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L'Arc〜en〜Cielはポップな曲でもロックになる。オーラル・山中拓也、(sic)boyらが魅力を語る

L'Arc〜en〜Cielはポップな曲でもロックになる。オーラル・山中拓也、(sic)boyらが魅力を語る

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。

2月2日(火)のオンエアでは、モンスターバンド、L'Arc〜en〜Cielを大特集。彼らの音楽を聴いて育った“ラルクの子ども達”、THE ORAL CIGARETTESの山中拓也、ラッパーの(sic)boy、THE NOVEMBERSの小林祐介がその魅力を語り尽くした。

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L'Arc〜en〜Ciel、30年の歴史を振り返る

ヴォーカルのhyde、リーダーでベースのtetsuya、ギターのken、ドラムのyukihiroからなるL'Arc〜en 〜Ciel(以下、ラルク)。1991年に結成され、ニューウェイブやハードロックなど様々なサウンドを加味した音楽性で注目を集め、1994年にメジャーデビュー。翌年には初の武道館公演を敢行し、1996年にはアルバム『True』がオリコンチャート1位を獲得。瞬く間にトップバンドへと駆け上がった。

1997年には初の東京ドーム単独公演を行い、チケットは当時最短の45分でソールドアウト。そして1998年にyukihiroが正式加入し、その活動はさらに加速。同年シングル『winter fall』が初のオリコン1位。さらにはアルバム『HEART』を、日本を含むアジア6カ国でリリースし海外進出。その後も絶えずチャートを賑わせ、ミリオンセールスを量産した。

2000年以降はソロ活動も盛んになり、海外でのライブも活発に。その結果、2012年にはワールドツアーを実施し、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで日本人初となる単独公演を完遂した。

2016年に41枚目のシングル『Don't be afraid』を発表して以降、新曲のリリースはないものの、昨年は約8年ぶりとなるコンサートツアーをスタート。結成30周年を迎え、さらなる活躍が期待されている。

THE ORAL CIGARETTES・山中拓也が語るhydeの素顔

まず、話を伺ったのは、ラルク好きを公言しているTHE ORAL CIGARETTESのヴォーカル・山中拓也。

あっこゴリラ:山中さんが初めてコピーしたのは、ラルクの何という曲だったんですか?
山中:もともと兄貴がバンドをやっていて、その兄貴が僕のお年玉で勝手にベースを買ってきて(笑)。それがきっかけでベースを始めたんですけど、『Blurry Eyes』をコピーしました。
あっこゴリラ:tetsuyaさんのベースはどうですか?
山中:一言で言うとマジムズい(笑)。歌を歌っているようなメロディをベースで奏でていて、すごく難しかった記憶があります。
あっこゴリラ:山中さんはJ-WAVE『WOW MUSIC』で1月のマンスリープレゼンターを担当されていましたが、その放送にhydeさんが来てくれたそうですね。
山中:そうなんですよ。最後の週でhydeさんがラスボスみたいな感じで来てくださって。
あっこゴリラ:あはははは。ヤバすぎる。hydeさんって、普段どんな方なんですか?
山中:ここ数年かわいがっていただいているんですけど、会うと関西の優しい兄ちゃんって感じで、男気もあって。一度打ち上げのタイミングで「拓也が困ってたら、いつでも力貸すよ」みたいなことを言ってくれて。
あっこゴリラ:かっこいい! 難しいと思うんですけど、「俺のL'Arc〜en 〜Ciel」を1曲選んでもらえますか?
山中:いろいろ考えたんですけど、hydeさんと一緒に歌わせていただいて嬉しかった『Heaven's Drive』です。ロックバンドがこんなにポップな曲をやってもロックになる、そんなスゴさがラルクにはあると思いましたね。

