J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。2月19日(水)のオンエアでは、同日にニューアルバム『粋~Iki~』をリリースした石川さゆりがゲストに登場。アルバム制作秘話や着物にまつわる裏話を展開した。
■「着物=高ければいい」は粋じゃない!
話題はまず、石川のステージ衣装の着物についてに。石川はコンサートのために着物をコーディネートする準備があったり、テレビでは「同じ番組で同じ着物は着ない」といった独自の決まりを作ったりしているそうだ。
西沢:着物で歌うって大変なんじゃないですか?
石川:皆さんが思うようなキツイ着物の着方をしていないんです。胸から横隔膜はゆるゆるなんです。下腹は閉めていますけど、帯は下が締まっているけど上はガバガバに開いてるっていうのが私の着方なんです。
西沢:やっぱり声を出すということに対していろいろと。
石川:それと、格好よく見える(笑)。やはりどうしたら少しでもシュッと見えるかなと。
西沢:ステージの上で着物はレアですからね。やはり着物を楽しみにするお客さんもいらっしゃる?
石川:いらっしゃいますね。「何枚着替えるかしら」とか「どんな着物を着るかしら」とかね。
西沢:「総額おいくら万円かしら」とかね。
石川:あ~、そういう方もいらっしゃるかもしれないですね。
西沢:ステージのときはお高いものをお召しになるんですか?
石川:もう、めちゃくちゃ高いですね。うそうそ(笑)! 高ければいいというのは野暮ですよね。値段は見てわからないじゃないですか。そうじゃなくて、格好いいかどうか。
西沢:石川さんが着ればもう格好いいですけどね。
石川と言えば着物のイメージが強いが、代表曲『津軽海峡・冬景色』を最初に歌った頃はドレスを着ていたと語る。
石川:まだ、着物着るようになって35年くらい。
西沢:35年(笑)! 僕が物心ついた頃には、着物着てらっしゃいました。
石川:そんな若くないくせに!
西沢:なんてひどいことを言うんですか(笑)。
■KREVAとコラボ! 日本語を大事にする共通点
全15曲が入っており、小唄や端唄など江戸文化に繋がる楽曲を今のミュージシャンと制作した最新アルバム『粋~Iki~』。石川が日本を綴る3部作プロジェクトの最終章で、これまでに日本の童謡をテーマに制作した1988年のアルバム『童~Warashi~』、民謡をテーマに制作した2019年のアルバム『民~Tami~』に続く第3弾だ。音楽プロデューサーの亀田誠治のほか、KREVAやMIYAVIといったアーティストが参加している。
西沢:ラップまで入ってギターも歪んでいるし、周りはこういったアーティストで固めていますけど、中に入っている石川さゆりは石川さゆりだったという感じですよね。
石川:みんながそれぞれ自分の世界を持ち寄って、いい仕事をしたという感じ。テーマは「江戸の粋」「日本の粋な世界」。ハッと気づいてみたら、自分たちの身近にある文化や音楽をまとめてない気がしていて。でも三味線と歌だけの世界を持ってきても、令和の今ではないので、やはり今の音楽仲間と一緒に作ったらきっと楽しいことになるんじゃないかなと思って作りました。
『オープニング「火事と喧嘩は江戸の華」feat. KREVA』でコラボしたKREVAとの制作秘話も語った。
石川:「僕は職人ですから!」って言ってました(笑)。一緒に日本の文化や江戸をどう言葉で紡ごうかと作ってみたんですけど、すごく面白かったことがあります。ラップも私がやってきたことも日本語の韻を踏んだり日本語という言葉を大事にしてると気づいたこと。それが聴こえなかったり見えなかったりしたら、おじゃんのパーでしょ。
西沢:おじゃんのパー!
石川:古いですね、おじゃんパー。ガチョーンに通じますね。
西沢:いやあ、しびれますね。伝統ですもん。
「格好いい演歌でありたい」と自身の音楽活動について語った石川。6月18日(木)によこすか芸術劇場で行われるコンサートでは、『粋~Iki~』のエッセンスを取り入れた歌唱も披露する。
『GROOVE LINE』ではピストンが楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
■「着物=高ければいい」は粋じゃない!
