J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。3月10日(水)の放送ではDEAN FUJIOKAが出演。仕事や表現への向き合い方を語る場面があった。
DEANはオンエア日に『Take Over』をリリースした。
西沢:前回出ていただいたときにも機材の変態トークで楽しかったですね。
DEAN:楽しかったですね。
西沢:(サウンド&レコーディング・マガジンの)『サンレコ』に出るのが目標という、間違った価値観で。
DEAN:夢かないましたよ。
西沢:かなったみたいですね、すごいんですよ。『サンレコ』もビックリしたでしょう?
DEAN:びっくりしたかどうかはわからないですけど(笑)。自分としてはすごくうれしかった。なんか教科書に載ったみたいな感じです。
西沢:いまだに読まれているんですか?
DEAN:毎月読んでますね。
DEAN:この3曲に関しては全部スタジオでコライト(共作)をしたものになります。ゼロからセッションをして作った感じです。
西沢:スタジオにはこもったんですか?
DEAN:『Take Over』は大量生産というか、元ネタになるトラックを作ったときに、2つの部屋を行ったり来たりしながら同時並行で10曲ぐらい作ったんです。自分の動物的、生理的な反射神経で余計なことは考えないで「気持ちよさ」で作るという。鳥肌レーダーに100パーセント依存して作るということをやりました。
PCで自ら曲も作るDEANだが、多忙ということもあり「自分で曲を作るということをやるのが、すごく貴重な機会になりつつある」と語った。
西沢:逆にそれが楽しみというか、好きでやるんですもんね。
DEAN:そうですね、ただやっぱりいろいろなことを同時進行でやっていたりすると、スタジオに入って「出たとこ勝負」で曲を作ることも多くなってきていて。なので今回の3曲に関してはスタジオに入ってセッションで作って、歌詞の部分に関しては持ち帰ってガガガと書いて乗っけるみたいな感じでした。
DEAN:アルバム3曲目の『Plan B』とかは自分にとってのメタリカですね。扱っている楽器が違うだけで、ディストーションがかかったギターじゃなくて、ラップトップみたいな。
西沢:ライブで『Master Of Puppets』をやる日も近い?
DEAN:やっていいですけどね、たぶんまだソロ弾けると思うので。
西沢:(笑)。
DEAN:でも何十年もやってないから。
西沢:僕は夢がかなうとしたらザック・ワイルドになりたいですから。
DEAN:そっちなんですね。それこそいま(番組BGMで)かけていただいている『Echo』という曲も、これは自分のなかでは完全にメタルですね。
西沢:そうですね。
DEAN:音色をシンセサイザーに変えただけで。
西沢:最近は自分でギターは弾かないんですか。
DEAN:弾く機会は減りました。ライブのときに弾いたりするんですけど、制作で楽器を弾くとなるとギターよりピアノのほうが多いし、もっと言うと楽器に触らないです。
西沢:楽器をイチからやろうとすると、時間がかかりますよね。
DEAN:それはバイオリンをやったときにすごく思いました。
西沢:バイオリンもやるんですか。
DEAN:役者の仕事でバイオリンを弾くという役でメチャクチャ練習して。学生以来のすごく楽器を練習したなという日々でした。
西沢:今回の曲というのは、「自分がいままで歩んできた道というのを、いま自分のなかでできることとして再現している」ということでいいんですか?
DEAN:常に答えは自分のなかにあります、自分の過去にあるというか。それが音楽であれなにであれ、自分が作る作品には必ずコアにあるなと思います。
西沢:話をしていて、いかにもこだわりと凝り性の方というのがわかります。
DEAN:(笑)。やっぱり目の前の仕事をやっていることは100パーセント、フルコミットしたいと思ってます。ただ、同時進行でいろいろなことが進むので、自分のなかから出てくるものが、アイデアであったりなにか企画みたいなものが、どの表現のプラットフォーム、様式で一番力を発揮できるか、みたいなのは常に考えてやってます。
西沢:「今日取材がない」といったら、ボーボーだっていいわけじゃない?
DEAN:ボーボー(笑)。
西沢:髪の毛グチャグチャとかさ、そういうところまで気を遣わないといけないとなると大変ですけどどうなんですか?
DEAN:キャップというものがありまして(笑)、寝癖を抑えたりしてますね。
西沢:「いますれ違ったのDEANじゃね?」「違うでしょ」みたいな。
DEAN:「あんなボーボーなわけないでしょ」って(笑)。
西沢:人間らしい側面も持っててよかった(笑)。完璧だと疲れちゃうもの。
DEAN:もちろんですよ、ちゃんとクソゲーやってますよ。
西沢:そんな時間もあるんだ!
DEAN:「クソゲー」と検索をして、片っ端から世のクソゲーと言われるものを全部携帯にダウンロードしてやってますよ。
西沢:配信もやっちゃう勢い?
DEAN:YouTuberの実況的な、それいいですね。
西沢:みんな観ると思いますよ。
DEAN:それアリかも。
西沢:またひとつ、やりたいことができてしまったかもしれない。
DEANの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
DEANはオンエア日に『Take Over』をリリースした。
夢がかなったDEAN「教科書に載ったみたいな感じ」
この日はリモートで画面越しに登場をしたDEAN。西沢は 「やっぱりかっこいいっすね」と褒め殺しからトークをスタート。DEANは「ある夢」がかなったことを報告した。西沢:前回出ていただいたときにも機材の変態トークで楽しかったですね。
DEAN:楽しかったですね。
西沢:(サウンド&レコーディング・マガジンの)『サンレコ』に出るのが目標という、間違った価値観で。
DEAN:夢かないましたよ。
西沢:かなったみたいですね、すごいんですよ。『サンレコ』もビックリしたでしょう?