番組では、L'Arc〜en〜Ciel『Heaven's Drive』をオンエアした。



あっこゴリラ:ラルクはメンバー全員が作曲し、しかも全員異なるセンスを持っている稀有なバンドですけど、山中さん的な好みは?
山中:tetsuyaさんの曲を聴くことが多いですね。理由としては僕が暗い曲ばかり作っちゃうのに対し、tetsuyaさんはポップを作るのがうまくて、バランス感覚がすごい。
あっこゴリラ:では、歌詞で印象に残っている曲やラインはありますか?
山中:よく“駆け出す”なって思います(笑)。僕はラルクの歌詞って音あたりがいいと思ってて。メロディとの絡み方がうまいというか、耳障りが良いから歌詞が入りやすいっていうのは昔から感じてました。
あっこゴリラ:最後に山中さんにとってL'Arc〜en 〜Cielを一言で言うと?
山中:僕の人生の中で絶対にいなくてはならないバンドで、海外にも尊敬するアーティストはいっぱいいるんですけど、それ以上に僕はラルクをリスペクトしているので、僕の中でのレジェンドです。

ジャンルや世代を超えて愛される、ラッパー目線で見るラルクのスゴさ

続いて、2019年に発表したEP『Hype's』で注目を集め、昨年はラルクの楽曲と同名曲の『Heaven's Drive feat.vividboooy』が大きな話題となった、hydeを愛してやまないラッパー(sic)boyが登場。

あっこゴリラ:『Heaven's Drive feat.vividboooy』は、やっぱりラルクの楽曲から?
あっこゴリラ:何がきっかけでラルクと出会い、ハマったんですか?
(sic)boy:小学6年生の時に兄がラルクのCDを借りてきたり、買ってきたりしてて、それで兄より僕がハマったって感じでしたね。ライブにも通いました。
あっこゴリラ:印象に残っているライブはありますか?
(sic)boy:どれも素晴らしいんですけど、やっぱり20周年のライブですね。めっちゃ感動した覚えがあります。
あっこゴリラ:それ私も行った(笑)。ヤバかったですよね〜。(sic)boyさんって、ファッションやメイクもおしゃれでカッコいいんですけど、そういった部分もラルクの影響が?
(sic)boy:めちゃくちゃ受けてます。曲はもちろんなんですけど、ビジュアル的な部分もすごく憧れました。
あっこゴリラ:メロディセンスとかにもラルクの影響を勝手に感じてるんですけど、どうですか?
(sic)boy:僕はどちらかというとキャッチーでメロディアスなものを作ろうと思ってて、それはラルクの影響がかなり大きいですね。
あっこゴリラ:では、(sic)boyさんが選ぶ「俺のL'Arc〜en〜Ciel」は?
(sic)boy:『いばらの涙』という曲です。妖しいギターリフから始まって、サビも破壊力があって、テンションも上がりまくります。

番組では、L'Arc〜en〜Ciel『いばらの涙』をオンエアした。



あっこゴリラ:これを聴くと改めて歌謡曲とは違うポップさというか、壊れそうな美しさのメロディセンスというか、やっぱラルクはスゲーって思いますね。(sic)boyさん的には、メンバーの誰が作る曲が好みですか?
(sic)boyy:みなさん好きなんですけど、やっぱりhydeさんですね。感覚的な部分なんですけど、メロディの作り方が神。
あっこゴリラ::ラッパー目線で食らった歌詞とかありますか?
(sic)boyy:『STAY AWAY』の“生まれながら僕は無法状態さ”ってラインですね。僕が言葉を作るようになって、改めてこの歌詞の素晴らしさというか危なさに気付いたし、“無法状態”も普通出てくる言葉じゃないので、すごいリリシストだなって聴くたびにハッとなります。
あっこゴリラ:(sic)boyさんは、ラルクのリスナーの中でも新しい世代だと思うんですけど、ラルクがここまで長く、いろいろな世代に愛される理由ってどこにあると思います?
(sic)boy:やっぱりカッコよさ。それはサウンド面だけじゃなくルックス、ビジュアル面でも。あとは、やっぱりキャッチーで色褪せない音作りというか、僕が聴いていても、誰が聴いても新しいって感じるサウンドだと思うので、そこが愛される理由なのではと勝手に思ってます。
あっこゴリラ:最後に(sic)boyさんにとってL'Arc〜en〜Cielとは?
(sic)boy:原点であり、ターニングポイント、そして頂点ですね。

常に美しい、THE NOVEMBERSがラルクから受けた衝撃とは?

