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三浦大知、MVで「動画技術」が進化したがゆえの大変さを語る

三浦大知、MVで「動画技術」が進化したがゆえの大変さを語る

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。4月26日(月)の放送では、三浦大知がゲスト出演。シングル『Backwards』のMV撮影について語った。

三浦大知チームとしてのオリジナルを生み出す

三浦は4月21日、ニューシングル『Backwards』をリリース。まずは音作りに関する話題に。三浦はジャンルレスな風潮における、こだわりについて語った。

西沢:最近、スケール感がすごく大きくなってるから。
三浦:いえいえ、やってることはずっと変わらないんですけど(笑)。
西沢:いや、ポップという切り口以上にスケール感を感じることがいろいろと多いんです。
三浦:本当ですか? ありがとうございます。
西沢:背負ってますねー! なかなかああいうのを作るの大変だと思いますけど。
三浦:まあでも、楽しくいろいろな音楽プロデューサーの方たちに頼りながら、やっております。
西沢:なるほど。イメージを膨らませてこういう音にしようって……音もさ、ありきたりの「ドン、ドン、ドン、ドン」じゃないじゃない。
三浦:いまはなんて言うんですかね、世界的にそうだと思うんですけど、もう本当にジャンルみたいなものがほぼほぼないというか。
西沢:ないっすね。
三浦:特にポップスにおいては、本当にいろいろなものから影響を受けて、いろいろなものが派生して、というところがあると思うので。その流れを汲みつつ「三浦大知チームとしてオリジナルなものはどうか?」というのをやっていくと、そういうオリジナリティが強いものというか。ジャンルっぽくないものが増えてくるのかなと思ってますね。
西沢:だからだいぶコレクションとして溜まってきたじゃないですか。「三浦大知ワールド」が。
三浦:そうですね(笑)。ありがたいことに。

どんな状況でも「できること」を模索する

人前で今まで通りに歌うことが困難になった社会情勢の中でも、三浦の中の“ライブがしたい”という思いは強い。「どういう形でやっていくか」と前向きに模索している。

三浦:この状況に左右されて「できない」みたいなことになっていっても、しょうがないですか。もう生み出さなきゃいけないし、動かなきゃいけないし、そのなかで自分ができることを模索していく。これはたぶん、人生が基本的にそういうことだと思うので。
西沢:さすが! 子どものころから歌っている人は。経験がものを言っているから。
三浦:いやいや(笑)。でも、そうするしかないですもんね。頑張って生きよう! ということで。
西沢:(笑)。
三浦:生き抜こう、という感じです。
西沢:いつになく、そこらへんのところは強いメッセージを発してますね。
三浦:まあでも、そうするかないですもん。「そうするしかない」と言ってネガティブな発言にとられたら嫌ですけど。
西沢:そうはとらないと思うよ。
三浦:いろいろな制限があるけど、そのなかで逆にアイデアをいろいろ出して、面白い、ここでしか生まれなかったコンテンツを作り続けていくしかないかな?という感じに思ってます。
西沢:消去法のなかでやっていったら「とにかくやるしかねえぞ!」みたいなのしか残らないっていうね。
三浦:でもなんかそうすると、もしかしたら「なんでもやっていいですよ」と言われたときには生まれなかったアイデアがいっぱい出てくると思うので。
西沢:特に踊りながらとか、ステージングのなかで見せる要素が強い人は、やっぱり配信だけだと物足りない部分もあるよね。
三浦:そうですね。だから映像の可能性みたいなものを、どこまで模索していけるのかというのもあります。オフライン的な、みんなで直接というものの形みたいなものも、どんな形ならみんなが少しでも安心して集まれるのかとか、そういうことは日々アイデアを出して「ああでもない、こうでもない」とやってます。

