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Charaが息子を妊娠中に「遺書のようなもの」として作った曲は?

Charaが息子を妊娠中に「遺書のようなもの」として作った曲は?

J-WAVEがいま注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜の番組『J-WAVE SELECTION』(ナビゲーター:大宮エリー)。10月27日(日)のオンエアでは、絵と詩で綴られた大宮の絵本『虹のくじら』(美術出版社)から詩を選んで朗読し、詩へのアンサーソングとしてアーティストが弾き語りを行う「朗読と音楽」のセッションを届けた。ゲストはCharaとTOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)。ここではCharaのトークや歌をお届けしよう。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月3日28時59分まで)

【TOSHI-LOWのパートはこちら】TOSHI-LOW「自分を傷つけて自分を大事にすることってやりがち」 無理していた頃に作った楽曲は


■Charaが息子にあてた歌

最初のゲストはChara。『虹のくじら』からCharaが「十和田の冬」を朗読。詩のアンサーソングとしてCharaは、自身の楽曲『大切をきずくもの』を選び、Charaの息子でモデル&俳優のHIMI(佐藤緋美)のギターをバックに歌った。

『大切をきずくもの』は、HIMIが産まれる前に"遺書のようなもの"としてCharaが作った歌だった。

Chara:ある日、気分が落ち込んでいて、自分の遺書的なものをHIMIに(届けようと思って)。お腹の中にHIMIがいるときに「普段、私は歌を歌っているけど、歌ったり作ったりする言葉ってただの文字に過ぎず、彼に響くのだろうか」と不安になって作った曲です。

この曲は、HIMIが大切なものを築きあげてほしい、大切なものに気づく子であってほしい、そのふたつの意味を込めて作ったという。

大宮:「十和田の冬」は冬の木の詩なんだけど、なんで『大切をきずくもの』をアンサーソングにしたの?
Chara:「大切」って言葉も入ってるし、冬の木ってこれから春が訪れて芽が出てどんどん大きくなったりするでしょ。実がなるために必要な虫や雑草とかと共生して、自分も主張しながら、それぞれが大切なものとして生きている。それって人間もあるじゃないですか。自分ひとりだけでは生きていけない。

Charaは冬の木の魅力を感じなかった人が「十和田の冬」でそれを意識させてくれることがすごく面白いと話し、大宮が同調した。

Chara:この詩を知って「家にある木が元気ないな」とか「いつも楽しんでいた木は冬支度か」とか、日々そうやって見る楽しみが増えてくるよね。

Charaは『せつないもの』も披露。さらに番組では、TOSHI-LOWもゲストに登場(記事はこちら)。大宮の『虹のくじら』をもとに繰り広げられた豪華な「朗読と音楽」のセッション、ぜひradikoで聴いてみてほしい。

大宮は11月から、この「朗読と音楽」のセッションを生で観ることができるイベント「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」を開催する。詳細は公式ホームページをぜひチェックしてほしい。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月3日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE SELECTION』
放送日時:毎週日曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jwaveplus/

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