音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
DEAN FUJIOKA「神がかってました」人生で一番リピートしたアルバムは?

DEAN FUJIOKA「神がかってました」人生で一番リピートしたアルバムは?

J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』。当番組は、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語ります。2月はDEAN FUJIOKAさんが登場。2月8日(金)のオンエアでは、高校卒業後に住んでいたアメリカ・シアトルでの音楽体験を語りました。


■ブラックミュージックにどっぷり

まず、シアトルに住むことにした理由からトーク。

DEAN:最初は、日本の花粉がしんどすぎて「住んでられないな」と思いました(笑)。もちろん2000年前後のITの進化にも興味があったし、単純にアメリカのエンターテインメント、カルチャー、アートに対して興味があって、気づいたら西海岸に行っておりました。

当時は、学生の間でヒップホップが流行していて、DEANさんもラジオなどで聴いていたそう。学校のキャンパス内で、フリースタイルでラップをしている学生も日常的にいたのだとか。

DEAN:シアトルに行くまでは、ニルヴァーナとかメタリカが大好きで、歪んだ音が大好きだったんですけど、行ったらブラックミュージックどっぷりになりましたね。

そうして週に何回もクラブに通うようになったDEANさんは、とあるイベントでミュージシャンがラップトップのみで演奏している姿を見て衝撃を受けました。

DEAN:2000年代前半で、コンピューターが生の楽器と同じような扱いができるというのを目の当たりにしました。それまでは、どっちかというとコンピュータは、学校の宿題をやるとか、メールとか、仕事や作業のイメージがあったんですけど、すごくクリエイティブに使っている人たちを見て、あのとき受けた衝撃が、今も音楽を作っている根底にあると思います。


■人生で一番リピートしたアルバム

DEANさんは、シアトルにいた頃に日常的に聴いていた音楽としてD'Angeloのアルバム『Voodoo』を挙げました。

DEAN:たぶん、僕の人生で一番リピートした回数が多いアルバムですね。学校に行くときだったり、朝が多かったかな。「通学路で聴くD'Angelo『Voodoo』」みたいな、そういう定番の1枚でした。ワンアンドオンリーな感じがすごかったんです。シンガーとしてソウルを歌っているだけではないし、とはいえラップしているわけではないし。グルーヴの独特な存在感というか。説明できないけど神がかってました。

その他、Jurassic 5のライブを観たときにサインをもらったアキルと、偶然ジャカルタで再会し、一緒にご飯を食べたりカラオケに行ったりしたというエピソードも話してくれました。「シアトルで聴いていた音楽、触れていたカルチャーは、いまだに僕の人生に大きな影響を与えている」とシアトルでの生活を振り返りました。

そんなDEANさんは、ニューアルバム『History In The Making』をリリースしました。ぜひチェックしてみて下さい!

番組では、D'Angelo『Voodoo』から『Feel Like Makin' Love』をオンエア。DEANさんは「19年前の曲だとは思えないくらい、僕のハートへの響き方でした」と、改めて曲を聴いた感想を述べました。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン