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松本まりか、女性としての計算高さを「絶対に身に着けたくない」と…“あざとかわいい”評をどう思う?

松本まりか、女性としての計算高さを「絶対に身に着けたくない」と…“あざとかわいい”評をどう思う?

松本まりかが連続ドラマに初主演する『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』(5月14日スタート、毎週金曜よる11時放送・配信)の完成記念スペシャル生配信イベントが都内スタジオで行われ、松本のほか、松下洸平、柿澤勇人、そして内田英治監督が出席した。

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物語の舞台は、昭和60年の東京。痴情のもつれから、マンションの一室で放火殺人が発生する。逮捕された池松律子(松本まりか)と、死亡した小説家・君塚公平(松下洸平)は幼馴染だった。事件を担当する検事・津田口(柿澤勇人)の取り調べにも、どこか浮遊しているような態度でするりと躱していく律子。津田口は事件の真相を追って、これまでに律子と関わってきた人物達と接触し始める。次第に明らかになってくる律子の数奇な人生と、彼女を取り巻く男たちの姿。しかし、彼らが口々に証言する律子の印象は、すべてがバラバラであった。

松本の印象を「○○な女」で表す企画では、松下は「ショートスリーパーな女」、柿澤は「つかめない女」と表現。柿澤は「忙しそうなのであまり喋らないように気を遣っていたら、帰り際に急に松本さんから『同性の人とキスするときはどういう気持ち?』と聞かれました。いきなりその質問!?と。それまでの集中は何だったのかと。つかめない……」と松本の不思議ぶりに苦笑い。その質問の真意について松本は「(以前、松下と柿澤が)恋人同士の役をやっていたと聞いたので、それってどんな気持ちなのかなと。初めて会話したのがその話題でした」と微笑を浮かべながら解説していた。

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一方、内田監督は松本について「あざとくない、むしろ逆な女」と表現。内田監督から「すべてを全力でやる人。それは昔から変わっておらず、昭和っぽい。ひたすら真っ直ぐで、ひたすら真面目な人」とパブリックイメージを否定された松本は「あざとかわいいと言われても、何もピンとこない。あざとさというか、女性としての計算高さを絶対に身に着けたくないと思って生きてきて、そんなことがあろうものならば拒絶して生きてきた。にもかかわらず、あざとかわいいと言われてしまって、どうしようかと。言われるのは面白いですが……」と自身に対する世間のイメージを不思議がっていた。

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放火殺人容疑で逮捕された池松律子役の松本は連続ドラマ初主演。「なかなか今の時代では見ることのできないような作品で、いくつもの顔を持つミステリアスで謎が深まる魅力的な役柄を演じました。今回のこの作品と役柄、そしてスタッフ・キャストに恵まれて、律子役ができることは幸運だと思いました」としみじみ。殺人の容疑者という衝撃的役どころだが「劇中でも、わからない、掴めない女性と言われるように、私自身もわからず、向き合うのが怖くて逃げ出したかった」と打ち明けた。

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死亡した小説家で律子の幼馴染・君塚公平役の松下は、松本から暴力を受けるシーンを振り返り「あの場面が松本さんとの初めましてのシーン。リハの段階でわりとガチでボコボコにされて、この作品に賭けるまりかさんの思いを感じました。一生忘れられない出会いをしました」と松本の憑依ぶりを証言。内田監督も「僕の予想よりも大幅に超えてましたね」と松本の熱演に目を丸くしていた。

それに対し松本は「痛めつけたあとはシュンとなりましたが、松下さんの慈愛に満ちた目で見つめられたら、自分の汚れた恥部を見られたくないという拒絶反応が生れて『見ないでよ!』という気持ちで手が出てしまう。DVという愛の表現はよくないけれど、それは衝撃的な感覚でした」と律子の感情に理解を示していた。

(文・写真=石井隼人)

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