DEAN:びっくりしたかどうかはわからないですけど(笑)。自分としてはすごくうれしかった。なんか教科書に載ったみたいな感じです。
西沢:いまだに読まれているんですか?
DEAN:毎月読んでますね。
「鳥肌レーダー」に完全に依存して作った新曲
機材にもこだわりを見せるDEANがこの日リリースした『Take Over』について、西沢は「だいぶいろいろとねじ込んである」と分析。入れ込むことができなかったトラックは捨ててしまうのかという質問にDEANは「その通りです」と、妥協のないプロフェッショナルな一面を見せた。同シングルにはカップリング曲として『Follow Me』と『Plan B』が収録されている。DEAN:この3曲に関しては全部スタジオでコライト(共作)をしたものになります。ゼロからセッションをして作った感じです。
西沢:スタジオにはこもったんですか?
DEAN:『Take Over』は大量生産というか、元ネタになるトラックを作ったときに、2つの部屋を行ったり来たりしながら同時並行で10曲ぐらい作ったんです。自分の動物的、生理的な反射神経で余計なことは考えないで「気持ちよさ」で作るという。鳥肌レーダーに100パーセント依存して作るということをやりました。
PCで自ら曲も作るDEANだが、多忙ということもあり「自分で曲を作るということをやるのが、すごく貴重な機会になりつつある」と語った。
西沢:逆にそれが楽しみというか、好きでやるんですもんね。
DEAN:そうですね、ただやっぱりいろいろなことを同時進行でやっていたりすると、スタジオに入って「出たとこ勝負」で曲を作ることも多くなってきていて。なので今回の3曲に関してはスタジオに入ってセッションで作って、歌詞の部分に関しては持ち帰ってガガガと書いて乗っけるみたいな感じでした。
「100パーセントの仕事」をするDEANのこだわり
DEANの音楽経験のルーツはバンドで、メタリカのカバーバンドをやっていたという。表現へのこだわりについて語った。DEAN:アルバム3曲目の『Plan B』とかは自分にとってのメタリカですね。扱っている楽器が違うだけで、ディストーションがかかったギターじゃなくて、ラップトップみたいな。
西沢:ライブで『Master Of Puppets』をやる日も近い?
DEAN:やっていいですけどね、たぶんまだソロ弾けると思うので。
西沢:(笑)。
DEAN:でも何十年もやってないから。
西沢:僕は夢がかなうとしたらザック・ワイルドになりたいですから。
DEAN:そっちなんですね。それこそいま(番組BGMで)かけていただいている『Echo』という曲も、これは自分のなかでは完全にメタルですね。
西沢:そうですね。
DEAN:音色をシンセサイザーに変えただけで。
西沢:最近は自分でギターは弾かないんですか。
DEAN:弾く機会は減りました。ライブのときに弾いたりするんですけど、制作で楽器を弾くとなるとギターよりピアノのほうが多いし、もっと言うと楽器に触らないです。
西沢:楽器をイチからやろうとすると、時間がかかりますよね。
DEAN:それはバイオリンをやったときにすごく思いました。
西沢:バイオリンもやるんですか。
DEAN:役者の仕事でバイオリンを弾くという役でメチャクチャ練習して。学生以来のすごく楽器を練習したなという日々でした。
西沢:今回の曲というのは、「自分がいままで歩んできた道というのを、いま自分のなかでできることとして再現している」ということでいいんですか?
DEAN:常に答えは自分のなかにあります、自分の過去にあるというか。それが音楽であれなにであれ、自分が作る作品には必ずコアにあるなと思います。
西沢:話をしていて、いかにもこだわりと凝り性の方というのがわかります。
DEAN:(笑)。やっぱり目の前の仕事をやっていることは100パーセント、フルコミットしたいと思ってます。ただ、同時進行でいろいろなことが進むので、自分のなかから出てくるものが、アイデアであったりなにか企画みたいなものが、どの表現のプラットフォーム、様式で一番力を発揮できるか、みたいなのは常に考えてやってます。
DEANが実況YouTuberに!?
多忙な日々をすごすDEANに、西沢は日々の身だしなみについて質問。DEANは意外な一面を告白した。西沢:「今日取材がない」といったら、ボーボーだっていいわけじゃない?
DEAN:ボーボー(笑)。
西沢:髪の毛グチャグチャとかさ、そういうところまで気を遣わないといけないとなると大変ですけどどうなんですか?
DEAN:キャップというものがありまして(笑)、寝癖を抑えたりしてますね。
西沢:「いますれ違ったのDEANじゃね?」「違うでしょ」みたいな。
DEAN:「あんなボーボーなわけないでしょ」って(笑)。
西沢:人間らしい側面も持っててよかった(笑)。完璧だと疲れちゃうもの。
DEAN:もちろんですよ、ちゃんとクソゲーやってますよ。
西沢:そんな時間もあるんだ!
DEAN:「クソゲー」と検索をして、片っ端から世のクソゲーと言われるものを全部携帯にダウンロードしてやってますよ。
西沢:配信もやっちゃう勢い?
DEAN:YouTuberの実況的な、それいいですね。
西沢:みんな観ると思いますよ。
DEAN:それアリかも。
西沢:またひとつ、やりたいことができてしまったかもしれない。
DEANの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
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2021年3月17日28時59分まで
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番組情報
- GROOVE LINE
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月・火・水・木曜16:30-19:00
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ピストン西沢