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千葉雄大、“ぬいぐるみ”がやめられない「あざといって言われそうだけど…」

千葉雄大、“ぬいぐるみ”がやめられない「あざといって言われそうだけど…」

上白石萌歌と千葉雄大が21日、都内で行われた映画『子供はわかってあげない』の公開記念舞台挨拶に細田佳央太、沖田修一監督と出席した。

タイトルにちなんで「わかってはいるけれど……」やめられないものを発表。ぬいぐるみ好きの千葉は、やめられないものを「ぬいぐるみ」と述べ「年齢を重ねるとぬいぐるみとは距離ができる。僕も大人の部屋を目指そうと一時期はぬいぐるみとさよならをしたけれど、そうしたら寂しくて……。今ではベッドの上がぬいぐるみだらけ」と告白。続けて「こういうことを言うと『また千葉はあざとい』と言われそうだけれど、そんなのわかってあげない!というくらいぬいぐるみは落ち着く」と熱弁し、ベッドに鎮座するぬいぐるみの種類を「ポケモンとかポムポムプリンとか」と紹介していた。

一方の上白石は「ガチャガチャ」を挙げて「地面にカバンを置いてしゃがんで回し続けて、気づいたら大金を使ってしまっていることも。止まらないやめられない精神がすごい。特にミニチュア系のガチャガチャが好き。ご当地レアアイスのミニチュアがお気に入りで、ホームランバーとかが出てきて可愛い」とドはまり中。出てきたアイテムはストラップとして鍵にどんどん付けているそうで、千葉から「昔のギャルみたいな感じ?」と鍵のデコレーションぶりを尋ねられると「ギャルになりたくて。ギャルっていいですよね!」と意外な憧れを口にしていた。

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『子供はわかってあげない』は、第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した漫画家・田島列島による同名コミックの実写映画化。美波(上白石)とシャイで素朴な青年・もじくん(細田)との甘酸っぱすぎる初恋や、元教祖の実父・友充(豊川悦司)との再会、ジェンダーレスな雰囲気を漂わせるもじくんの兄・明大(千葉)とのクセのある交流などが描かれる青春ストーリーだ。

映画『子供はわかってあげない』予告編

約1年の公開延期を経ての念願の封切り。上白石は「特別な気持ちに包まれています」と感慨を口にし、ラストシーンについては「震えるほど素晴らしいシーンで、脚本を読んだときも胸がいっぱいになってページを閉じて深呼吸をしたほど。撮影も最後に行われたので、沖田組の絆がまとまったような空気感があり、お芝居もやりやすかった」と見どころに挙げていた。

また相手役の細田から「上白石さんは疲れた顔を一切見せず、ずっと現場でキラキラした表情をされていました。そんな上白石さんの精神的な強さに感化されました。自分もそうならなければと勉強になりました」とリスペクトされると、上白石も「もじくんは佳央太くんしかいないと思えるくらい、すごく心を支えられた。美波を引き出してくれたのはもじくんに懐の広さがあったから」と返礼していた。

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(文・写真=石井隼人)

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