Charaが、「守るべき地球環境」や家族について語った。
Charaが登場したのは、8月11日(金・祝)に放送されたJ-WAVEの特別番組『J-WAVE SPECIAL Mercedes-Benz IN THE PRECIOUS TIME』(ナビゲーター:マリエ)。地球環境を持続させていくために、どう進化していくべきなのか考え、感じる番組だ。ここでは、オンエアの一部をテキストで紹介する。
Charaにまずは1つ目のキーワード「守るべき地球環境」について話を聞いた。
マリエ:昨年、発表された新曲『A・O・U』は、まさに永久凍土のなかに眠る植物の花が発見されたニュースにインスパイアされたそうですね。
Chara:ネットでサーフしていたら出てきちゃって。リスかなにかの胃袋に入っていた花の種、約3万年前のものが再生されるという。お花の気持ちはわからないんですが、なんとなくすごく不思議な気持ちになりました。無理やり蘇らせられた感もあるけれども。
マリエ:まさしくタイムマシンということですよね。3万年前からの。
Chara:いま、そういうことができちゃうのがすごい。そういうことをすぐ調べたりできるのが、いまの時代でいいことではあるかなと思って。興味がいっぱいあると、そのときは別に曲を書こうと思っていなくても、自分の心のなかに種が植えられているみたいな。そうするとなにかつながることがあります。
マリエ:Charaさんも環境問題については関心があったり、それこそいろいろ調べたりとかもあると思います。
Chara:本当に「自分調べ」は大事かなと思っています。信用するスペシャリストの方を調べて、というのも大事かなとは思っています。
マリエ:Charaさんは私たちに大切な音楽をくれる存在です。そんなCharaさんが未来に「これだけは残したい」という1曲を、難しいと思いますが、ぜひ教えていただきたいなと。
Chara:私、そのミュージシャンの方がお亡くなりになったとき、勝手に涙が止まらなくて。影響を受けたし、好きだったんだなという方がいて。Linda Lewisさんという私が大好きなすごいシンガーソングライターで、本当にかわいらしい声の人です。ちょうどこの近く、西麻布のバーで昔出会ったことがあって。彼女のライブをブルーノートへ観に行ったあとに「すばらしかったよ」って友だちのバーに入ったら「Linda Lewisがいるよ」という話になって。隣に失礼して一緒にワインを飲んだんです。
マリエ:鳥肌!
Chara:「2ステージあったけどあなたどっちに来たの?」って言うから「ファーストでした」って言ったら「セカンドがいいのよ」って(笑)。それでセカンドに招待してもらって影響を受けて。亡くなっちゃって本当に悲しくて……。いい曲しかなくて。『LARK』もすばらしいアルバムで、そのタイトル曲が英語なんですけど、興味ある人は訳して自分で調べてもらって。けっこうハード目でもあるけど、それをかわいらしい歌声で歌っています。
Chara:ここに私のオリジナルの写真があります。やっぱり子どもですね。これは小さいとき。楽屋で私はフルーツを食べていて。これは小さいね、2歳いってないね。このふたりはやっぱり尊いんだよね。SUMIREと佐藤緋美と言います。彼女と彼の存在がないと、私はちゃんと生きられていたかどうかわからないというか(笑)。
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マリエ:もちろんお母様としてふたりに寄り添うこともあると思うし、ふたりが寄り添って支えてくれることも多いですよね。
Chara:そこにいるだけでいいような気もする。息子が小さいときから彼の言葉に「あ!」って気づかされることがあって。「家族は変わらないものだから」と、その前後はあったんですけど、「ん?」と思って、若いけどけっこういいこと言うな、みたいなのが多くてね。話すのは好きですね。
マリエ:おふたりともいまはアーティストになって活動をされています。お子様と接するときに必ず心がけていたことはあったりしますか?
