J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「TDK DREAM PITCH」。8月3日(金)のオンエアでは、チームラボ代表・猪子寿之さんとTokyo Otaku Mode Inc.CEOの小高奈皇光さんをゲストに迎え、海外から見た日本のオタク文化について伺いました。
■震災後の危機感から立ち上がったFacebookページ
Tokyo Otaku Modeは、世界中の熱狂的なアニメファンに、eコマース(電子商取引)サイト「Tokyo Otaku Mode Shop」を通じて、日本のグッズを販売している会社です。「オタク文化で世界をハッピーにしたい」というビジョンのもと、Facebookを通じて日本のアニメ・漫画・ゲーム情報を発信しています。Facebookの公式ページには、2000万件以上の「いいね!」がついています。最近では、フィギアのプロデュース、アニメとコラボしたスニーカーを作る企画なども行っています。
Tokyo Otaku ModeのFacebookは、2011年の東日本大震災後に立ち上がりました。
小高:「日本が世界から忘れ去られてしまう」という危機感があり、「日本は元気だよ」と、情報を発信したくて作りました。アニメ・漫画・ゲームは海外でも人気があるので、流行りを伝えるために立ち上げたのがきっかけです。
小高さんはスタジオに、ゲーム『ソードアート・オンライン』に出てくるヒロイン・アスナをデザインしたスニーカーと、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するロンギヌスの槍を模して作られた、「ロンギヌスの毛抜き」を持ってきてくれました。
エヴァンゲリオンの毛抜きを見た川田は、「面白い。これは待望です。こんな実用的な槍はないですよ」と絶賛。商品は限定もので、数時間で即完だったそうです。
商品を見た猪子さんが「即完したらまた作らないんですか?」と質問すると、小高さんは「これは限定で作りました。ビジネス的には作りたいんですけど(笑)」と話します。
川田:日本は、カルチャーやプロダクトもあるけども、接続先のことを考えて企画・提案しているんですよね?
小高:そうですね。外貨を稼げるサービスを作りたいって考えると、ファンが2000万人いて、その99パーセントが海外の方なんですね。海外の声を拾うには、ソーシャルは意見を拾いやすいので、「こんな商品は人気がでるんじゃないかな」と考えながらやっていますね。
■チームラボ代表・猪子さんに相談?
今度は川田が、「小高さんから猪子さんに相談とかありますか?」と問いかけます。
小高:我々はものを創り出していなくて、広がっているアニメーションに関連したグッズを作ったり、我々が商人としてプロモーションをしかけて、海外で商品を売ったりしています。一個人として、アニメを創っている人を尊敬しているんです。僕、右脳が全くインスピレーションされないので、絵を描いたら大変なことになります(笑)。
猪子:自分の係で活躍しているから、その係を全うして広げていけばいいと思う。Tokyo Otaku Modeで紹介してほしいもん!
川田:アートをアートとして紹介するのは、また違うフィルターがかかって面白いですよね。
最後に、小高さんの今後に向けたイノベーション宣言について伺いしました。
小高:日本って人工が増えていかないので、外貨をとれるグローバルサービスを作りたいと考えています。第三次産業以降、FacebookやGoogleといったアメリカのサービスにおされていると思うんです。Facebook上でファンを集めても、ある意味悔しくて。日本初の自社プラットフォームで、アニメ・漫画・ゲーム中心だったら作れるんじゃないかなと思っています。
小高さんの宣言を聞いた猪子さんは、以下のようにアドバイスします。
猪子:今やっていることを広めたほうがいいよ。今していることが素晴らしいから、加速させたほうがいいよ。コンテンツ側は立場も変わってくるから、プラットフォームは作らなくていいでしょ。プラットフォームは複数使って、メディアとして世界最大のカルチャーメディアになったらいいじゃないですか。
川田:小高さんのイノベーション宣言は撤回ということで(笑)。
猪子:もうね、淡々とやろう! 集中、集中!
