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米米CLUB・カールスモーキー石井、ソロとバンド活動の違いは「安心感」

米米CLUB・カールスモーキー石井、ソロとバンド活動の違いは「安心感」

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。1月12日(火)のオンエアでは、米米CLUB・カールスモーキー石井(石井竜也)がリモート出演。新曲『愛を米て』の制作エピソードを語った。

楽曲制作のために緊急ミーティング

米米CLUBは1月6日、映画『大コメ騒動』の主題歌であるニューシングル『愛を米て』をリリースした。『大コメ騒動』が実話を基にした映画と知ったカールスモーキー石井は、曲制作の際にメンバーたちと話し合いの場を設けたという。



<あらすじ>
「コメを旅に出すなーーー!」3人の子を持つ“おかか”であり米俵を浜へと担ぎ運ぶ女仲仕として働く松浦いとは、17歳で漁師の利夫のもとへ嫁いできた。小さな漁師町で暮らすおかかたちは、家事、育児、そしてそれぞれの仕事をしながら、夫のために毎日一升のコメを詰めた弁当を作り、漁へと送り出している。ある日、高騰するコメの価格に頭を悩ませていたおかかたちは、リーダー的存在である清んさのおばばとともにコメの積み出し阻止を試みるも、失敗に終わる。その騒動は地元の新聞記者により「細民海岸に喧噪す」と報じられ、またそれを見た大阪の新聞社は陳情するおかかたちを“女一揆”として大きく書き立て、騒動は全国へと広まっていく。そしてある事故をきっかけに我慢の限界がきたおかかたちは、さらなる行動に出るが——。
公式サイトより

石井:この映画はですね、富山県の貧しい漁村で起こった、本当にあった話なんですよ。
西沢:大正7年に起こった米騒動なんですね。
石井:当時は女性の人権がまだハッキリとしていない時代ですよね。そこで起こった騒動がキッカケとなって、日本全国で女性の権利を主張する動きが出てくる歴史があるんですね。今回の映画は、『超高速!参勤交代』を撮られた本木克英監督とお聞きしていたので、てっきりコメディ色が強いと思っていたんです。だけど、事前に本を読んでみたら全然そういった内容の話ではなかったし、女性の強さをしっかりと描かれていた映画だったんですね。
西沢:なるほどね。
石井:「これはちょっとふざけられないな」と思ったので、「みんなで30分だけ集まんない?」と提案しました。
西沢:30分でいいんだ(笑)。
石井:一応、すでにメロディはあったので(笑)。「これでやってみたい」と相談をしてから、みんなで制作を進めましたね。

西沢は『愛を米て』について、米米CLUBとしてのバンドのよさと石井の声のノリのよさを評価した。

石井:僕の声を聴いてもらったらわかると思うんですが、ソロとの違いはバンドのなかに包まれている“安心感”だと思いますね。
西沢:カーペンターズのようなポップスさを感じますよ。
石井:(バンドには)変わらない“よさ”みたいなものってありますよね。
西沢:それを表現できる人たちっていうのは、今ってなかなかいないと思いますよ。

米米CLUBは2月1日(月)に生配信コンサート「自由の扉」を実施予定。東京・名古屋・大阪のライブハウスに生配信するという企画だ。

石井:ライブハウスが危機的状況のため、文化庁による文化芸術収益力強化事業としてライブを配信します。ライブハウスでは新型コロナウイルス感染予防対策をしっかりとしますので、みんなで米米CLUBのライブを観てください!

また、2月11日(木)と2月12日(金)には、石井竜也による「ビルボードライブ ~LIKE A JAZZ 7~」が東京で開催予定。2月18日(木)、19日(金)は横浜公演が予定されている。詳細は、それぞれ米米CLUBの公式サイト、石井竜也の公式サイトでチェック。 『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。

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2021年1月19日28時59分まで

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番組情報
GROOVE LINE
月・火・水・木曜
16:30-19:00