節約アドバイザーの丸山晴美さんが、水道と電気に関するエコアクションを紹介した。
丸山さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『KURASEEDS』(ナビゲーター:山中タイキ)。番組パートナーは小学館のWebマガジン『kufura(クフラ)』の編集長・佐藤明美が務める。ここでは、6月1日(火)のオンエアをテキストで紹介。
・夏場の節電効率
エアコンを使う際、窓対策をおこなうことで節電効率がアップするという。
丸山:窓ガラスを通して、外の熱気が室内に入り込んでくるんですね。そして、エアコンで冷やした空気も窓ガラスから逃げてしまうんです。
冷房使用時はカーテンをしっかりと閉める、もしくはよしず・すだれで日陰対策をおこなうことで、室内の冷気が逃げにくくなるそうだ。
丸山:湿度を下げることも重要です。そして、冷房を使うときは扇風機も併用してください。冷えた空気は床面に溜まってしまうので、循環させるために扇風機を使います。扇風機の電気代は1時間あたり約1円(弱運転時)なので、扇風機を活用することが節電に繋がります。
山中:使用するエアコン、電力会社によっても異なるのですが、東京電力がエアコンの電力調査をしています。設定温度26度でエアコンを使用したときの消費電力を100とした場合、設定温度を1度上げた27度で扇風機を併用すると、2つの消費電力を足しても9パーセントの省エネになるそうです。2度上げた28度の場合は、なんと22パーセントの省エネに繋がります。
佐藤:とても大きな数字ですね。
山中:夏場は冷蔵庫の消費電力も高いそうです。外気との差が大きくなると放熱効率が下がるため、冷蔵庫を置く位置が重要とのことです。両サイドと背面に空間を作ることで、省エネ運転ができるそうですよ。
・お風呂の節水対策
丸山:家庭内で一番お水を使うのはお風呂なので、お風呂の入り方を変えることが一番の節水アクションに繋がります。大きなポイントは、浴槽のお湯のはり方と残り湯の使い方です。自動の湯はりの際は、最低ラインにします。半身浴の状態ですね。体を洗う際もお風呂のお湯を活用します。残ったお湯は洗濯にまわします。お湯の量なんですが、家族の人数に応じて調整してください。洗濯で残り湯を使うことに抵抗がある方は、最後のすすぎのときだけ水道水を使っていただければいいかなと思います。
さらに丸山さんは「残り湯はお風呂掃除をするときまで流さないほうがいい」とアドバイス。震災などの災害で水道が止まった際、残り湯をトイレの水や洗濯に活用できるので、災害対策にもなると語った。
山中:東京都の水道局調査によりますと、一般家庭の残り湯は1回でおよそ180リットルとのことです。毎日半分の90リットルを洗濯、掃除、散水などに利用すれば、1ヵ月で約650円の節約になるそうですよ。
佐藤:丸山さんいわく、節水の基本は「溜めておくこと」。たとえば歯磨きの場合、30秒間水を流したままにすれば、およそ6リットルの水を使うことになるそうですよ。朝晩の歯磨きの水をコップの水に切り替えれば、1ヵ月で約220円の節約になるそうです。出しっぱなしをやめるだけで、家計の負担はだいぶ変わっていきそうですね。
あなたの今日が最高1日になるように、暮らしを豊かにしてくれるヒント=種をあなたと一緒に見つけて育てていく番組『KURASEEDS』の放送は、月曜から木曜の朝5時から。
丸山さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『KURASEEDS』(ナビゲーター:山中タイキ)。番組パートナーは小学館のWebマガジン『kufura(クフラ)』の編集長・佐藤明美が務める。ここでは、6月1日(火)のオンエアをテキストで紹介。
電気代と水道代を抑えるテクニックを紹介
今回は「おうちで実践しているエコアクション!」をテーマに、ファイナンシャルプランナーで、節約アドバイザーの丸山晴美さんがゲストに登場した。丸山さんは20代前半にこれまでの浪費癖を見直し、節約を決意。26歳で念願のマンションを購入してからは、家計に優しいエコな暮らし方を、メディアを通して発信している。今ある資源を大切に使う丸山さんは、節電効率と節水効率が上がるエコアクションを解説した。ナビゲーターの山中タイキ
・夏場の節電効率
エアコンを使う際、窓対策をおこなうことで節電効率がアップするという。
丸山:窓ガラスを通して、外の熱気が室内に入り込んでくるんですね。そして、エアコンで冷やした空気も窓ガラスから逃げてしまうんです。
冷房使用時はカーテンをしっかりと閉める、もしくはよしず・すだれで日陰対策をおこなうことで、室内の冷気が逃げにくくなるそうだ。
丸山:湿度を下げることも重要です。そして、冷房を使うときは扇風機も併用してください。冷えた空気は床面に溜まってしまうので、循環させるために扇風機を使います。扇風機の電気代は1時間あたり約1円(弱運転時)なので、扇風機を活用することが節電に繋がります。
山中:使用するエアコン、電力会社によっても異なるのですが、東京電力がエアコンの電力調査をしています。設定温度26度でエアコンを使用したときの消費電力を100とした場合、設定温度を1度上げた27度で扇風機を併用すると、2つの消費電力を足しても9パーセントの省エネになるそうです。2度上げた28度の場合は、なんと22パーセントの省エネに繋がります。
佐藤:とても大きな数字ですね。
山中:夏場は冷蔵庫の消費電力も高いそうです。外気との差が大きくなると放熱効率が下がるため、冷蔵庫を置く位置が重要とのことです。両サイドと背面に空間を作ることで、省エネ運転ができるそうですよ。
・お風呂の節水対策
丸山:家庭内で一番お水を使うのはお風呂なので、お風呂の入り方を変えることが一番の節水アクションに繋がります。大きなポイントは、浴槽のお湯のはり方と残り湯の使い方です。自動の湯はりの際は、最低ラインにします。半身浴の状態ですね。体を洗う際もお風呂のお湯を活用します。残ったお湯は洗濯にまわします。お湯の量なんですが、家族の人数に応じて調整してください。洗濯で残り湯を使うことに抵抗がある方は、最後のすすぎのときだけ水道水を使っていただければいいかなと思います。
さらに丸山さんは「残り湯はお風呂掃除をするときまで流さないほうがいい」とアドバイス。震災などの災害で水道が止まった際、残り湯をトイレの水や洗濯に活用できるので、災害対策にもなると語った。
山中:東京都の水道局調査によりますと、一般家庭の残り湯は1回でおよそ180リットルとのことです。毎日半分の90リットルを洗濯、掃除、散水などに利用すれば、1ヵ月で約650円の節約になるそうですよ。
佐藤:丸山さんいわく、節水の基本は「溜めておくこと」。たとえば歯磨きの場合、30秒間水を流したままにすれば、およそ6リットルの水を使うことになるそうですよ。朝晩の歯磨きの水をコップの水に切り替えれば、1ヵ月で約220円の節約になるそうです。出しっぱなしをやめるだけで、家計の負担はだいぶ変わっていきそうですね。
あなたの今日が最高1日になるように、暮らしを豊かにしてくれるヒント=種をあなたと一緒に見つけて育てていく番組『KURASEEDS』の放送は、月曜から木曜の朝5時から。
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