Chara:独身のころは時間の使い方は自分が中心だったけど、当然子ども中心にするので。でもミュージシャンはやりたいし、せっかくお母さんがCharaだから、Charaのいいところというか、「お母さん、こういうところは得意なんだよ」というのを知ったほうがいいなとあるとき思ってからは、わりと家でも作業、何時から何時までって決めているんだけど、そのあいだは「いつでも見に来ていいよ」と。どうやって仕事の現場でミュージシャンの人と、いつものお母さんじゃないお母さんが、コミュニケーション能力というんでしょうか、そういうのを見せるというのはやろうかなと思ってやってみたり。仕事を家に持ち込むような感じにもなっちゃうんだけど。でもベイビーのときは家では仕事をしなかったです。外に行ってやる。だから子どもの成長に合わせて。
マリエ:向き合って。
Chara:この仕事だからわりと自由に。サラリーマンの方だとまた違うかもしれませんが、シンガーソングライターなので、自由な時間じゃなくて限られた時間のなかでシンガーソングライターをやるというのに変えました。
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マリエ:SUMIREさんは絵を描かれていて。
Chara:最近は展覧会をやって。なんかうれしいですよね。
マリエ:しかも最新曲の。
Chara:アートワークとイラストをやってくれて。目の前で写真をプリントアウトしたのにスッスって迷いがなくて「すごい」と思っちゃいました。
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マリエ:本当にいきなり描いて。私は音楽も絵もほかの作業も、終わりが見える、「これが完成なんだ」というのが見える人は、その分野のプロフェッショナルなんだなと思うんです。私も絵を描いていて、でもどこが終わりかわからないから、全然合ってないんだと思うんです。でもファッションだと「これが作りたいんだ」というのを……。
Chara:確かに、本当だね。
マリエ:音楽で、終わりがちゃんと見えながら、そこにたどりつくのがCharaさんだったりすると思っていて。SUMIREさんも終わりが見えるというか「描きたいものがこれなんだ」というのでスッスといくんですね。
Chara:そういうことって日常にも同じく並行して生きてくるはずなんですよね。生き方というか時間の使い方、言葉の使い方、人とのコミュニケーションとか。
マリエ:どういう関係にしたいか、なにを伝えたいかというところですよね。
Charaはこの番組のために、「未来に残していきたい音楽」というテーマで選曲。プレイリストも公開中だ。
Charaの最新情報はオフィシャルサイトまで。
(Photo by 岩澤高雄)
Charaが登場したのは、8月11日(金・祝)に放送されたJ-WAVEの特別番組『J-WAVE SPECIAL Mercedes-Benz IN THE PRECIOUS TIME』(ナビゲーター:マリエ)。地球環境を持続させていくために、どう進化していくべきなのか考え、感じる番組だ。ここでは、オンエアの一部をテキストで紹介する。
マリエ(左)とChara(右)
ふと調べた事柄が、自分の「種」になる
この日、Charaはスペシャルライブを披露したのち、マリエとトークを繰り広げた。ライブ中のChara
ライブ中のChara
マリエ:昨年、発表された新曲『A・O・U』は、まさに永久凍土のなかに眠る植物の花が発見されたニュースにインスパイアされたそうですね。
Chara「A・O・U」Music Video
マリエ:まさしくタイムマシンということですよね。3万年前からの。
Chara:いま、そういうことができちゃうのがすごい。そういうことをすぐ調べたりできるのが、いまの時代でいいことではあるかなと思って。興味がいっぱいあると、そのときは別に曲を書こうと思っていなくても、自分の心のなかに種が植えられているみたいな。そうするとなにかつながることがあります。
マリエ:Charaさんも環境問題については関心があったり、それこそいろいろ調べたりとかもあると思います。
Chara:本当に「自分調べ」は大事かなと思っています。信用するスペシャリストの方を調べて、というのも大事かなとは思っています。
未来に残したいアーティスト
Charaの尊い存在にせまる2つ目のキーワードは「未来に残していきたい音楽」だ。マリエ:Charaさんは私たちに大切な音楽をくれる存在です。そんなCharaさんが未来に「これだけは残したい」という1曲を、難しいと思いますが、ぜひ教えていただきたいなと。
Chara:私、そのミュージシャンの方がお亡くなりになったとき、勝手に涙が止まらなくて。影響を受けたし、好きだったんだなという方がいて。Linda Lewisさんという私が大好きなすごいシンガーソングライターで、本当にかわいらしい声の人です。ちょうどこの近く、西麻布のバーで昔出会ったことがあって。彼女のライブをブルーノートへ観に行ったあとに「すばらしかったよ」って友だちのバーに入ったら「Linda Lewisがいるよ」という話になって。隣に失礼して一緒にワインを飲んだんです。
マリエ:鳥肌!
