J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。8月22日(木)のオンエアでは、東京藝術大学に通いながら雑誌の編集長を勤めるharu.さんをお迎えし、その雑誌に込めた思いについて伺いました。
■ドイツで雑誌づくりに目覚める
都市生活をデザインするJ-WAVEのキャンペーン「WOW! TOKYO」の8月のテーマは「TOKYO WONDER」。まだまだ知られていない東京の魅力や、海外にも自慢したい宝を掘り起こしていきます。『STEP ONE』ではジャンルを問わず東京を拠点に頑張っている若き“才能”をご紹介しています。
haru.さんは1995年生まれ。子どもの頃から日本とドイツを行き来して育ちました。ドイツで過ごした高校時代に雑誌作りの楽しさに目覚め、現在は藝大に通う傍ら、同世代のメンバーを中心に制作されるインディペンデントマガジン『HIGH(er) magazine』の編集長を務め、さまざまなメディアで取材を受けることも。
そんなharu.さんに、まずはドイツで雑誌作りを始めた理由について伺いました。
haru.:当時、カルチャーや言葉で自分を表現しきれず、相手に自分をどうやって伝えたらいいんだろうと悩んでいました。その気持ちを何かを作って伝えようと考え、ZINEを作り始めたのがきっかけです。
サッシャ:『HIGH(er) magazine』は、どんな雑誌ですか?
haru.:自分たちの日常にフォーカスを当てて、その中で疑問に思ったこと、私たちが言いたいことを取り上げています。衣装などビジュアルも自分たちで作っています。
■「自分たちのいる世界を、住みやすくしていきたい」
『HIGH(er) magazine』は、紙にこだわって発行されています。
haru.:紙が好きなんですよね。ウェブに載せるとデータとしてどこまでも飛んでいってしまう感覚があって、それがよさでもあるとも思うんですけど、紙の方がものとしての存在感がしっかりあるので、紙がいいなと思っています。
サッシャ:雑誌作りで、どんなことを心がけていますか?
haru.:自分に正直でいることと、仲間を大切にすることです。
これまでに出版した号は売り切れているそうで、最新号の在庫も少なく増刷を検討しているとのこと。次号は2019年1月に出版予定です。
haru.:半年に1回のペースで出版しています。時間をかけて自分たちと向き合ってじっくり作っていきたいと思います。
サッシャ:次号のテーマは?
haru.:アイデンティティーをテーマにしようと考えています。
サッシャ:haru.さんは純粋な日本人だけど、日本とドイツを行き来していたから、アイデンティティーについては悩んだでしょ?
haru.:ティーンのときは崩壊しましたね(笑)。行き来している間も、みんなと違うって言われ続けて、どこにもフィットしない感じがありました。今でも「haru.は外国人だからいいよ」って言われたりして、おさまり場所がないっていうことも、私が雑誌を作り続けている理由です。作っているときは少しでも世界とうまくつながれている気がして、それがけっこうモチベーションになっていますね。
来年、大学卒業を迎えるharu.さん。将来のことを聞くと「何も決めていないけど、この雑誌は続けたい」と話します。
haru.:あまり夢とか目標はありません。今ある興味とか、今やらなくてはいけないことに取り組んでいくと、勝手に道は開けてくると思っています。自分たちのいる世界をもうちょっと住みやすくしていきたいなという気持ちで『HIGH(er) magazine』を作っています。その気持ちを持ち続けていたら、道は開けるかなと思います。
若き才能があふれ出す『HIGH(er) magazine』、気になった方はぜひチェックしてみてください。次号も楽しみです!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■ドイツで雑誌づくりに目覚める
都市生活をデザインするJ-WAVEのキャンペーン「WOW! TOKYO」の8月のテーマは「TOKYO WONDER」。まだまだ知られていない東京の魅力や、海外にも自慢したい宝を掘り起こしていきます。『STEP ONE』ではジャンルを問わず東京を拠点に頑張っている若き“才能”をご紹介しています。
haru.さんは1995年生まれ。子どもの頃から日本とドイツを行き来して育ちました。ドイツで過ごした高校時代に雑誌作りの楽しさに目覚め、現在は藝大に通う傍ら、同世代のメンバーを中心に制作されるインディペンデントマガジン『HIGH(er) magazine』の編集長を務め、さまざまなメディアで取材を受けることも。
そんなharu.さんに、まずはドイツで雑誌作りを始めた理由について伺いました。
haru.:当時、カルチャーや言葉で自分を表現しきれず、相手に自分をどうやって伝えたらいいんだろうと悩んでいました。その気持ちを何かを作って伝えようと考え、ZINEを作り始めたのがきっかけです。
サッシャ:『HIGH(er) magazine』は、どんな雑誌ですか?
haru.:自分たちの日常にフォーカスを当てて、その中で疑問に思ったこと、私たちが言いたいことを取り上げています。衣装などビジュアルも自分たちで作っています。
■「自分たちのいる世界を、住みやすくしていきたい」
『HIGH(er) magazine』は、紙にこだわって発行されています。
haru.:紙が好きなんですよね。ウェブに載せるとデータとしてどこまでも飛んでいってしまう感覚があって、それがよさでもあるとも思うんですけど、紙の方がものとしての存在感がしっかりあるので、紙がいいなと思っています。
サッシャ:雑誌作りで、どんなことを心がけていますか?
haru.:自分に正直でいることと、仲間を大切にすることです。
これまでに出版した号は売り切れているそうで、最新号の在庫も少なく増刷を検討しているとのこと。次号は2019年1月に出版予定です。
haru.:半年に1回のペースで出版しています。時間をかけて自分たちと向き合ってじっくり作っていきたいと思います。
サッシャ:次号のテーマは?
haru.:アイデンティティーをテーマにしようと考えています。
サッシャ:haru.さんは純粋な日本人だけど、日本とドイツを行き来していたから、アイデンティティーについては悩んだでしょ?
haru.:ティーンのときは崩壊しましたね(笑)。行き来している間も、みんなと違うって言われ続けて、どこにもフィットしない感じがありました。今でも「haru.は外国人だからいいよ」って言われたりして、おさまり場所がないっていうことも、私が雑誌を作り続けている理由です。作っているときは少しでも世界とうまくつながれている気がして、それがけっこうモチベーションになっていますね。
来年、大学卒業を迎えるharu.さん。将来のことを聞くと「何も決めていないけど、この雑誌は続けたい」と話します。
haru.:あまり夢とか目標はありません。今ある興味とか、今やらなくてはいけないことに取り組んでいくと、勝手に道は開けてくると思っています。自分たちのいる世界をもうちょっと住みやすくしていきたいなという気持ちで『HIGH(er) magazine』を作っています。その気持ちを持ち続けていたら、道は開けるかなと思います。
若き才能があふれ出す『HIGH(er) magazine』、気になった方はぜひチェックしてみてください。次号も楽しみです!
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番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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