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尾崎世界観、ウルフルズのライブを見て「本当にすごかったな」

尾崎世界観、ウルフルズのライブを見て「本当にすごかったな」

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:尾崎世界観<クリープハイプ>)。3月11日(月)のオンエアでは、先日行われたウルフルズとの対バンライブについて尾崎が語りました。


■「ウルフルズのライブは本当にすごかった」

尾崎:ウルフルズの対バンツアーに呼んでいただきました。J-WAVEでもお馴染みのトータス松本さん率いるウルフルズ。小学生のときに歌ったなあ。『それが答えだ!』だったかな……。すごいことですよね。

改めて、オファーが来たことに感慨深い様子の尾崎。出演してみてどうだったのでしょうか?

尾崎:ライブも、もちろん楽しくやらせていただいて。ウルフルズのライブは本当にすごかったですね。対バンとかやっても、あんまり(相手バンドの)ライブを見たりしないんですけど……よくないですけど「見ると落ち込む」っていうのがあって。でも今回は最初から最後まで全部見せていただいて。普段あんまり感動したりしないんですけど、ものすごくかっこよかったです。

「すごかったな、本当に」と繰り返し、そのときの感情を述べました。

尾崎:音楽をやってて自分がうまくいかないことっていっぱいあるんです。「下手だなあ」とか「思い通りに、満足に表現できないなあ」って思うことがいっぱいあるんですけど、(ウルフルズのライブを見て)悔しいというより「こういう人がいるんだったら、自分ができなくて悔しいと思ってる気持ちは無駄かもしれない」と思いましたね。そこを目指してもここまで行かないといけないのであれば、今、自分ができないことを受け止めたうえで、またもっと別のほうを目指していくというか。なんか逆に気持ちよくなりましたね。

トータスさんは自分とは真逆の感覚で音楽をやっているのではと推測し、そういう点で今後のバンド活動の刺激になったそうです。

尾崎:一般的に「いい」とされているクオリティの高いものを届けるのはなかなか難しいですからね。プロとしては当たり前なんですけど、そういうところに捕らわれすぎても逆に回り道になるんじゃないかと。あのライブを見て、ものすごく歌もうまいし演奏もうまいし曲もいいし、お客さんを盛り上げてる。自分が「こうしたいな」ということをそのままやってたので、それを見て「そうなりたい」と思う人もいるかもしれないけど、逆に自分は「これは無理だな」「別の方法でやろう」と思って。


■『ガッツだぜ!』を歌ってみて…

そしてこんなことも考えていたことを明かします。

尾崎:その日は少なからずクリープハイプのお客さんもいましたから、自分たちのお客さんはどこを好きでいてくれてるのかな、というのも考えたりしました。余計ありがたいなと思って、お客さんにそういう気持ちも生まれたし、ウルフルズのファンの方々もすごくあたたかく迎えてくれたので、よかったなと思いましたね。いい日になりました。

最後のアンコールでは、『ガッツだぜ!』をセッションしたそう。

尾崎:元のキーがけっこう低かったので、自分の「ガッツだぜ!」に全然ガッツが無くて(笑)。恥ずかしいんだよな、歌詞と声が合ってないから。(自分が)「ガッツ出せ」って感じでしたね。

最近はこのライブであったり、YUKIさんの曲を作ったり、「すごい経験をさせていただいてる」としみじみ語ります。

尾崎:「あの時の自分に教えてやりたい」っていう一言は死ぬほどダサイから言いたくないですけどね。でも「やっててよかったな」と思うことばっかりですね。

今後、尾崎はどんな仕事をしていくのか、楽しみですね。

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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時–25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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