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満島真之介が「入ったら絶対に出てこられない砂漠」で味わった衝撃

満島真之介が「入ったら絶対に出てこられない砂漠」で味わった衝撃

J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。12月7日(土)のオンエアでは、俳優の満島真之介が登場。タクラマカン砂漠での衝撃的な体験について語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)


■「入ったら絶対に出てこられない」過酷なタクラマカン砂漠

タクラマカン砂漠は中国の西側に位置し、北と南をそれぞれ大きな山脈に挟まれて、非常に乾燥しており、年間降水量も数ミリ程度という。しかし、かつては海底だったところが砂漠になったため、80年代から石油や天然ガスの油田調査が始まり、今では中国のエネルギーを支える存在として注目されている。

葉加瀬:この番組を20年やっているんですけど、クラマカン砂漠(の話題)は初めてなんじゃないかな?
満島:(笑)。あまり聞いたことのない砂漠だと思いますが、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区というところにあります。2016年にNHKのドキュメンタリーで行きました。ディレクターの方たちが「どんな過酷なところに行っても、楽しく文句を言わずにやってくれるのは誰か?」と、白羽の矢を立ててくれまして(笑)。
葉加瀬:なるほど(笑)。
満島:死の海と言われていて、「入ったら絶対に出てこられない」という砂漠なんです。だから、サハラ砂漠とか、いろいろな砂漠の名前を聞くと思いますが、ちょっとレベルが違うんです。砂が軽いので、10秒間目を閉じて開けると、別の場所にいるんです。一歩も動いていないのに。

J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)


■人生で初めて体験した無音の世界

満島:そのなかで初めての体験をしたのが「無音」です、音のない世界。僕らが育っている場所もそうだし、生活している中でも必ず音があるじゃないですか? 無音というのは衝撃的すぎました。最初はすごく安心感があるんです。でもその宇宙の無重力にいるような空間から、ガクンと一瞬で恐怖になるんです。この感覚をタクラマカン砂漠のど真んなかでやってしまったものですから、とりこになっちゃいました。「こんなところがあるのか」と思いまして。
葉加瀬:僕が同じ感覚になるのはダイビングをするときで、もちろん呼吸の音もあるんだけどスーっと入っていくと、20メートルをこえたあたりから、なんとも言えない幸福感とともに……自分たちの場所じゃない、宇宙みたいになる。音楽家だからスタジオで無音室というのがあるので、無音はよく体験するんです。シーンとした世界は恐いんだよ、不安がやってくるからね。でも、それを乗り越えると集中力が出て、ものすごく楽しいでしょ?
満島:見える世界が全く違いました、そこから。音に対しての感覚や……「風が見えるようになる」と言うんでしょうか。
葉加瀬:集中力が増すからね。僕らみたいに毎日のようにコンサートをしていると、お客さんの前にいって拍手がくるだけで、心がザワついたり集中力が減ったり、いらぬことを考えたりして、自分の家でいつもできていることができないじゃない? 役者だってそうだと思うけど。そういうときに、無音の感覚を取り戻せるときもあるんだよね。ステージの上でなにも見ないで音のことだけを考えるとか。
満島:無音を感じたことがあるから、そこ(無音の場所)に行けるんですよね。
葉加瀬:知っているからね。
満島:あれを知らないのと、知っているのとではまるっきり違います。
葉加瀬:絶対そうだよね。

この体験によって、満島は旅をする際の意識が大きく変化したという。また、タクラマカン砂漠の景色は「無声映画を観ているようだった」とも語っていた。


■満島にとっての旅とは?

仕事の関係などで世界各地を旅してきた満島は「あなたにとっての旅とは?」という質問に対して「旅イコール人生」とシンプルに答えた。

葉加瀬:そのとおりです。いいじゃない、もうその人生を全うするしかないからね。
満島:そうなんです。もう受け入れました。
葉加瀬:(笑)。

J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)

満島:最初はやっぱり「ほかにもあるんじゃない? 」とか思っていたんですけど、この「受け入れる」ということが、旅にもいちばん必要なことだと思ったんです。どこかの街に行って「うわ、この料理食べられるかな?」とネガティブに思うよりも、自分の体のなにが拒否しているのかと考えたときに「そうか、自分がこの街に来ていい状態じゃなかったんだな」と思うんです。それを受け入れたときに、料理はおいしく感じるし、周りと共有できるようになるし。だから、旅にはすべてが詰まっているんですよね。開高健さんの「若きの日に旅をせずば、老いての日に何をか語る」という言葉があって、その言葉だけを家に飾っています。

『ANA WORLD AIR CURRENT』では、スタジオを飛行機の機内に見立て、葉加瀬とゲストが「旅」をテーマに語り合う。放送は毎週土曜日の19時から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:毎週土曜日 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/

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