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元バレーボール日本代表・大山加奈が「永遠にこの時間が続けばいい」と思った試合とは

元バレーボール日本代表・大山加奈が「永遠にこの時間が続けばいい」と思った試合とは

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。10月8日(木)のオンエアでは、元バレーボール日本代表・大山加奈がリモート出演。緊張感を和らげる方法を、自身の経験を振り返りながら伝授した。大山が「今まで生きてきたなかで一番楽しい時間」と感じた試合とは?

プレッシャーがあったほうが、いい結果が出せる

大山は、経済メディア・NewsPicksの連載「アスリートはなぜ試合前に音楽を聴くのか?」で、音楽がトップアスリートに与える影響や試合前のプレッシャー対処法について語った。

今回の放送ではこの連載を題材に、集中力を保つための方法を訊いた。周りと話をすると集中力が低減するため、可能な限りひとりの状態を作っていたそうだ。

大山:そして、一点を見つめ続けて自分の世界に入ることで、“無心”を作り出していました。
増井:試合前はチームメイトともあまり会話をしなかったのでしょうか?
大山:そうですね。必要最低限のやりとりだけして、無心の状態を維持していましたね。
サッシャ:無心を保つことができないと、どういった影響がありますか?
大山:私は心が強いほうではなかったので、試合に対していつも恐怖心を抱いていたんですね。恐怖心に負けてしまわないように無心になっていました。
サッシャ:恐怖心というのはある程度受け入れないといけない部分があると思うんですよね。その恐怖心をどうやって克服していったんですか?
大山:高校の恩師が「試合を怖いと感じることは悪いことではない」と教えてくださったんですね。その言葉で怖さを受け入れることができたので、恐怖に打ち勝つために、自分自身へどんどんプレッシャーをかけるようにしたんですよ。そうしたら、いい緊張感を作ることができるようになって、いいプレイに繋がるようになりました。
増井:自身にプレッシャーをかけることがよい作用になるのですか?
大山:そうです。私の場合、プレッシャーがあったほうがいいプレイ結果になることに気付いたんですね。試合前は「自分がダメになったらチーム全体がダメになる」ぐらいのプレッシャーを自身にかけていました。
サッシャ:それが功を奏した試合を教えてください。
大山:2002年の「第33回春高バレー女子」の決勝戦ですね。決勝までは怖さに勝てなくて全然ダメだったんですよ。スパイクは決まらないし、チームに迷惑をかけてばかりいました。だけど、「最後ぐらいはチームに貢献しなければ」という思いで決勝戦のコートに立ったら、自分でも納得できるようなプレイができたんですね。あの試合が、今まで生きてきたなかで一番楽しい時間でした。永遠にこの時間が続けばいいのにと思っていたので、相手チームに得点を入れられてもうれしい気持ちになっていたんですよ。あんな経験は最初で最後でした。特別な試合です。

「緊張してもいい」味方につけるイメージで

ビジネスシーンでも役立つ「緊張を和らげる方法」を紹介した。

大山:緊張を和らげるには、緊張を“味方”にすることが大切です。スポーツをする際に緊張感があるときって「いいプレイをしたい」「結果を残したい」「勝ちたい」といった、強い意思を持っている状態だと思うんですね。その考え方っていろんな場面で重要だと思うんですよ。なので、「緊張してもいいんだ」と自分に言い聞かせてあげてほしいです。
増井:記事のなかでは緊張感を和らげるために音楽を聴いていたと書かれていましたね。具体的にはどんな音楽を聴いていたのでしょうか。
大山:学生の頃からオリンピックにかけては、SMAPさんの『笑顔のゲンキ』とか嵐さんの『Hero』をよく聴いていました。どちらもファンの方が私をイメージして教えてくれた曲なんです。「ファンの方からこんな風に思ってもらえているんだ」ということを、試合の力にしていましたね。

高校生バレーボールの思い出づくりをサポート

大山は現在、「高校生思い出づくりプロジェクト」に携わっているという。

大山:コロナの影響で、試合ができなかったり成果が発揮できないまま引退することになってしまった選手がたくさんいるんですね。そんな子たちを悔しい思いのまま終わらせたくないと感じたので、「バレーボールをやってきてよかったな」という思いから、プロジェクトを立ち上げました。高校生たちの思い出の試合に、春高バレーやワールドカップさながらの実況解説を入れてプレゼントをするプロジェクトです。
増井:試合ができない今だからこそ、これまでの試合に実況を入れてあげるんですね。
大山:内輪だけで開催する引退試合でもいいですよ。思い出に残る何かを作ってあげたいなという気持ちです。
サッシャ:一生の思い出になりますね。
大山:親御さんにとってもうれしいことだと思うんですよね。みんながハッピーになれるものを作りたいなと思っています。

・「高校生思い出づくりプロジェクト」公式サイト
https://www.omoide-project.com/

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースをその裏側から光を当て、様々な視点から紹介する。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。

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2020年10月15日28時59分まで

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月・火・水・木曜
9:00-12:30
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