Chara:「2ステージあったけどあなたどっちに来たの?」って言うから「ファーストでした」って言ったら「セカンドがいいのよ」って(笑)。それでセカンドに招待してもらって影響を受けて。亡くなっちゃって本当に悲しくて……。いい曲しかなくて。『LARK』もすばらしいアルバムで、そのタイトル曲が英語なんですけど、興味ある人は訳して自分で調べてもらって。けっこうハード目でもあるけど、それをかわいらしい歌声で歌っています。
尊い子どもたち
3つ目のキーワードは「寄り添い支えてくれる人」。Charaが大切にしている、娘と息子の存在について語った。Chara:ここに私のオリジナルの写真があります。やっぱり子どもですね。これは小さいとき。楽屋で私はフルーツを食べていて。これは小さいね、2歳いってないね。このふたりはやっぱり尊いんだよね。SUMIREと佐藤緋美と言います。彼女と彼の存在がないと、私はちゃんと生きられていたかどうかわからないというか(笑)。
【関連記事】芸能一家で育ったHIMI(佐藤緋美)、家族とは応援しあう関係
マリエ:もちろんお母様としてふたりに寄り添うこともあると思うし、ふたりが寄り添って支えてくれることも多いですよね。
Chara:そこにいるだけでいいような気もする。息子が小さいときから彼の言葉に「あ!」って気づかされることがあって。「家族は変わらないものだから」と、その前後はあったんですけど、「ん?」と思って、若いけどけっこういいこと言うな、みたいなのが多くてね。話すのは好きですね。
マリエ:おふたりともいまはアーティストになって活動をされています。お子様と接するときに必ず心がけていたことはあったりしますか?
Chara:独身のころは時間の使い方は自分が中心だったけど、当然子ども中心にするので。でもミュージシャンはやりたいし、せっかくお母さんがCharaだから、Charaのいいところというか、「お母さん、こういうところは得意なんだよ」というのを知ったほうがいいなとあるとき思ってからは、わりと家でも作業、何時から何時までって決めているんだけど、そのあいだは「いつでも見に来ていいよ」と。どうやって仕事の現場でミュージシャンの人と、いつものお母さんじゃないお母さんが、コミュニケーション能力というんでしょうか、そういうのを見せるというのはやろうかなと思ってやってみたり。仕事を家に持ち込むような感じにもなっちゃうんだけど。でもベイビーのときは家では仕事をしなかったです。外に行ってやる。だから子どもの成長に合わせて。
マリエ:向き合って。
Chara:この仕事だからわりと自由に。サラリーマンの方だとまた違うかもしれませんが、シンガーソングライターなので、自由な時間じゃなくて限られた時間のなかでシンガーソングライターをやるというのに変えました。
【関連記事】Charaが息子を妊娠中に「遺書のようなもの」として作った曲は?
Chara:最近は展覧会をやって。なんかうれしいですよね。
マリエ:しかも最新曲の。
Chara:アートワークとイラストをやってくれて。目の前で写真をプリントアウトしたのにスッスって迷いがなくて「すごい」と思っちゃいました。
【関連記事】SUMIRE「映像の仕事をする自分は想像していなかった」
マリエ:本当にいきなり描いて。私は音楽も絵もほかの作業も、終わりが見える、「これが完成なんだ」というのが見える人は、その分野のプロフェッショナルなんだなと思うんです。私も絵を描いていて、でもどこが終わりかわからないから、全然合ってないんだと思うんです。でもファッションだと「これが作りたいんだ」というのを……。
Chara:確かに、本当だね。
マリエ:音楽で、終わりがちゃんと見えながら、そこにたどりつくのがCharaさんだったりすると思っていて。SUMIREさんも終わりが見えるというか「描きたいものがこれなんだ」というのでスッスといくんですね。
Chara:そういうことって日常にも同じく並行して生きてくるはずなんですよね。生き方というか時間の使い方、言葉の使い方、人とのコミュニケーションとか。
マリエ:どういう関係にしたいか、なにを伝えたいかというところですよね。
Charaはこの番組のために、「未来に残していきたい音楽」というテーマで選曲。プレイリストも公開中だ。
Charaの最新情報はオフィシャルサイトまで。
(Photo by 岩澤高雄)
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