TAKANAWA GATEWAY CITY SPECIAL LIVE feat. 羊文学」を敢行。この曲も初披露することがアナウンスされた。
未来地図2025
河西:会場を見てきたんですが、けっこう広くて。
塩塚:できたての匂いがしました。
河西:新築の香りがしました。
クリス:ツメ跡を残してください。
河西:がっつり(笑)。
ライブ前のルーティン「シャ〜」とは?
ここで番組恒例の「ガチャ」がスタート。カプセルに入った質問に塩塚と河西が答えた。塩塚がガチャを回して引いたのは赤い玉。質問は「ライブ前のルーティン、決まりごとを教えてください」。塩塚:あります。本番2分前にやるやつ、やろう。
河西:OK!
塩塚:「元気出していきましょう!」
塩塚・河西:「シャ〜」
クリス:シャ〜ってやるんですか?
河西:直前に円陣組んで裏でやってます。
クリス:「シャ〜」はなんなんですか?
塩塚:「シャ〜」は、今日はいないんですけど、メンバーのフクダが気合を入れるときに「シャーッ」「シャーッ」って昔やっていたんです。
続いて、河西が回したガチャの質問は「ライブ中にステージから気になることって?」。
河西:お客さんの髪の毛の色とか、グッズ着てるなとか、あくびしてるなとか、全部見えます。
クリス:「こんな人はイヤだ」っていうのは何かありますか?
河西:そうだなあ……寝ちゃってる人とか(笑)。
塩塚:バレてます(笑)。
河西:あ、でも寝てもいいかな。心地いいのかなっていう感じもするので。
クリス:曲にもよりますよね。「この曲は、あまりに気持ちよくて私だって寝ちゃう」っていうのがあるかもしれないし。
「走ったり」「持ち上げたり」して世界ツアーに備える
話題は再び仕事の話に。まずはラジオについて。羊文学はJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(毎週月曜~木曜 22:00-24:00)のコーナー「GRUUVE BUNCH」(22:35-22:45)の月曜日を担当している。クリス:ラジオはどうですか?
塩塚:すごく楽しいよね。
河西:楽しいです。ゆるっとやってます。
クリス:どんな話をしているんですか?
塩塚:『GURU GURU!』ではリスナーのみなさんをグルーって呼んでいるんですけど、グルーのみんなのお悩みにかなり深く答えています。
河西:1回で質問1個とか、すごく深掘りして回答しています。
クリス: とことん突き詰めていくという、深い答えを出している。「もう別れちゃえばー?」とかいう軽い感じじゃなくて。
塩塚:真剣勝負でやってます(笑)。
そして、2024年以上にワールドワイドに展開するツアーについて。4月10日(木)に、カリフォルニア・サンディエゴからスタートし、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランドの4公演ののち、シアトルでイベントに出演する西海岸ツアー。7月にはUKで行われるイベントに出演し、9月からはアジアツアーを開始。9月15日(月)には大阪城ホール、10月9日(木)、10日(金)には日本武道館2daysと、ツアーが目白押しな羊文学。クリス・ペプラーは「ライブしまくり」と紹介した。
クリス:世界を股にかける意気込みはどうですか?
塩塚:とりあえずトレーニングしてます。ジムに行って走ったり。
河西:持ち上げたりとか(笑)。
クリス:やっぱりツアーは体力?
河西:体力ですね。
クリス:4月から始まって10月までですもんね。たとえば、半年のツアーって、バンドはどういうふうに仕上がっていくんですか? 最初はセットリストが決まってリハーサルをやったりして、中盤から後半を経て、ファイナルには目をつぶってもできるマッスルメモリー化しているような状態になると思うんだけど。最初の2、3公演ってどんな感じなんですか?
河西:最初の2、3公演は緊張感がありますね。それはそれでいいと言ってくれる人もいます。中盤になるとセットリストを見なくても覚えていて、ツアー中に「曲のここを変えよう」って提案が出てきたりして、本番は本当に目をつぶってでもできるぐらいになってますね。
クリス:ツアー中でいちばんマインド的に気持ちいい時期はいつごろですか?
河西:慣れてきた、ライブ後半が楽しいよね。
塩塚:うん、後半にちょっと小さめの箱とかでやると、めっちゃ爆発できる感じがありますね。
河西:お客さんが近かったりすると、同じセットリストでも(盛り上がり方が)変わるよね。
ツアーで訪れる各国のいろいろな街も、しっかり満喫しているという羊文学。いろんな都市の空気感に触れることが、作品制作にもプラスな影響をもたらしているという。
クリス:いろんな街に行けるから、打ち上げも楽しんじゃないですか?
河西:楽しいです!
塩塚:いろんなものが食べられるよね。
クリス:ツアーで回っているわけですけど、訪れた街を見て、そのあとにそこで演奏するのって、アーティストとしてはフィードバックが大きいんじゃないですか?
塩塚:たしかに! 私たち、お休みのときは本当にずっとお買い物して回ってるんです。
河西:街もずーっと見て回ってる感じがしています。
クリス:そうして世界を回るツアーは、世界中のいろいろなお客さんに出会うだけじゃなく、都市を見ることができるという点でも、きっと今後の作品制作にすごいプラスになるのかなと思います。
羊文学の最新情報は公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では、世界の音楽シーンから厳選した100曲をカウントダウン。毎週日曜13時からオンエア。
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毎週日曜13:00-16:54
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クリス・ペプラー