J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』（ナビゲーター：玄理）のワンコーナー「DIANA Shoes NEW LOOK」。7月29日（日）のオンエアでは、シュウ ウエムラ、マーク ジェイコブスなど、 国内外のブランドのパッケージやアートディレクションを手がける、東海林小百合さんをお迎えして、ニューヨークのファッションの傾向を中心にお訊きしました。
東海林さんは「DOT MARC JACOBS」香水ボトルデザイン、「Koh Gen Do」のアートディレクション、ニューヨークのファッションブランド 「Derek Lam 10 Crosby」のボトルデザインなど、さまざまなデザインを手がけています。
■10のスタイルをデザインに
玄理：「Derek Lam 10 Crosby」のボトルデザインは、ニューヨークで生きる女性たちのさまざまな10のスタイル、10の生き方、10の物語というテーマでデザインされているんですよね？
東海林：もともと「Derek Lam 10 Crosby」は、ニューヨークの10 Crosby Streetの彼の最初のスタジオの窓から見える、女性たちのファッションにインスパイアされてできたブランドなんです。
玄理：そうなんですか！
東海林：“窓”というのがキーポイントになっていて、香水のボトルは彼のミニマルなスタイルを体現したインビジブルな白いシリンダーの中に、10のさまざまな生き方を10色のカラーのグラスで表現しているデザインなんです。ネーミングはコピーライターが考えたんですけど、「2AM キス」「サイレント ストリート」などのコンセプチュアルなネーミングが付けられています。
玄理：オシャレですね！ デレク・ラムさんはどんなデザイナーでしたか？
東海林：ニューヨークは競争が激しくて、アグレッシブな方が多いんですけど、いい意味で謙虚な方というか、ソフトにしゃべる方で、かつコンフィデントもあって、話をしているとこちらもすごくリラックスできます。一緒にものを作る過程でも、随所で感動しながらとてもいい雰囲気で仕事が進められました。
■ニューヨーク・ファッションの特徴
東海林さんは通算15年ほどニューヨークを拠点にしていて、2年ほど前に日本に戻りました。そこで、ニューヨークのトレンドについてお訊きしました。
東海林：ニューヨークって、トレンドがあってもみんな思い思いにバラバラの格好をしてるんです。コレクションなどでは流行していたミレ二アルピンクからボールドなストライプとかパターンを取り上げられてるとは思ってますけど、私がいるビューティー・ファッション業界で働いてる人は、みんな黒ばっかりなんです（笑）。
玄理：結局、黒に落ち着いちゃうんですかね？
東海林：「ビューティー・ファッションのユニフォームは黒」なんじゃないかっていう感じですね。黒がそれぞれオシャレで、“その人なりの黒”という感じなんですけど、彼女たちも一つのユニフォーム、アイテムとして着てるんじゃないかと思います。
玄理：逆に、ニューヨークのトレンドが変わっても変わらない事ってありますか？
東海林：アメリカなので、カジュアルなファッションといいましょうか。サルベーションアーミーとか、寄付のお店とかも街角にたくさんあります。そういうのも取り入れて、うまくドレスダウンして自己主張しているのも、ニューヨークらしさの一つかなと思います。
最後に、東海林さんが今後デザインしたいものについてお訊きしました。
東海林：化粧品などは、スペシャリティとしてこれからもデザインしていきたいんです。個人的に映画とか本とかが好きなので、舞台や映画とかに携われるデザインなどができたらいいなと思ってます。
東海林さんの作品をもっと知りたい方は、「SAYURI STUDIO.INC.」のサイトをご覧ください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『ACROSS THE SKY』
放送日時：日曜9時－12時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/
東海林さんは「DOT MARC JACOBS」香水ボトルデザイン、「Koh Gen Do」のアートディレクション、ニューヨークのファッションブランド 「Derek Lam 10 Crosby」のボトルデザインなど、さまざまなデザインを手がけています。
■10のスタイルをデザインに
玄理：「Derek Lam 10 Crosby」のボトルデザインは、ニューヨークで生きる女性たちのさまざまな10のスタイル、10の生き方、10の物語というテーマでデザインされているんですよね？
東海林：もともと「Derek Lam 10 Crosby」は、ニューヨークの10 Crosby Streetの彼の最初のスタジオの窓から見える、女性たちのファッションにインスパイアされてできたブランドなんです。
玄理：そうなんですか！
東海林：“窓”というのがキーポイントになっていて、香水のボトルは彼のミニマルなスタイルを体現したインビジブルな白いシリンダーの中に、10のさまざまな生き方を10色のカラーのグラスで表現しているデザインなんです。ネーミングはコピーライターが考えたんですけど、「2AM キス」「サイレント ストリート」などのコンセプチュアルなネーミングが付けられています。
玄理：オシャレですね！ デレク・ラムさんはどんなデザイナーでしたか？
東海林：ニューヨークは競争が激しくて、アグレッシブな方が多いんですけど、いい意味で謙虚な方というか、ソフトにしゃべる方で、かつコンフィデントもあって、話をしているとこちらもすごくリラックスできます。一緒にものを作る過程でも、随所で感動しながらとてもいい雰囲気で仕事が進められました。
■ニューヨーク・ファッションの特徴
東海林さんは通算15年ほどニューヨークを拠点にしていて、2年ほど前に日本に戻りました。そこで、ニューヨークのトレンドについてお訊きしました。
東海林：ニューヨークって、トレンドがあってもみんな思い思いにバラバラの格好をしてるんです。コレクションなどでは流行していたミレ二アルピンクからボールドなストライプとかパターンを取り上げられてるとは思ってますけど、私がいるビューティー・ファッション業界で働いてる人は、みんな黒ばっかりなんです（笑）。
玄理：結局、黒に落ち着いちゃうんですかね？
東海林：「ビューティー・ファッションのユニフォームは黒」なんじゃないかっていう感じですね。黒がそれぞれオシャレで、“その人なりの黒”という感じなんですけど、彼女たちも一つのユニフォーム、アイテムとして着てるんじゃないかと思います。
玄理：逆に、ニューヨークのトレンドが変わっても変わらない事ってありますか？
東海林：アメリカなので、カジュアルなファッションといいましょうか。サルベーションアーミーとか、寄付のお店とかも街角にたくさんあります。そういうのも取り入れて、うまくドレスダウンして自己主張しているのも、ニューヨークらしさの一つかなと思います。
最後に、東海林さんが今後デザインしたいものについてお訊きしました。
東海林：化粧品などは、スペシャリティとしてこれからもデザインしていきたいんです。個人的に映画とか本とかが好きなので、舞台や映画とかに携われるデザインなどができたらいいなと思ってます。
東海林さんの作品をもっと知りたい方は、「SAYURI STUDIO.INC.」のサイトをご覧ください。
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