三代目JSB・今市隆二「MVが、まるで映画」 世界から注目を浴びるリル・ナズ・Xの魅力語る

三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・今市隆二が、リル・ナズ・Xのデビューアルバムである『MONTERO』について語った。

このトークをお届けしたのは、今市が木曜日のナビゲーターを務めるJ-WAVE『SPARK』。オンエアは10月7日（木）。

今市がナビの木曜『SPARK』が8年目に突入！

番組の冒頭、今市が担当する木曜『SPARK』の放送が7周年を迎え、放送8年目に突入したことを明かした。

今市：今日スタジオに来ましたら、スタッフのみなさんが窓にアニバーサリーの風船を付けていましてね。付け終わってないので、公開サプライズ的な感じでした（笑）。8年目に突入したということで、本当にありがとうございます！

2014年10月2日に初回が放送された、今市が担当する木曜『SPARK』。当時、今市は28歳だった。

今市：今は35歳ですからね。もし『SPARK』を始めたときに奥さんがいて子どもが生まれていたら小学1年生だったわけです。時が経つのは早いですね。7年間のあいだ、寝ず子（木曜『SPARK』リスナーの愛称）のみんなが応援してくれました。本当にありがとうございます。引き続き、音楽を中心に素敵なラジオを届けていきたいと思いますので、8年目もよろしくお願いいたします！

世界中が注目するリル・ナズ・Xのデビューアルバムをチェック

今市が気になっているアルバムを紹介する「RYUJI'S FAVORITE ALBUM」のコーナーでは、リル・ナズ・Xのデビューアルバム『MONTERO』を紹介。9月17日にリリースされた今作は、ドージャ・キャット、メーガン・ザ・スタリオン、エルトン・ジョンといった豪華アーティストたちが多数参加している。

今市：まず、これがデビューアルバムってことにすごくびっくりしましたね。リル・ナズ・Xは『Old Town Road』ですごい記録を作りまして、言ってしまえばヒップホップ界では1位の存在ではないでしょうか。

『Old Town Road』は「Billboard Hot 100」で19週連続1位を獲得し、米ビルボード史上最長記録を更新した。今市は「異端児的な立ち位置だし、『Old Town Road』がヒットし過ぎて“一発屋”になっちゃう可能性もあったんですけど、しっかりとその壁もぶち破ったんですよね」とコメントし、ヒットを連発するリル・ナズ・Xの音楽性や人間性を分析した。

今市：楽曲的な話だと、カントリーとヒップホップの融合ってところが一番大きいですね。『INDUSTRY BABY』のMVでは10人ぐらいいる男性が全裸になって踊っていたんですけど、とにかくインパクトがありました。リル・ナズ・Xは先日、自身がゲイであることを発表しまして。それも、すごくインパクトがあることじゃないですか。だけど、リル・ナズ・Xのなかではそういったものもどんどんスタンダートにしていきたいという思いがあるようです。メッセージ的にすごく支持されるところもあるし、実際にLGBTの方面でも積極的に活動されています。

今市はリル・ナズ・Xが生み出すMVのクオリティを高く評価した。

今市：MVの世界観がとにかくすごいですよね。まるで映画じゃないですか。CGを駆使したり、キャラクターたちも特殊メイクをしたりと、しっかりと世界観を構築していますよね。ヒップホップの世界で一番注目されている人なんじゃないかなって思います。今回デビューアルバムをリリースしたわけですけども、これからもどんどんとMVが公開されると思いますし、活動も活発になるんじゃないでしょうか。引き続きリル・ナズ・Xをチェックしていきたいと思います！

三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・今市隆二が木曜日のナビゲーターを務める『SPARK』は、J-WAVEで毎週月曜から木曜の25時より。