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中田英寿が、何百種類もの日本酒を飲んで厳選! 日本酒を“覚えられる”イベント「CRAFT SAKE WEEK」開催中

中田英寿が、何百種類もの日本酒を飲んで厳選! 日本酒を“覚えられる”イベント「CRAFT SAKE WEEK」開催中

J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)。4月19日(金)のオンエアでは、元サッカー日本代表の中田英寿さんが登場。19日からスタートした中田さんプロデュースの日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2019」について訊きました。


■イタリア時代のワイナリー巡りが原点

今年で4年目を迎え、毎年大盛況の「CRAFT SAKE WEEK」。中田さんが日本酒にハマったきっかけは現役時代に遡ります。

中田:イタリアに行ったときにイタリアのワインにハマったんです。当時、試合のない日はイタリアのワイナリーに行っていて、そのベースがあって、日本に戻ってきたときに「日本にも日本酒があるぞ」と。飲むだけじゃなく知ってみるのもいいんじゃないかと思ったのがきっかけです。

そこで中田さんは、「見渡せば、僕よりワインに詳しい人はいるのに、日本酒に詳しい人はいない。これはゴールデンタイムが来ちゃったかな(笑)」と、日本酒を人に勧める楽しさに目覚めたそうです。29日(月・祝)まで開催される今回のイベントでは、各日10蔵、計110蔵の酒蔵、延べ15店舗のレストランが楽しめます。

渡部:酒蔵はどのように選んでいるんですか?
中田:新酒が12月、1月に出てくるんですが、その時期になると何百種類と集めて利き酒します。僕ひとりだけではなく、お酒に詳しい人を呼んで吟味します。毎年出てる蔵もあれば、新しい蔵も、抜けていく蔵もあります。
渡部:驚きなのはレストラン選びで、普通こういう食べ物系の催事に絶対出てこないお店を募ってきますよね。本当に深く信頼関係があって、ヒデさんのイベントじゃないと絶対出さない店もあるじゃないですか?
中田:そう言っていただけると嬉しいです。

実際にお酒を飲んで、どのようなところに着目しているのか、酒蔵の選定基準などについて伺いました。

中田:当然いい蔵元さんが多いのでいいお酒を作ってくるんですけど、毎年、波はあるんです。「CRAFT SAKE WEEK」は、僕たちオーガナイズの気持ちは、全国大会という気持ちがあるので、有名だから出るとかじゃなくて、僕たちの偏見ですけど本当においしいものを決めていきたいと思っています。


■日本酒を覚えて帰ってもらう仕組みを

さまざまなお酒が飲める「CRAFT SAKE WEEK」には、こんな思いも込められています。

中田:日本酒は“覚えにくい”という問題がありますよね。どうやったら覚えやすくできるか、仕組みを考えています。1日10蔵に絞っているのも、それが理由です。もっと多く呼ぶことはできますけど、そんなに飲んで覚えられる人はいないと思うんです。覚えてられる限界はどれくらいだろうと。10蔵でもそれぞれ3種類は持ってくるので、計30種類はあるんです。それだけ飲んで覚えてられるかはギリギリのところ。覚えて帰ってもらわないと意味がないので、「SPARKLING SAKEの日」や「東北の日」など、テーマを決めてやっています。

「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2019」は、4月29日(月・祝)まで、六本木ヒルズアリーナで開催します。昼12時から夜21時までで、ラストオーダーは20時半。スターターセットが3500円(酒器グラス+飲食用コイン11枚)。2回目以降の来場は、グラスを持参すると、追加コインの購入のみで参加できます。

また、中田さんは4月から、J-WAVEの番組『VOICES FROM NIHONMONO』(毎週土曜 22時-22時54分)のナビゲーターを務めています。酒蔵だけでなく、工芸家や農家など、中田さんが全国を周り出会った素晴らしい人たちを紹介する番組です。ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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