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世界では「代替牛乳」が注目。開発メーカーが味以外で重視する、意外なポイントは?

画像素材:PIXTA

世界では「代替牛乳」が注目。開発メーカーが味以外で重視する、意外なポイントは?

ビジネスからライフスタイルまで、さまざまなアプローチから世界の“今”を紐解く「KONICA MINOLTA GLOBAL SCALE」。『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナーだ。11月18日(水)のオンエアでは、ベジタリアンヴィーガン市場の広がりで注目を集める代替ミルクについて紹介した。

進歩する代替食材の技術

11月1日(日)は、ヴィーガンの啓蒙を図る「世界ヴィーガン・デー」だった。世界ではヴィーガンやベジタリアン人口が年々増えており、世界の市場規模は1兆円を超えるという調査も。そんな中、今注目が集まっているのが、完全なる代替牛乳というもの。一体どんなものなのだろうか。

代替食材の世界でトップランナーといわれるのが、米カリフォルニアに本部を構えるブランド「Impossible Foods」だ。野菜ベースの食材を製造する企業で、そのバリエーションはビーフ、チキン、そして卵にまで多岐にわたる。しかも、味は本物の肉や卵と区別がつかないほどだという。肉にいたっては、味わいだけでなく部位ごとの食感なども再現されているなど、代替肉の技術は目覚ましい進歩を遂げている。

本物に限りなく近い「牛乳」を目指して

そんな中で今一番求められているのが、香りから味、すべてが本物の牛乳と変わらない「完全なる牛乳」だ。ミルクに関しては、すでにアメリカでアーモンドミルクやオーツミルク、カシューミルクに豆乳など、さまざまな代替ミルクが浸透しており、牛乳の消費量は年々減少傾向にある。しかし、消費者の中にはナッツ系のミルクや豆乳に特有の香りや味を難点とする人も多い。そこでメーカーは、本物の牛乳と変わらない味わいの代替ミルクの開発を進めている。ポイントは、香り、味、見た目の色、そして喉ごしだ。牛乳を飲んだときのサラサラ加減や、カプチーノなどのために泡立てたときの泡立ちを目指しているという。Impossible FoodsのCEOであるパット・ブラウンは、CNNのインタビューで「普段牛乳を買う消費者に選ばれる、完璧なカプチーノが作れるミルクを作る」と宣言。そのために研究開発費を倍以上増やしているそうだ。

ここ数年で環境や健康、エシカルに対する意識が高まってきており、特にミレニアル世代の55%が代替食材に対してオープンな意識を持っていることことが統計で判明。すでにミルク市場では、15%が植物由来のミルクとなっている。環境に配慮するだけでなく、お腹がゴロゴロしないなど、体にも優しいとして注目が集まっている代替ミルク。日本では給食の定番とされていた牛乳だが、植物由来のミルクが子どもたちの机に並ぶ日も近いかもしれない。

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