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大塚 愛がMVで演じた「高飛車な姉ちゃん」 しかし向かった先は…?

大塚 愛がMVで演じた「高飛車な姉ちゃん」 しかし向かった先は…?

シンガーソングライターの大塚 愛が、新曲『あいびき』のミュージックビデオや楽曲制作のスタンスについて語った。

大塚が登場したのは、5月17日(月)J-WAVEで放送された番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」だ。あっこゴリラとコラボレーションした曲でもある『あいびき』は、5月12日にリリースされた。

ハンバーグチェーン店で撮影した『あいびき』のMV

まずは新曲『あいびき』のミュージックビデオについてトークを展開。すでにMVをチェックしている西沢は大塚の衣装に注目し、「タクシーから降りてきたシーンでドキドキした」とコメント。「『高飛車な姉ちゃん』みたいな感じがものすごく上手だね」と、演技を絶賛した。

大塚:いやあ(笑)。キャラはブレないようにしました。
西沢:作りましたね。本人の性格とはすごくかけ離れているんですけど。それで行く先がですね……これは言っちゃっていいの?
大塚:いいですよ。
西沢:ハンバーグチェーン店の「ビッグボーイ」のなかで大暴れですよ。
大塚:大暴れ(笑)。まあ、よい子は真似しないほうがいいですね。
西沢:そうそう「なにあのお客」という感じの。あっこゴリラさんと2人で出てるんですけど、高飛車な感じというか、傍若無人な感じというか、店員のおっちゃんがビビる感じがものすごくよく出来てますね。
大塚:とにかく「ビッグボーイ」でどこまでかっこよくいけるかっていうことですね。
西沢:また「ビッグボーイ」だからさ、ハンバーグがデケーんだよ。
大塚:(笑)。
西沢:「これ、この2人絶対食えねーだろ」というのが来るんだけど。
大塚:いや、すごくおいしかったんで、あのぐらいないと足らないかもしれないです。
西沢:さすがですね。そもそも、なぜ「ビッグボーイになったんですか?
大塚:「『ビッグボーイ』しかないだろ」と思ってました。「そこでかっこつける必要があるのか?」という違和感をずっとやりたかったので。
西沢:なるほど。
大塚:これはもう「ビッグボーイ」様しかいないだろうと思って。

ハンバーグの歌になった理由は?

西沢が「そもそも、なんでハンバーグの曲なの?」と質問すると、「聞こえてきちゃったんですよ」とコメントした大塚。楽曲制作のエピソードや、あっこゴリラとコラボをするに至ったいきさつについても語った。

大塚:メロディーと一緒に「ハンバーグ」ってやって来ちゃったので「ああ、今回ハンバーグの歌になっちゃった」って。
西沢:自分が作ったわけじゃなくて、導かれた?
大塚:聞こえちゃったんですよね。
西沢:『あいびき』ですから、牛100パーじゃないんじゃないですか?
大塚:一応コラボということで、あっこちゃんとのあいびきということですね。
西沢:ああ、そっちも入れてね。

あっこゴリラとは、去年開催されたイベントで初対面だったという。大塚は普段からJ-WAVEリスナーということもあり、あっこゴリラの出演する番組もチェックしていたそうだ。

大塚: J-WAVEをずっと聴いているので、家で流しっぱなしなんです。なのでピストンさんは毎日聴いてますからね、なにか変なことしたら私は全部チェックしてますよ(笑)。
西沢:マジ!? 変なことは言わないですけど、ものすごくプレッシャーかけるじゃないですか(笑)。
大塚:「あ、今日(曲を)かけてくれたんだな」と思ったら「ピストンさん、6ポイント!」とか思ってます。
西沢:怖っ(笑)。
大塚:(笑)。
西沢:(あっこゴリラとは)「この人と1回やりたいな」という下地があったと。
大塚:あっこちゃんの番組を聴いてて、あっこちゃんがすごくいい人に聴こえるなと思って実際に会ってみたら、本当にいい人だなと思って。それで「好き」って言いました。
西沢:(笑)。このあと放送で(あっこゴリラが)スタジオに来るらしいんですけど、終わると1分で出ちゃうのでお目にかかったことがないんです、意外にも。
大塚:そうなんですね。
西沢:今日は手紙を残しておきます。「大塚 愛とお話して、非常にいい人だとうかがいました、よろしくお願いします」って。
大塚:メッチャマジメな文章じゃないですか(笑)。

常に「いま」を考えている

番組では『あいびき』をオンエア。ジャンルにとらわれずに楽曲を作り続ける大塚を、西沢は「いろいろな面がありすぎちゃって、振り幅が広い」と評価した。

西沢:「(曲が)出てきちゃった」ということがひとつ、大事なんですね。
大塚:基本、出てきたものに任せています。
西沢:『プラネタリウム』みたいなものから、『Re:NAME』とか、あとは『あいびき』ですよ。本当に振り幅がすごいですもん。方向性をまとめるつもりもないんですもんね。 大塚:なかなかまとまんないですね、まとめられない。
西沢:そうですよね。出てきちゃったものは自分のなかで止められないんですもんね。

西沢から「世の中に発表していないストック楽曲はあるのか」と質問されると、大塚は「もうお亡くなりになっていった方(曲)はいっぱいあります」と明かす。

西沢:そうなの? それはどういう形で残っているんですか?
大塚:歌詞だけですね。私の脳みそだけのところで、曲があるかないかみたいな感じで。
西沢:もったいないね。新しいのが浮かんでくるから、そういう古いストックはいいんだ?
大塚:いまもそうですけど、思いついたらすぐに録音して、いらないものはどんどん消してます。
西沢:消してるの?
大塚:はい。
西沢:でも10代のときのものっていまは作れないでしょ? 感じ的に。
大塚:10代のときは10代ですよね。
西沢:それはもうそれで、10代が終わっちゃったら終わりでいいんだ。
大塚:私は常に「いま」しか考えていないですね。
西沢:さすがですね。いつも話をしていても、昔のことに興味なさそうですもんね(笑)。
大塚:(笑)。

大塚の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。

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2021年5月24日28時59分まで

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16:30-19:00