話題はまず、石川のステージ衣装の着物についてに。石川はコンサートのために着物をコーディネートする準備があったり、テレビでは「同じ番組で同じ着物は着ない」といった独自の決まりを作ったりしているそうだ。
西沢:着物で歌うって大変なんじゃないですか?
石川:皆さんが思うようなキツイ着物の着方をしていないんです。胸から横隔膜はゆるゆるなんです。下腹は閉めていますけど、帯は下が締まっているけど上はガバガバに開いてるっていうのが私の着方なんです。
西沢:やっぱり声を出すということに対していろいろと。
石川:それと、格好よく見える(笑)。やはりどうしたら少しでもシュッと見えるかなと。
西沢:ステージの上で着物はレアですからね。やはり着物を楽しみにするお客さんもいらっしゃる?
石川:いらっしゃいますね。「何枚着替えるかしら」とか「どんな着物を着るかしら」とかね。
西沢:「総額おいくら万円かしら」とかね。
石川:あ~、そういう方もいらっしゃるかもしれないですね。
西沢:ステージのときはお高いものをお召しになるんですか?
石川:もう、めちゃくちゃ高いですね。うそうそ(笑)! 高ければいいというのは野暮ですよね。値段は見てわからないじゃないですか。そうじゃなくて、格好いいかどうか。
西沢:石川さんが着ればもう格好いいですけどね。
石川と言えば着物のイメージが強いが、代表曲『津軽海峡・冬景色』を最初に歌った頃はドレスを着ていたと語る。
石川:まだ、着物着るようになって35年くらい。
西沢:35年(笑)! 僕が物心ついた頃には、着物着てらっしゃいました。
石川:そんな若くないくせに!
西沢:なんてひどいことを言うんですか(笑)。
■KREVAとコラボ! 日本語を大事にする共通点
全15曲が入っており、小唄や端唄など江戸文化に繋がる楽曲を今のミュージシャンと制作した最新アルバム『粋~Iki~』。石川が日本を綴る3部作プロジェクトの最終章で、これまでに日本の童謡をテーマに制作した1988年のアルバム『童~Warashi~』、民謡をテーマに制作した2019年のアルバム『民~Tami~』に続く第3弾だ。音楽プロデューサーの亀田誠治のほか、KREVAやMIYAVIといったアーティストが参加している。
西沢:ラップまで入ってギターも歪んでいるし、周りはこういったアーティストで固めていますけど、中に入っている石川さゆりは石川さゆりだったという感じですよね。
石川:みんながそれぞれ自分の世界を持ち寄って、いい仕事をしたという感じ。テーマは「江戸の粋」「日本の粋な世界」。ハッと気づいてみたら、自分たちの身近にある文化や音楽をまとめてない気がしていて。でも三味線と歌だけの世界を持ってきても、令和の今ではないので、やはり今の音楽仲間と一緒に作ったらきっと楽しいことになるんじゃないかなと思って作りました。
『オープニング「火事と喧嘩は江戸の華」feat. KREVA』でコラボしたKREVAとの制作秘話も語った。
石川:「僕は職人ですから!」って言ってました(笑)。一緒に日本の文化や江戸をどう言葉で紡ごうかと作ってみたんですけど、すごく面白かったことがあります。ラップも私がやってきたことも日本語の韻を踏んだり日本語という言葉を大事にしてると気づいたこと。それが聴こえなかったり見えなかったりしたら、おじゃんのパーでしょ。
西沢:おじゃんのパー!
石川:古いですね、おじゃんパー。ガチョーンに通じますね。
西沢:いやあ、しびれますね。伝統ですもん。
「格好いい演歌でありたい」と自身の音楽活動について語った石川。6月18日(木)によこすか芸術劇場で行われるコンサートでは、『粋~Iki~』のエッセンスを取り入れた歌唱も披露する。
『GROOVE LINE』ではピストンが楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
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