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THE ORAL CIGARETTES・あきらかにあきら、斬新なライブ企画に手応え リアルタイムで観客が曲を選択

THE ORAL CIGARETTES・あきらかにあきら、斬新なライブ企画に手応え リアルタイムで観客が曲を選択

THE ORAL CIGARETTES のベース・あきらかにあきらがKEYTALKの首藤義勝(Vo./Ba.)と小野武正(Gt.)とトークを展開。コロナ禍行ったライブ「ORALIUM」や新曲『Red Criminal』について語った。

3人がトークを展開したのは、J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』のワンコーナー「KINGS MEETING」。オンエアは7月5日(月)。月曜ナビゲーター担当は、KEYTALK。

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コロナ禍だからこそ生まれた斬新なライブ企画

小野とあきらかにあきら(以下「あきら」)は、毎週のように遊んでいるほど仲がよいそうで、「ついにゲストに出てくれた」と小野は喜びを口にした。

昨年、THE ORAL CIGARETTESは5枚目のアルバム『SUCK MY WORLD』をリリース。それをひっさげてのツアーが決定していたが新型コロナウイルスの影響で中止に。

その後、9月に有観客ライブ「ORALIUM」を開催。このライブはInstagramのストーリーのアンケート機能を用いて、次に演奏する曲を2択からリアルタイムで観客が選び、メンバーは投票数が多いほうを演奏するという斬新な演出で行われた。

小野:だいぶ斬新な企画だよね。どういう経緯でこういうライブをしようとなったの?
あきら:僕らは合計3つのツアーが飛んで、しばらくツアーもできなさそうだねっていうなかで、配信ライブもしてなくて。僕らのなかで配信ライブはあんまりピンときてなくて、やっぱり目の前にお客さんがいる状態でライブをしてきたから。そういうふうにできないかなって思って、有観客だけどただの有観客じゃない、コロナ禍でしかできないような演出をしようということでこんなライブになりました。配信ライブってお客さんも家で観てたら集中できないみたいなことがあるじゃないですか。
小野:確かにね。
首藤:スマホとかで観てると気が散っちゃって入り込めないかもしれないからね。
あきら:そうそう。もうちょっと能動的にライブに気持ちを向けてくれる演出はないかとか、いろんなことを踏まえたうえで次の曲をお客さんに選んでもらうっていうスタンスが生まれて。後半は普段のライブに戻るんですけど。
小野:自分たちは、お客さんがどっちの曲を選ぶかわからないってことだよね。
首藤:俺、考えただけで手が震えてきた。
あきら:チーム力も大事だし、僕らだけじゃなくて、照明さんとか音響さんとかも2択のうちどちらかで走らなきゃいけないから。アンケートを集約する人もいたりして、チーム感があっていいライブになったなと思いますね。

新曲『Red Criminal』はベースのボトムの支え方がすごい?

THE ORAL CIGARETTESは6月に新曲『Red Criminal』を配信リリース。この曲は現在放送中のアニメ『SCARLET NEXUS』(TOKYO MXなど)のオープニングテーマとなる。

小野:またカッコいい曲がきちゃったよ。
首藤:きちゃいましたね。
小野:この曲のイントロにコーラスがあって、そこにシゲ(鈴木重伸)の狂気的なギターのリフが入ってくるんですよ。あれがめちゃめちゃカッコいい。
あきら:あはは(笑)。
小野:僕の好きな『5150』に次ぐ狂気的な印象で。
あきら:いつも歌ってるよね。
小野:それを支える、あきらかにあきらさんのベースのボトムの支えた方がすごいんですよ。「そこまで支える!?」って。
首藤:そんなに支えてくれるの?
小野:超、支えてるし、そのうしろでドラムのマサヤン(中西雅哉)がとにかく高いところでシンバルを叩いてて。

小野は、タイアップ作となった『Red Criminal』について「意識したことは?」と訊く。

あきら:楽曲の世界観とアニメの世界観と、向こうの要望もあったのでそこに応えながら僕らの最高を更新していくっていうことが面白かったですね。
小野:あきらからか、シゲからかこの曲の話を聞いていて、基本的にボーカルの(山中)拓也を大本につくるわけじゃん。そのときに「もっとこうしてほしい」とか拓也的な要望があるわけでしょ。あきらとかもそれに応えたり提案したりしながら今回の曲もできたのかなって、聴いてて思ったんですよね。
あきら:そうですね。けっこう、ぶつけ合いというか。スタジオでどんどん練り練りした感じですね。
小野:ちなみにベースの聴きどころは?
あきら:今回は初めての5弦ベースで、下の方のC#を弾いているので。
小野:なるほどね! それがまたいいんですよ。

番組では『Red Criminal』をオンエア。首藤が「カッコいい」と絶賛した。

小野:コロナ禍のライブで披露したとしても、まだお客さんは叫べないけど、心の叫びはしてくれるはずだから、この曲は絶対にライブで熱いことになるよね。
首藤:絶対に熱い。
小野:俺、THE ORAL CIGARETTESの新曲は毎回チェックしてるし、どの曲も好きだけど、久々に『Red Criminal』は上位に入ってきた。
あきら:うれしい。
小野:ずっと『5150』が1位だったんだけど。『Red Criminal』って聴きどころがたくさんあるよね。あきらのベースは低すぎてちょっとわからなかったけど。
あきら:言うなよ(笑)。言わなかったらわからへんやろ。

一日一個ギャグを生みたい!?

THE ORAL CIGARETTES は10月からファンクラブ会員限定ツアー「BKW!! Premium Party ?SUCK MY WORLD (Entire album as it is)?」がスタート。

小野:行きたいから、応募していい?
あきら:ファンクラブ限定だから。
小野:ファンクラブに入るよな。
首藤:入る、入る。
あきら:ははは(笑)。

また、来年1月からはホールツアー「Hall Tour 2022『SUCK MY WORLD』」を開催。地元・奈良公演を皮切りに、計17公演を予定している。

小野:久々のツアー?
あきら:ライブでまわるのはけっこう久々で、全国で音楽を鳴らせるのはうれしいですね。
小野:やっぱりTHE ORAL CIGARETTESのライブの見どころって演出もひとつあると思うんですよ。レーザーや映像も使ったり、そういうのってホールでめっちゃ映えるじゃないですか。マジで行きたい。
首藤:行っていい?
あきら:いいよ(笑)。
首藤:やった!
小野:まずはファンクラブに入って応募しろよ。聴いてるリスナーは怒ってるよ。枠を奪うなと。
首藤:間違いない。

7月7日(水)にはTHE ORAL CIGARETTES 、04 Limited Sazabys、BLUE ENCOUNTが今年開催したアリーナツアーの映像作品『ONAKAMA 2021』が発売となる。

小野:最後に、KEYTALKが8月にアルバム『ACTION!』をリリースするんですけど、それにちなんで、これから行動に移したいことってありますか? 音楽関係じゃなくても。
首藤:ギャグ関係でも。
小野:それも全然いいですよ。あきらはギャグマシーンなので。
あきら:やっぱり一日一個ギャグを生んでいきたいこともそうですし(笑)。
首藤:俺たちの楽しませ方を知ってるな。
あきら:(小野)武正に1回、釣りに連れて行ってもらいたいかも。三日坊主でやめた説がKEYTALK内で出てるから。
小野:いやいや、何言ってるの。月に1回くらいは釣りしてるから。釣りはまだ初心者過ぎてっていうか、あきらと一緒にキャンプ道具は買いに行くんだけど一緒にキャンプに行ったことがないから行きたいね。
あきら:キャンプ友だちじゃないからな。
小野:おい、どういうことだよ。
あきら:やっぱり一夜を共にするのはキツいなと思って。
首藤:じゃあ、今日もキツかったでしょう?
あきら:キツかったです。
首藤:いや、おかしいだろ!(笑)

THE ORAL CIGARETTESの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

KEYTALKは7月16日(金)に横浜アリーナで開催する『THE KINGS PLACE』のライブイベント「J-WAVE THE KINGS PLACE LIVE Vol.20」に出演する。参加アーティストは、クリープハイプ、04 Limited Sazabys、KEYTALK、XIIX。同番組でナビゲーターを経験したバンドが集結する。詳細はこちら(https://www.j-wave.co.jp/topics/entry_kings20/?jw_ref=kings20_news)。

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2021年7月12日28時59分まで

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THE KINGS PLACE
月・火・水・木曜
25:00-26:00