動画の進化でデータ量が膨大に…三浦の



『Backwards』のミュージッククリップの話題に。三浦によると技術が進歩したからこその大変さもあるのだとか。

西沢:これもまた、カ……時間と工夫が詰まったビデオで。「カネ」って言いそうになっちゃったけど。
三浦:そこまで把握はしていないですけど、きっとある程度かけていただいていると思います(笑)。
西沢:編集の時間とか手の凝り方っていうか。
三浦:単純にデータが大きくなってきたんですよ、データ量が。4Kになり、8Kになり、12Kになり。
西沢:12Kで撮ってるの!?
三浦:12Kのカメラとかもあったりするので。それをどういう風に編集していくか、それにエフェクトをかけるとか、カラーグレーディング(色調補正)とかをやっていくと、大元のデータが大きくなってきているので。
西沢:そうするとパソコンが止まるな? ガー!って(パソコンの)ファンが回り続けてるんですよね。
三浦:(笑)。映像チームのスタッフさんたちは、本当に会うたびに「大丈夫かな?」って思うぐらい疲れきっている方とかもいっぱいいらっしゃるので。
西沢:(笑)。
三浦:本当に申し訳ないなと。
西沢:「大知さん(データの)書き出しで止まっちゃって、そこから3日動かないんですよ」とかね。
三浦:そうですね(笑)。1回書き出していただいてチェックしても、やっぱり「ここが気になる」とかがったら、もう1回前のデータに戻って編集して、それをまた書き出してとか、延々とやらないといけないじゃないですか。
西沢:鬼! 鬼だアンタは!!
三浦:(笑)。これは僕だけじゃなくていろいろな方がやられていると思います。映像のデータはどんどん大きくなっているので。
西沢:三浦大知のビデオはカット数が多いよね。
三浦:ダンスものに関してはある程度そこまで割りすぎないようにというか、あんまりアイテムが多すぎないようにはしています。
西沢:そこらへんのところはけっこう口を出すんだ?
三浦:そこはいろいろ言います。「こういう風に、ここで切り替わるほうが、この動きがちゃんとつながって見えていいんじゃないか」とか、あとはタイミングですよね。
西沢:そこまでね。
三浦:音と動きの、本当に1フレームで全然印象が変わるので、そういうところはけっこうやってますね。

アディダスのイメージキャラクターに就任

三浦はアディダスとスポーツデポ・アルペンのコラボレーション「アディダス 2021 S/S コレクション」のイメージキャラクターに就任。『Backwards』はそのイメージソングとなっている。

西沢:これはどんなのを着るんですか?
三浦:アディダスとスポーツデポのコラボで、いわゆる「スポーツミックス」と言われるような、普段着のなかにスポーツウェアを取り入れるという。
西沢:オシャレジャージ?
三浦:トレーニングとかでも着られるTシャツなんだけど、ちょっと形がファッション的になってます。
西沢:アディダスはさ、Run-D.M.C.のころからかっこいいからさ。

(編注:Run-D.M.C.はアメリカのヒップホップグループ。1980年代にアディダスの「スーパースター」を身につけてブームをけん引した)

三浦:そうですね。ダンス界とかヒップホップとはかなり密接じゃないですか。だから子どものころから自分もそうだし、周りにいるRock Steady Crewのメンバーとか、みんなアディダスを着ていたので。だから関わらせてもらえてうれしいな、という風に思ってます。
西沢:Rock Steady CrewってCrazy Legsっていたっけ?
三浦:いました。
西沢:俺、踊らせたことあるよ?
三浦:どういうことですか? (笑)。
西沢:Crazy Legsが日本のクラブに来て「おまえ踊れよ」って。
三浦:(笑)。
西沢:「どんなのがいいんだ?」聞いたら『Apache』って言うからかけて。
三浦:いいですね。めっちゃスペシャルじゃないですか。
西沢:それでめっちゃブレイキングやってた。
三浦:Crazy Legsは名前の通り、脚がすごいんですよ。脚の方向とかがすごくてCrazy Legsって呼ばれてるんです。
西沢:三浦大知が踊りを覚えたのはけっこう前だよね。
三浦:Rock Steady Crewの日本人メンバーのMASAMIさんという方がいたんですけど、その方にFolder時代、ずっとお世話になっていたんです。『I WANT YOU BACK』とかをカバーさせてもらっていたときの振り付けをMASAMIさんという方がやってくれていて。だからCrazy LegsとかMr.Wigglesという体をはじいてやるようなダンススタイルのめちゃくちゃ有名なダンサーとか。DJ Tony Touchとかがいるヒップホップカルチャーグループの周年記念でニューヨークのコンサートに1回出させてもらったりとか、そういうのがあったので。そのときも、みんなアディダス着てましたね(笑)。
西沢:まさに俺はそのときにスクラッチDJやってたから。そこから考えると、三浦大知、長いね!
三浦:長いんですよ(笑)。長くなっちゃいましたね。

三浦の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。

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