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坂本龍一が絶賛! 19歳で撮った日本映画とは?「とにかく力があってポップ」

坂本龍一が絶賛! 19歳で撮った日本映画とは?「とにかく力があってポップ」

J-WAVEで2カ月に1度、第1日曜にお送りしている番組『RADIO SAKAMOTO』(ナビゲーター:坂本龍一)。9月2日(日)のオンエアでは、坂本オススメの本や映画を紹介しました。


■不規則な生活をしている人にオススメの一冊

坂本がいつもお世話になっているという鍼灸師・若林理砂さんが8月に上梓した書籍『決定版 からだの教養12カ月 食とからだの養生訓 決定版』。帯には坂本が推薦コメントを書いています。

若林さんの患者には、ミュージシャンやダンサー、作家などクリエイター関係の方が多く、不規則な生活習慣をどうしたらいいのか、という相談が多いそう。著者の若林さんから届いたコメントによると、「同じような生活環境の方にはぜひ読んでもらいたい一冊」とのこと。

若林:ちょっと厚いんですけど、パラパラっとめくって、辞書のように使っていただくのが一番いいんじゃないかなと思います。頭から全部読まなくても、ちょっと気になるところを調べるようなかたちで使うことができる本になっています。これが一冊あると、あまり他の本を買わなくてもいいかなっていうぐらい自信を持っておすすめできる本です。

若林さんは鍼灸師ですが、西洋から東洋、治療あるいは身体に関することなど幅広く学んでおり、坂本はその知識量を「何を聞いてもすっと答えてくれる生き字引きのような人」と評します。

坂本:立ち方、歩き方、座り方、そして食べ方。そういうものがとても本質的に大事だという事の実践的な手引きです。本当に僕も含めて(笑)、この番組を聴いている方々も不規則な生活をしている人も多いかと思いますので、ぜひ手にとってみてください。


■坂本龍一が絶賛する、21歳の映画監督

日本とアメリカの交流のための非営利組織ジャパン・ソサエティがニューヨークで毎年催している映画祭「JAPAN CUTS」が先日開催され、坂本もある映画を観るために足を運んだそうです。

坂本わりと日本の最新映画を選んで、2週間くらいに渡ってみせるという催しです。30本くらい上映されるから全部観ることもできないので、いくつかおもしろそうなものを選ぶんですけれども、僕は『あみこ』という若干21歳の山中瑶子さんという女性が、19歳のときに初めて撮ったという作品を観ました。

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