最後は、ラルクを「切っても切り離せないもの」と豪語し、ついにはyukihiroをサウンドデザインに迎えアルバムを作ったTHE NOVEMBERSの小林祐介が登場。

あっこゴリラ:THE NOVEMBERSにとってラルクはやっぱり大きな存在なんですか?
小林:そうですね。主に、僕とベースの高松が大好きで、お米とラルクで大きくなったみたいな(笑)。
あっこゴリラ:ラルクに出会って、食らったのはいつですか?
小林:小学5、6年の時で、『虹』と『winter fall』というシングルが立て続けに出てた頃ですね。ミュージックビデオにすごく影響を受けて。hydeさんを見てすごくキレイな人がいると衝撃を受けたし、音楽も今まで聴いたことがないものだったので、“なんだこの世界は! ”って思いました。
あっこゴリラ:ラルクのメンバーは全員作曲されますが、小林さん的に好みの方は?
小林:肌に合うという意味ではyukihiroさんで、ミュージシャンになって勉強になると思ったのはkenさんですね。kenさんは作曲の理論だったり、ギターでいうボイシングやグルーヴの作り方、アンサンブルの組み方にいつもハッとさせられます。一方、yukihiroさんは音の世界観、インダストリアルやニューウェイヴなどを通ったようなセンスが今の自分にもピッタリきますね。
あっこゴリラ:THE NOVEMBERSの活動の中でラルクの影響を受けたところ、参考にしている部分は?
小林:激しい曲でも優しい曲でも常に美しいということ、そこが一番影響を受けているというか、心の指針になっているところがありますね。
あっこゴリラ:そんな小林さんが選ぶ「俺のL'Arc〜en 〜Ciel」は?
小林:アルバム『ark』の収録曲で『Cradle』です。中学生時代に初めて聴いた時、すごく懐かしいような感じがしたんですよ。“どういう感情で聴いたらいいんだ? ”って思って、深淵を初めて覗いたような気持ちになったというか……。感動しながらも、どういう感情なのかわからないっていう初めての体験で、何か開かれたような感じがして。そこからずっと好きな曲です。

番組では、L'Arc〜en〜Ciel『Cradle』をオンエアした。



あっこゴリラ:この曲は、THE NOVEMBERSで2018年にカバーされているんですよね。
小林:そうなんです。THE NOVEMBERSを組んだあたりからラルクの曲をカバーするなら『Cradle』と決めていて、今やるしかないと思ったタイミングがその時で、不意にやってみたんですよ。
あっこゴリラ:昨年リリースのアルバム『At The Beginning』では、yukihiroさんをシーケンスサウンドデザインとプログラミングに迎えて制作されましたが、これはどうやって実現したんですか?
小林:もともと僕がyukihiroさんのソロプロジェクトのacid androidでギターを弾いたり、レコーディングに参加したりしていて。それでyukihiroさんにいろいろ相談しているうちに手伝ってもらえるようになったって感じです。
あっこゴリラ:一緒に作業してみてどうでした?
小林:yukihiroさんのイメージって僕の中でいろいろあるんですけど、部屋にチリ一つないところに住んでるというか、実際に作曲、機材や波形をいじっている時も何一つ手を抜かなくて。僕は、これまで結構雑な音楽の作り方をしてきたんで背筋が伸びました。
あっこゴリラ:最後に、小林さんにとってラルクとは?
小林:美しさの故郷ですね。

J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。

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