この機会にぜひ、Tokyo Otaku ModeのFacebookページをチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
■震災後の危機感から立ち上がったFacebookページ
Tokyo Otaku Modeは、世界中の熱狂的なアニメファンに、eコマース(電子商取引)サイト「Tokyo Otaku Mode Shop」を通じて、日本のグッズを販売している会社です。「オタク文化で世界をハッピーにしたい」というビジョンのもと、Facebookを通じて日本のアニメ・漫画・ゲーム情報を発信しています。Facebookの公式ページには、2000万件以上の「いいね!」がついています。最近では、フィギアのプロデュース、アニメとコラボしたスニーカーを作る企画なども行っています。
Tokyo Otaku ModeのFacebookは、2011年の東日本大震災後に立ち上がりました。
小高:「日本が世界から忘れ去られてしまう」という危機感があり、「日本は元気だよ」と、情報を発信したくて作りました。アニメ・漫画・ゲームは海外でも人気があるので、流行りを伝えるために立ち上げたのがきっかけです。
小高さんはスタジオに、ゲーム『ソードアート・オンライン』に出てくるヒロイン・アスナをデザインしたスニーカーと、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するロンギヌスの槍を模して作られた、「ロンギヌスの毛抜き」を持ってきてくれました。
エヴァンゲリオンの毛抜きを見た川田は、「面白い。これは待望です。こんな実用的な槍はないですよ」と絶賛。商品は限定もので、数時間で即完だったそうです。
商品を見た猪子さんが「即完したらまた作らないんですか?」と質問すると、小高さんは「これは限定で作りました。ビジネス的には作りたいんですけど(笑)」と話します。
川田:日本は、カルチャーやプロダクトもあるけども、接続先のことを考えて企画・提案しているんですよね?
小高:そうですね。外貨を稼げるサービスを作りたいって考えると、ファンが2000万人いて、その99パーセントが海外の方なんですね。海外の声を拾うには、ソーシャルは意見を拾いやすいので、「こんな商品は人気がでるんじゃないかな」と考えながらやっていますね。
■チームラボ代表・猪子さんに相談?
今度は川田が、「小高さんから猪子さんに相談とかありますか?」と問いかけます。
小高:我々はものを創り出していなくて、広がっているアニメーションに関連したグッズを作ったり、我々が商人としてプロモーションをしかけて、海外で商品を売ったりしています。一個人として、アニメを創っている人を尊敬しているんです。僕、右脳が全くインスピレーションされないので、絵を描いたら大変なことになります(笑)。
猪子:自分の係で活躍しているから、その係を全うして広げていけばいいと思う。Tokyo Otaku Modeで紹介してほしいもん!
川田:アートをアートとして紹介するのは、また違うフィルターがかかって面白いですよね。
最後に、小高さんの今後に向けたイノベーション宣言について伺いしました。
小高:日本って人工が増えていかないので、外貨をとれるグローバルサービスを作りたいと考えています。第三次産業以降、FacebookやGoogleといったアメリカのサービスにおされていると思うんです。Facebook上でファンを集めても、ある意味悔しくて。日本初の自社プラットフォームで、アニメ・漫画・ゲーム中心だったら作れるんじゃないかなと思っています。
小高さんの宣言を聞いた猪子さんは、以下のようにアドバイスします。
猪子:今やっていることを広めたほうがいいよ。今していることが素晴らしいから、加速させたほうがいいよ。コンテンツ側は立場も変わってくるから、プラットフォームは作らなくていいでしょ。プラットフォームは複数使って、メディアとして世界最大のカルチャーメディアになったらいいじゃないですか。
川田:小高さんのイノベーション宣言は撤回ということで(笑)。
猪子:もうね、淡々とやろう! 集中、集中!
この機会にぜひ、Tokyo Otaku ModeのFacebookページをチェックしてみてください。
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番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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