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ダイエット食材の優等生「高野豆腐」 内臓脂肪を減らす効果が期待できる!

画像素材:PIXTA

ダイエット食材の優等生「高野豆腐」 内臓脂肪を減らす効果が期待できる!

冬の間に体重が増えてしまった……という人も少なくないでしょう。食事量を減らして調整する場合も、栄養バランスには気をつけたいところ。そこで今回は、栄養満点でダイエット効果も期待できる食材「高野豆腐」について、肥満治療の名医、よこはま土田メディカルクリニック院長、肥満治療医師の土田隆さんに話を伺いました。

【3月5日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190312063010


■高野豆腐は普通の豆腐より栄養価が高い

日本の伝統食品である高野豆腐。畑の肉と言われる大豆を凍らせ、熟成、乾燥させ、保存食にしたもので、栄養満点!

土田:高野豆腐は栄養成分が凝縮され、豆腐よりも栄養価が高いんです。タンパク質は木綿豆腐の7倍、不飽和脂肪酸は8倍です。タンパク質は筋肉や血液の材料となります。不飽和脂肪酸は中性脂肪を減らしたり、血管の健康を維持したりする効果があります。他にも脳を活性化するレシチン、皮膚を作る亜鉛、腸内環境を整える食物繊維、骨を作るマグネシウムとカルシウムなども入っています。
別所:すごいですね!
土田:他の食材をちょっと減らしても、高野豆腐を食べればカロリーも少なく、十分な栄養が取れます。


■腸からの脂肪吸収を抑制する栄養素は?

その中でも特に注目の栄養素が、レジスタントタンパク。これは肝臓の中性脂肪の合成を抑えて、腸からの脂肪吸収を抑制するので、血液中の中性脂肪の上昇を抑えます。またコレステロールから作られる胆汁酸と結合して表に排出するので、血中のコレステロールを減らす効果があります。そういう意味でダイエット効果は高いと土田さん。

さらに高野豆腐には、ダイエット効果が期待できるホルモンを増やす効果もあります。

土田:アディポネクチンというホルモンがあって、これが人間の内臓脂肪の量を調整しています。内臓脂肪が増えると、アディポネクチンは減ってしまうんですが、実は大豆のタンパク質の主要成分が、アディポネクチンを増やして、ぽっこりお腹の原因となるような内臓脂肪を減らす効果が期待できるんです。
別所:超優等生ですね!


■主食を減らして高野豆腐を食べて糖質カット!

糖質が少ないのも嬉しいポイントです。

土田:糖質は白米の20分の1。水分を吸収して膨らんで、お腹の中でもさらに膨らむので、1枚でかなりの満腹感が得られます。糖質の多いごはん、パン、麺類を減らし、高野豆腐を食べることで、糖質が大幅にカットできます。

食べ方は、水に戻して柔らかくしたら、一回絞り、切って、そのまま乾かした後トーストすると、もちもちしたパンの代わりになります。ハムエッグなどを合わせれば立派な朝食に。絞るとスポンジのような食感も減るそうです。煮物のイメージが強い高野豆腐ですが、実は調理方法にバリエーションもつけやすい食材。ぜひ、日々のメニューに取り入れてみて。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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