J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。8月7日(火)のオンエアでは、「夏野菜の効果的な食べ方」を、管理栄養士で日本野菜ソムリエ協会講師の中沢るみさんにお訊きしました。
■夏風邪予防に効く野菜
夏風邪予防に効果的な野菜は、ピーマン。ピーマンは色によって効能が変わるそうですが、夏風邪予防に最適なピーマンは何色なのでしょうか?
中沢:夏風邪予防に効果的なのは赤いピーマンです。ピーマンは色によって栄養成分が違うんです。緑のピーマンと赤いピーマンの違いは完熟度で、実はひとつの苗から最初に緑のピーマンができ、それを収穫せずに置いておくと、だんだん黄色っぽくなり赤くなります。どちらが栄養豊富かというと赤ピーマンで、風邪予防に効果のあるβカロテンや、免疫力をあげて風邪をはやく治してくれるビタミンCは、赤ピーマンには緑ピーマンの2倍も入っています。赤ピーマンのほうが栄養豊富で苦味も少ないです。
■おすすめの調理方法
ピーマンのβカロテンやビタミンCの効果を引き出すための調理法も訊きました。
中沢:βカロテンは油に溶ける性質のため、油を使って加熱して食べると吸収力がぐんと高まります。ただしビタミンCは熱に弱いので、熱すると栄養が減ってしまうので、生がオススメです。
別所:これ、どっちの栄養素を摂りたいかで調理法も変わってくると?
中沢:そうなんです。
別所:赤ピーマンのほうがβカロテンとビタミンCが2倍ですが、だからといって緑ピーマンがダメというわけではないですよね?
中沢:緑ピーマンにもいいところはたくさんあります。代表的なのが、血液サラサラ効果です。赤ピーマンに比べ、緑のピーマンは少し苦味がありますが、この苦味成分はピラジンといって、血液をサラサラにして生活習慣病も予防してくれるパワーがあります。栄養面では苦味の少ない赤ピーマン、血液をサラサラにしてくれる効用には、苦味のある緑のピーマンがオススメです。
別所:緑のピーマンのピラジンは炒めても大丈夫ですか?
中沢:大丈夫です。
■ピーマンの苦味が苦手な人は?
緑のピーマンの苦味が苦手という人には、食べやすい方法があるといいます。
中沢:食べやすくするポイントは旨味を加えることです。かつお節や昆布、しらす干し、ベーコン、お肉のように出汁のでるものでしたらなんでもOKです。たとえばピーマンをかつお節と一緒に和えたり、ピーマンを炒めてしらす干しと組み合わせたりすると、食べやすくなります。またピーマンの肉詰めやチンジャオロースにするとぐんと食べやすくなります。苦味に旨味をプラスすると相乗効果「苦旨味」となってやみつきのおいしさになるのでぜひお試しください。
別所:あと色といえば、パプリカも色々な色がありますけど、このパプリカも色によって栄養効果に違いがあるそうですね?
中沢:赤ピーマンの赤はリコピンで、美肌作用があります。黄色、オレンジのパプリカは、βカロテンという抗酸化作用があります、あと紫色のパプリカも最近登場していますが、ブルーベリーで有名なアントシアニンが紫色のパワーなので、若返り効果が期待できます。
色によって栄養も違うピーマン、ぜひ中沢さんオススメの食べ方を参考にしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
■夏風邪予防に効く野菜
夏風邪予防に効果的な野菜は、ピーマン。ピーマンは色によって効能が変わるそうですが、夏風邪予防に最適なピーマンは何色なのでしょうか?
中沢:夏風邪予防に効果的なのは赤いピーマンです。ピーマンは色によって栄養成分が違うんです。緑のピーマンと赤いピーマンの違いは完熟度で、実はひとつの苗から最初に緑のピーマンができ、それを収穫せずに置いておくと、だんだん黄色っぽくなり赤くなります。どちらが栄養豊富かというと赤ピーマンで、風邪予防に効果のあるβカロテンや、免疫力をあげて風邪をはやく治してくれるビタミンCは、赤ピーマンには緑ピーマンの2倍も入っています。赤ピーマンのほうが栄養豊富で苦味も少ないです。
■おすすめの調理方法
ピーマンのβカロテンやビタミンCの効果を引き出すための調理法も訊きました。
中沢:βカロテンは油に溶ける性質のため、油を使って加熱して食べると吸収力がぐんと高まります。ただしビタミンCは熱に弱いので、熱すると栄養が減ってしまうので、生がオススメです。
別所:これ、どっちの栄養素を摂りたいかで調理法も変わってくると?
中沢:そうなんです。
別所:赤ピーマンのほうがβカロテンとビタミンCが2倍ですが、だからといって緑ピーマンがダメというわけではないですよね?
中沢:緑ピーマンにもいいところはたくさんあります。代表的なのが、血液サラサラ効果です。赤ピーマンに比べ、緑のピーマンは少し苦味がありますが、この苦味成分はピラジンといって、血液をサラサラにして生活習慣病も予防してくれるパワーがあります。栄養面では苦味の少ない赤ピーマン、血液をサラサラにしてくれる効用には、苦味のある緑のピーマンがオススメです。
別所:緑のピーマンのピラジンは炒めても大丈夫ですか?
中沢:大丈夫です。
■ピーマンの苦味が苦手な人は?
緑のピーマンの苦味が苦手という人には、食べやすい方法があるといいます。
中沢:食べやすくするポイントは旨味を加えることです。かつお節や昆布、しらす干し、ベーコン、お肉のように出汁のでるものでしたらなんでもOKです。たとえばピーマンをかつお節と一緒に和えたり、ピーマンを炒めてしらす干しと組み合わせたりすると、食べやすくなります。またピーマンの肉詰めやチンジャオロースにするとぐんと食べやすくなります。苦味に旨味をプラスすると相乗効果「苦旨味」となってやみつきのおいしさになるのでぜひお試しください。
別所:あと色といえば、パプリカも色々な色がありますけど、このパプリカも色によって栄養効果に違いがあるそうですね?
中沢:赤ピーマンの赤はリコピンで、美肌作用があります。黄色、オレンジのパプリカは、βカロテンという抗酸化作用があります、あと紫色のパプリカも最近登場していますが、ブルーベリーで有名なアントシアニンが紫色のパワーなので、若返り効果が期待できます。
色によって栄養も違うピーマン、ぜひ中沢さんオススメの食べ方を参考にしてみてください。
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